日記

おとといの代休。なので、ゆっくりと、でもドキドキしながら待ち合わせ場所の渋谷へ。今日の連れである、ヤスヲタの某氏と合流。「学03」の都バスに乗り、東四丁目で下車。案外知られていないルートなのか、このバスから会場へ向かったのは我々のみ。というか、連れも小生よりここに通っているにもかかわらず知らなかったらしい。帰りはバスがなくなっているため使えなかったが、渋谷接続が便利な人については価値がある路線だ。
開場までは、連れが顔見知りの人と談笑するので、いっしょに。福山に行ってきたばかりで、で今度福知山に行くというかなりのマジヲタらしい。周りのだれもが認めるヤスヲタらしく、気合いの入れように敬服。

開場はやや前倒しだったか。最初に受付がある。1人で来てる客が多い。小生は1アマのラミネート免許証と固定電話の料金明細、電気代の明細（以上3点は身分証明として）、会員証、そして「納税」の控えを見せる。連れはルール通り身分証明だけ見せるが、会員証はお持ちですかと言われたので見せた。昨日連れと電話したとき、会員証も念のため持っていったほうがいいんじゃないかと話したばかりだったわけで、正解だった。なお、今回は前回参戦時(id:shocknin:20050425#p1)と異なり、身分証明書に不自然に指紋をつけるようなことはなかった。で、そのあとに音源販売所がある。小生はかおりんのソロ3作目のアルバムを購入。サイン色紙が小さい。ま、荷物にならないので、これでいいや。

で、食事はえんどう豆の冷製ポタージュ、ローストポークと野菜のミックス、いちごのミルフィーユの3点。あとはフランスパンと、ドリンク一点。小生が飲んだのはカシスオレンジ。前回より食べでがあり、かなり進歩している。少食の連れはパンを残したくらいだ。で、20時10分の50秒くらいで、BGMが変わり、ショウが始まる。食事は完食したが、お冷やを意図的に残しておく。

かおりんとケメ子がデュエットでCarpentersの“Yesterday Once More”を歌ったり、演歌で育ったらしいケメ子が天童よしみの「珍島物語」を歌ったり、普段聴けないものを聴けた。1曲目のデュエットの際のハーモニーも決まっていた。かおりんは、なんといってもオリジナル曲がいい。今日のオーディエンスは一度ここに来た客ばかりらしいが、ケメ子の発言からすると今日の客はおとなしいらしい。ケメ子の「上を向いて歩こう」では、客に一緒に歌うよう促すが、客はおとなしめ。小生はがんばっちゃったけど。というか、ケメ子のときにしろかおりんのときにしろ、客席を巡回する際、客はもっと凝視すればいいのにと思う。成年男子が24歳や25歳の女子から目をそらす理由などないのだから。14000円払ってここに来ているんだし。役者業など幅広い形で活動していくケメ子に対して、かおりんはディナーショウ中心で今後活動していくとのこと。かおりんには落ち着いたオリジナル曲が多いが、今日のディナーショウで魅せてくれたからこそ、ディナーショウ以外の形式でも見たい聴きたいと思ってしまうのが、微妙にもどかしい。

MCでは、かおりんの天然話とか、ケメ子の切ない話とか、アットホームな感じ。最後は2人が在籍した某ムスメ。集団の曲のメドレーでしめる。小生は何度もここに書いたかもしれないが、ケメ子らが入った時点で「モーニング娘。」というグループのコンセプトは終わったと認識している。デビュー後のかおりんがたまたま入ったレコード屋で、結果的に「手売り」をしてしまったエピソードを話していたが、これは手売りの経験というのが、いかに越えられない壁なのかということである。だが、かおりんとケメ子はここから数年、大切な経験をしたと思う。今はそれぞれのやり方で芸能生活をしているが、2人は某ムスメ。集団で頑張ったから今ここにいられるのだし、互いに本当にいい「同窓生」だったと思う。

1時間半くらいのショウ。すごく腹八分な感じで終わる。お決まりのポラ撮影の直前まで、ドキドキしまくったが、2人に言いたいことを言えたと思う。まず黒いビニテがバミってある位置に立って撮影を済ませ、握手しながら話す。かおりんにはディナーショウもいいけど他の形でも見たい、あとなっちコンサートもよかったということ。ケメ子には舞台もすごくよかったけど歌手としての圭ちゃんもいい、と。どっちか一方のファンだと思われたくなかったので、微妙に気を遣った。

帰りの車内でポラロイド写真を確認するが、小生のも連れのもかおりんに寄ってるぞ。バミってある位置に立ったのに。ケメ子が控えめすぎたのか。それにしても、小生も連れも、自分の写真写りの悪さに閉口。余計にまた行きたくなってしまう。