こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

まえがき

今年初のメロン記念日の現場だ。エルダークラブ(大人向け公演)も、ワンダフルハーツ(ちびっこ向け公演)も行ってなく、全員集合した本日今年初のハロー!のライブだ。でも、今年初のハロー!の現場、というわけではない。Girl's BOXに出た某メガネさんのバックの2名が、今年初めて見たハロプロメンバだったので。

開演前

夜の部、つまり千秋楽のみ参戦。昼の部が終わりそうなあたりの少し前に会場に着く。わかっていたことだが、いわゆるヲタ露店禁止令のため、会場周辺がすっきりしていた。そのかわり、救済措置として設けられたトレーディングスペースへの列が、すごい。入るのをあきらめた。素直に、会場外の売り場で、あさみとみうなの記念円盤を購入。同時購入特典の写真が切れてるということで、後日発送のため住所氏名を書かされる。売り場は、すいていた。

昼の部に単独参戦した某ベリヲタ氏が出てくるのを待つが、かなり待った。そして、氏がまだグッズを買ってないというので、またまたグッズ売り場へ。しかし、どこが列の最後尾か、すげーわかりにくい。デッキの上のほうかよ。公衆トイレの列を間違えないように。結構並んで、今度はトレーディングポスターや写真などを購入。グッズの種類は多いように見えるが、無駄に写真の種類が多かったり、余計なフォトフレームがついてたり、高価なフォトアルバムとかだったりで、どれを買えばいいかわかりにくくなっている。こういうときは、お得感から日替わり写真を優先してしまう。写真だけなら、出費はしれている。しかし、こうしたグッズも、買う人がいるから成立するのであって、小生の前に並んでいた人は、2万円近くくらい買っていた。必ずしもその人が自分用に買っているとは限らないかもしれないが、後ろに並ぶものとしては、運不運である。人は見かけによらない。どの列に並ぶと早く買えるか、わかるような仕組みがあればなぁと願う。

とはいえ、隣に並んだベリヲタ氏のほうが、買い物が済んだのはあとだったりする。どのみち、恨めしいのは、女性・家族専用レーンの存在である。子供連れ優遇はいいと思うが、女性を無条件に優遇するのは、女性をなめてるようで、かえって失礼に思う。

そのあとコンビニで飲料水などを調達にしに行くが、やっぱしハロプロはこの界隈そのものの色を変えているようだ。メロン記念日含め、普段行くような現場ではほとんど見かけることのない、特攻服が、風物詩といえる。特攻服の是非は別として、推しの人の名前が正面でなく背中に印刷されていては、その推しの人本人に見えなくて、もったいない気がする。

入場後、昨日の転落事故を受け、警備員の多さが目立つ。スタンド席というまぁ糞席の部類なのであったが、最前列は強制ファミリー席になってしまっている。きのう、この高さから人が落ちたわけだから。ただ、報道を信じれば、普通にしかも開演前に、なんでここから落ちるか、にわかに信じがたい。今後、横浜アリーナがここに、防護ネットでも設置するかどうかは、見ものである。個人的な考えを述べれば、分別のあるはずの大人が自業自得で落ちたわけで、何か対策をすること自体過剰反応に思えるが、いろいろ締めつけが厳しいこのご時世、過剰反応しないとかえって叩かれる可能性もあるな。

開演前席に座っていると、カンヲタ有志と思われる方から、サイリューム企画の説明と依頼をされた。青とピンクのを1本ずつと、説明書きが添付されていた。しかし、この有志の方、周囲の人には何もしていかなかった。もう既に持っていることを、透視か何かで見抜いているように見えた。(実際、周囲の人はみんな持っていた。)不思議だ。

ライブ

やっぱし、メロン記念日の「お願い魅惑のターゲット」で、めいっぱい燃えあがった。踊った。この公演全体を「甲子園」とすれば、メロン記念日はまさに、自分の地元代表の試合みたいなもので、特別な気合いが入るのはごく当然のこと。ただ、スペースとか段差とかを考えて、跳ぶのは自重。エルダークラブ全員で歌った「遠慮はなしよ!」も、いわずとしれたメロンのナンバーで、まるで「メロンオールスターズ」といった感じで燃えた。単なるハロー!のライブの一出演者としてそこにいた、のでなく、メロン記念日というグループの存在意義を非常に感じた。まぁしぃのヘアスタイル、すげー形。66人の中の1人として、目立つ工夫をするまぁしぃは、メロン記念日の中のまぁしぃとはまた違った楽しみがある。しばこも、焼きそばヘアでいつもと違う自分を見せていたが、なかなか見つけにくかったかも。

あとは、かおりんやケメ子の出番は、少なかったというか微妙。ケメ子の髪形は結構気に入った。でも、年長組のメンバで特筆すべきなのは、「歌っている矢口真里」への温かい声援の大きさ。モ娘。を退学させられて以来、歌手としては干され続けてきたわけで、特別ファンじゃなくても、なんか温かい気持ちになる。

あとは、カントリー娘。の、あさみ、みうな引退相撲のことを書かねばならぬ。小生がハロヲタになったときの一推しは、りんねとあさみのいるカントリー娘。、のりんねだった。あさみは2推しだったとは言わないが、自分の好きになったカントリー娘。には、あさみが必要だった。303人が立ちあったりんねの卒業式、横浜アリーナの大人数のこの卒業式、どっちがいいとか、比べられない。りんねは、あくまで花畑牧場に根付いていたからこそ、花畑牧場での卒業式しかありえなった。一方、最近のカントリー娘。は、美勇伝だのぁゃゃだの、ほかのハロープロジェクトの人のライブの助演をしたり、あるいは乗っ取ってしまう形での活躍、そして、Gatas Brilhantes H.P.としてフットサルでの活躍がメインだった。そういうわけでは、ハロー!全員が集まるこの会場で卒業式をしたのは、最適解なわけだ。もっとも、ファンクラブツアーもしくはライブの先行予約募集終了後に卒業発表したというフェイントは、批判されるべきであるが。そういうわけで、ガッタスでの思い出を語った内容は、よかったと思う。サイリューム祭り、完璧に発動。あさみの色が青で、みうなの色がピンクだったわけだが、コメントの順番があさみからみうなに移った瞬間、青が一瞬にしてピンクになったのは圧巻。みうなも、そこを拾ってくれたのは、おもろい。みうなは、最後まで、みうなだった。「ハニーパイ」の足シャカシャカも、見納めだ。ひとつの時代が終わったが、あさみ、ほんとうにありがとう。みうな、もうすぐ20歳だというのに勇気ある判断をしたもんだよ。人間としてもっと悩んで成長していってほしい。

モーニング娘。に思う

あとは、モーニング娘。10周年記念隊、CDリリース用の選抜メンバだけでなく、ほかのメンバも入っていたのは素直によかった。中澤ねーさんと、本来の記念隊のメンバであるかおりんは、やっぱし貫禄があっていい。ケメ子も気を吐いてた気がする。正直、小生は2期のメンバが入って以来、モーニング娘。から足を洗っている。手売りでデビューを勝ち得たグループに、よそ者が入った時点で、存在意義が否定されてしまったわけで。(ケメ子含め、個々のメンバを否定するつもりではない。)テレビ番組のサクサクであれば、ジゴロウがヴィンセントに替わり、カエラちゃんが優ちゃんに替わっても、サクサクのDNAは不変であり、サクサクであることには変わりない。でもモーニング娘。は、メンバが入れ替わるたび、名前が同じだけで別ものになってる、つまり新しいアイドルがどんどん消えては誕生してるように見える。入っては出ていくメンバの視点に立てば、卒業ありきで、踏み台というか通過点にしている。それが実はモーニング娘。の存在意義、なのかもしれないが、であれば満9年続いているグループとしてでなく、そのときそのときのありのままを見ていくべきだと思う。「ブランド」にあぐらをかいてきた、どっかの在京球団のようにはなってはいけない。昨年夏のミュージカルのリボンの騎士は、時間が許せば正直見に行きたかったわけで、今後もそういう何かでっかいことを期待したい。10年目に入ったことは、ビジネスモデルとしては、素直にすごいことだと思う。でも、加入したばかりの新人はあくまで新人である。いい意味で、背負っているものの存在を忘れて、やっていくべきだろう。モーニング娘。の元ファン、そして複数の卒業生のファンとして、遠くで遠くで、たまには動向をチェックしていこう。

終演後

会場から出るのに、やたら時間がかかった。昼の部ではベリヲタ氏は正反対のスタンド席だったそうだが、同じような時間を要した。ハロプロの曲を流してると張り紙のあったそば居酒屋へ。けっこう渋い選曲にうなる。で、ライブで歌われたばっかしのモ娘。のアルバムの曲らしき曲(モーニングカレーとかいう曲)で、みんなわき上がる。小生にとっては今回初めて聴いた曲だけど、それなりに表情が驚いたわけで、店の中がひとつになった。見知らぬ客に、ハローという時間を共有した仲間ということで、声をかけられたり。 モーヲタベリヲタ、メロンヲタの違いはあれど、ひとつになれるっていいなぁと思ったひととき。 メロン記念日単独公演もいいが、ハロー!も、いいもんだと思った。

最後に、アヤカの出番が少なすぎて、気の毒。