こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

日をまたいだところで、伝送交換主任技術者の試験勉強、設備管理の平成9年度第2回の途中から平成10年度第1回の途中まで、例の全問題解答集をチェック。2、3年前勉強した、故障率とか信頼性云々のリハビリをして、就寝。そして夜が明け、見ためた番組録画の整理をし、いざ北関東に出発。小山まではホリデーパスを使うので、誤使用しないよう西瓜をパスケースからさいふにしまっておく。

小山でいったん改札を出たあと、西瓜で再入場し両毛線に乗り換え、佐野を目指す。佐野ではちょうどお昼どきで、というか、佐野ラーメンを食べにここに来たのだ。すぐさま改札を出て、目当ての店があるはずの北側に出る。このへんかな〜と、いかにも旅番組のレポーターがわざとらしく言いそうな台詞を脳内で発しながら適当に店を探すのだが、いつのまに中学校に入り込んでいるようないないような感じ。すれ違う中学生が、ご丁寧にサツアイ。なんか、日本人が本来持っている心の温かさというやつだ。最近は、知らない大人には話しかけないようになどと「教育」されていてもおかしくない今日この頃。小生の近所の中学生なんて、歩道いっぱい広がって歩いて、平気でぶつかってきたりで、失礼この上ない。サツアイするような中学生となんてすれ違ったことがない。でもここ佐野には、まさに人と人との触れあいがあるのだ。おっと、学校の敷地なのかどうかよくわからないところを歩いているうちに、出口が見えてきたので、出て行く。そのあともあぜ道を歩いていくのだが、ここは道路なのか空き地なのか入っていけない私有地なのか、よくわからない感じ。道路の舗装も、つぎはぎだらけ。なんか、20年以上前のうちのふるさとみたいだ。そう、昔はそれで何も問題なかったのだ。それが、大都会では何かの間違いか、おかしくなってしまったのだ。でもここ佐野では、まだまだ問題ないなのだ。ここって、関東なんだろうか。こういう、ほっとできる風景に出会えるとは、思っていなかった。

で、風景ではほっとしたのだが、本来の目的は果たせず、不安は募るばかり。40分近く散策したが、結局店は見つけられずに佐野駅に戻ってくる。ここって、本当にラーメンの町なのか。そういえば、餃子の街宇都宮は、駅で店舗マップが入手できたことを思い出す。というわけで、JR佐野駅改札口周辺を探してみると、旅行商品のパンフがありそうな棚に紛れ込むような形で、店舗マップが置かれている。最初から、これを見るべきだったのだ。見てみると、今まで探していた店はない。駅の北口周辺には、確かに店が全くない。南側の、市街地のほうに店が集まっている。と、市役所の向かいに、第2候補に決めていた店があるので、そこに行く。やっと、店にありつけた。十分、腹が減っている。500円のラーメンと、確か350円の餃子を注文。ラーメンが先に来た。うまい。表現するのが難しいのだが、麺が多面に面取りされてるような感じ。歯ごたえが独特。スープも、あっさりしてて濃すぎず、老若男女が安心して口にできるだろう。チャーシューもなかなか。これをいつでも500円で食べられる佐野市民がうらやましい。40分以上歩いた末にありつけたから、というのもうまく感じた理由の1つではあるが、ラーメンそのものがとにかくオーソドックスで丁寧なのがいいのだ。客層も、高校生からオバサンまで、地元民ばかり。地元に愛されてるからこそ、小生のような観光客にも通用するのだと思う。ただ、店の中が、中途半端な空調だ。蒸し暑いので、食べ終わってお茶を飲んだところで、店をあとにする。駅まで走れば電車に乗れるくらいの時刻ではあるが、せっかく佐野に来たので、散策し40分ほどあとの電車に乗ることにする。市街地は、かなり静かだ。佐野は「家紋の町」らしく、多くの商店にそこの紋章が掲示されている。営業しているかどうかわからない電器店というかたばこ屋さんみたいな店、昔ながらの和菓子屋さんやケーキ屋さん、それにおもちゃ屋さん。ミシン屋さんに、エプロン屋さん。特に、人でごった返しているわけでない。採算が取れてるか心配になるくらいだ。大きなビルには、消費者金融の無人契約機の大きな看板が目立つ。こういうビルに普通の商店が多く入居するような経済力は、この町にないのだろう。この町には、若者が欲しがるようなものはないかもしれない。しかし、何か、生きた息づかいが聞こえてくるような気がする。だから、あのようなラーメンが生まれたのだろうか。この通り、「あいさつ通り」と命名されてるようだ。なるほど、行政ががんばってるのか。どうりで、中学生への教育もしっかりしてるわけだ。人の温かさを大切にする町、佐野の息吹を感じ、町をあとにする。

再び着いた小山で水戸線に乗り換え、結城へ。ハロ☆プロ パーティ〜の夜公演への参戦だ。ちょうど昼公演が始まったばかりの時刻だが、グッズ購入を頼まれてたので、早く着くに越したことはない。建物の中に入っていいかどうかよくわからない感じだが、大丈夫だ。そして、建物の中のホールの入り口のところで、目的の限定アルバムなる商品、自分用を含め4つを無事入手。外は、雨が微妙に降ってる感じの中途半端な天気。時間をつぶすため、近くの某家電量販店へ。マッサージいすの試用をしてみる。昼公演が終了したところで、連れの某GT-R氏と落ちあい、夜公演のため入場。ネタバレはなしとさせていただくが、キャプテンつまり座長のぁゃゃがマサオに「村田…」と誤爆しそうになり、「ムラムラ」するとかなんとか慌ててるとこがおもろい。メロンの曲ではおもいっきり暴れる一方、ほかの曲では聴かせて(=体力をセーブさせて)いただく。ああ、自分はやっぱり、メロン一筋(ハローでは)なんだなぁと実感。もう、汗びっしょり。普段ああいう仕事をしているからこそ、自分にとってこういう時間は大切なのだと思いながら終演を迎える。終演は20:25なので、20:41の水戸線の小山行きに間に合うよう早足で移動。小生は「アンコール」のコール中に着替えておいたが、GT-R氏やその連れらが、歩きながら着替える。♂に生まれてよかったと感じる数少ない機会だ。で、いろいろ話しながら、余韻に浸る。最近のハローのあり方とか、そんな話題。そういえばきょうは、「諸事情」により行けなくなった某相州のモーヲタ氏の代理参加なわけだが、その事情が小生の前でばらされたりする…。次回から、相州のチャーミーヲタ氏と呼ぶことにしよう。

で、最寄り駅に着き、やっと晩飯。いずれにせよ、きょうはかなり歩いた。