メロン記念日の一連のサプライズ出演と、ロック化計画のあり方について
メロン記念日が、以下のように、BEAT CRUSADERSのサプライズゲストとしてライブ出演しました。
7/17 GG09 @ SHIBUYA-AX(東京都渋谷区)
7/25 SETSTOCK'09 @ 国営備北丘陵公園(広島県庄原市)
7/17の渋谷での出演が、メロンのブログで事後報告されたときは、サプライズで出ることにもそれなりの意味があるのかなと、自分を納得させていました。アウェイの現場に飛び出していくのもいいことでは、といった、好意的なコメントが目立ったように思います。
しかし、7/25の庄原に関しては、自分含め、腑に落ちない思いをしている人が多いようです。ブログでも、批判的なコメントが見られます。マネージャーによれば「大多数」の意見が、そのようなものだったそうですが、その多くは管理人の検閲で落とされているようです。実際、筆者が投稿したコメントも、落とされましたから。(怒)
今回、批判が相次いだ理由を考えてみましょう。近年のメロン記念日、FCイベントを除けば、関西以西はまる1年ごぶさた。西日本のファンにとっては、見たいのに来てくれないと、メロン不足な状態。メロン記念日メンバによる、いかにも満足感充実のブログ記事を見て、かえって神経を逆なでされてしまったことだと思います。「知ってたら行ってたのに」と、不満に思われて当たり前です。東日本在住の筆者も、正直カチンときました。なんで、最初にもっと申し訳なさそうな書き方ができんかったんでしょうか?
たぶん、7/17についてのファンの好意的な声を、メロン記念日はどこか勘違いしてしまったのだと思います。
憧れのフェスに出演し、広島県まで車で往復し、すっかりハイになったメロン記念日は、地方で待ち焦がれているファンのことが頭から飛んでしまったのだと思います。
本日、BEAT CRUSADERS側の演出上の都合という説明がメロン記念日マネージャーからがあり、またメロン記念日メンバも、翌26日になって、ようやく申し訳なさそうなブログ記事を書いてくれたので、少し安心しました。ただし、のどもと過ぎれば…にならないか、相変わらず心配です。先日の「宴」イベントで、多くのオーディエンスからまったく姿が見えないという不手際をしでかし、ブーイングを受けたからこそ、LOFTではお立ち台を使ったんでしょう?そこで、ファンの尊さとか、怖さを、身をもって感じたはずです。
いま、メロン記念日は、「ロック化計画」と称して、ロックバンドとのコラボレーションを進めています。具体的にどんな形を目指しているのか、我々ファンには見えてない部分もありますが、何よりメロン記念日自身のため、コラボ相手のため、そして、メロン記念日を知っている人知らない人、すべてのオーディエンスのためのロック化計画であるべきです。個人的には、今後のライブを原則生演奏に転換すべきと思っています。ちゃんとしたツアーまでカラオケでやるなんて、ハロプロの感覚では普通でも、世間一般の感覚ではおかしなことですから。いまメロン記念日がすべきなのは、後者の感覚を持つことであって、決して10年間で培った「ヲタもだち」を切ることではありません。そのヲタもだちの厳しい意見は、しっかり刻み込むべきです。
今後もなんだかの事情で、事前に報告できないこともありそうですが、それは、何かを背負うことを伴います。今回の一連のサプライズ出演は、ある意味「家出」のようなものといえますが、やり方を間違えると、家出をやめたくなっても、帰ってくる家を失いかねません。
メロン記念日にとっても、ファンにとっても、いまが試練のときです。現状、ロック化計画は、まだまだ10点かなと思います。2010年2月19日に、これが100点を超えていることを、強く祈ります。