こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

出発

本来行く予定ではなかったが、午前に別件があり仕事を休むことになってしまったので、午後を利用して金沢に移動し参戦することに。ところが、羽田に着いても、体に違和感。体がどこか冷える。こんなんで北陸に行っては、さらに冷える。空港の某クミンドラッグで、ホカ□ンを購入し、カードラウンジ内で装着し、空の旅。

機内では、わりかしベルト着用サインが消えるのが早かった。すると下にはちょうど、横浜ベイブリッジ。そして、左手に富士山が見えてくる。岡山とか大阪に向かう場合は、右手に見えるわけで、そこからして飛んでいる方向が違うことがわかる。童謡か唱歌のように、地面がほとんど雲で覆われている中、わずかに頭を雲の上に出している。目を離さずにはいられなかったが、ほとんどの乗客は寝ていたようだ。海の上を旋回し、小松空港に着陸。

チェックインし、現場へ

金沢市内経由金沢駅行きのバスに乗り、香林坊で下車し、目的の宿へ。部屋にテレビがあるにもかかわらず、ワンセグの受信チェック。金沢の電波のみ受信可能。で、テレビを見るのはほどほどにし、ハンバーガー店経由で現場へ。

会場・開場

まず「歓迎 中ノ森BAND」の横断幕に驚き。係員に声をかけられる。その用件は、整理番号入りチケット(先行枠)と整理番号なしチケット(一般枠)のどっちを持ってるかということ。後者であることを告げると、整理番号を発行するとのことで、チケットに番号を押印される。40番台。

顔と名前があまり一致していなかった某y氏に声をかける。氏は1桁整理番号。氏によれば、先行枠は30番台くらいまでらしい。で、氏より、横断幕の主がちいたの実家であること、そしてさっきテレビに中ノ森BANDが出てたことを聞かされる。さっきまで宿で石川県の民放4局をザッピングしてたんだが。なんか、フェイントを突かれたようだ。整理番号順に並び始めると、1桁の人は3人のみ。40番台はびっしりなのに。で、ここで急に、どこから来たのかと言いたいくらいに人がやってくる。整理番号すらもらってないのだろう。必死に前に行く気でない客が、ぎりぎりの時間に集まってきたのだ。一方小生にとっては、一般枠でありながら予想外の前から2列目で、まったり見る作戦は潰え、戦闘態勢に入る。前にいるy氏と話したり、そしてお隣の地元客に声をかけられたり。秋にあった金沢医科大の学祭ライブにも行った客が、ここに結構来ているようだ。

EU・PHORIA

ハコ側はEuphoriaと表記してるが、どう書くのが正解なんだろう。さいたまと同じような衣装だった。新人バンドの演奏なわけで、クォリティを追求しちゃいかんのだが、少しずつ調子をつかんでる気はした。

Bonus Track

地元のバンド。関東での公演はEU・PHORIA以外はすべて正式出演者の扱いだったが、この公演は中ノ森BANDのみが正式出演者で、他の対バン相手は前座の扱い。男子4人組で、ドラムが後方にいるのは普通として、前方にギター、ベース、ギターがこの順で並んでいる。そして、ベースと下手側のギターの人がメインヴォーカルを取っていた。結構ユニークな編成といえる。下手のギターの人が跳びまくったのか、シールドが抜けるようなトラブルがあったが、気を取り直してパワフルにステージが進んだ。そして、Bonus Trackのファンの応援もすごい。男女関係なしにぶつかってくるから、小生も頑張ってしまった。

http://free.from.jp/bonus-track/

中ノ森BAND

そして、Bonus Trackのファンのテンションが、中ノ森BANDでも続いてくれたのが正直うれしい。もちろん、中ノ森BAND目当ての客も頑張ったし、なにより中ノ森BAND自身が頑張った。20時過ぎから21時過ぎくらいまで1時間強のステージ。セットリストも宇都宮やさいたまとは変えてきた。でも、うれしいのは、音がちゃんと出てたこと。当たり前のことなのだが、何か今まで大人の事情があったのか。セッティングにもアホみたいな時間を費やさず、普通にメンバが出てきて、普通にセッティング。ちいたのハイハットがうまく固定できてなかったようだが、ちゃんと固定して気を取り直す。キーボードが以前よりは聞こえたし、そのぶんサポートギターがちゃんとサポートに徹してた感じがする。ベースも、聴けば聴くほど、かっこいい。文子は、ヴォーカルがパワフルなのは言わずもがなで、「煽り」ができるようになったと思う。ちいたのドラムは、安心して聴けるのだが、やっぱし自分の庭といえるハコだけあって、気持ちいいパワーが聞こえた。フロアタムを上手に使えるドラマーだなぁと、改めて気づかされた。なお、グッズのタオルが売り切れたとのことだが、ちいたのお母さんだったかおばあちゃんが、20本タオルを買われたらしい。

あと、ネタバレをしたくないので詳しく書かないが、さいたまではカヴァー曲の「キスしてほしい」で盛り上がり、オリジナルの曲との落差が問題に思えた。でも今回は、オリジナル曲で十分盛り上げることができた。当然「キスして…」もすごく盛り上がったが。これは、あらゆることがうまくいったからだとも言えるが、なにより中ノ森BANDが、やるべきことをちゃんと具現化できたこと、そして「ライブで育った」からでないだろうか。ちいたは最後、スティックを客席に投げてた。小生が見た限りでは、初めてだ。

終演後

ドリンクカウンタやグッズ売り場の周辺はすんげぇ人だかり。ようやくドリンクを受け取る。Bonus Trackの物販ブースも、見たかったがあきらめる。ドリンクのペットボトルには、本日のライブ用の、オリジナルのラベルが巻いてある。サイン入りが5つ存在するようだが、小生はハズレ。近くにいた人が当たったので、サインの実物を見たけどね。入り口で、EU・PHORIA中ノ森BANDのアンケートが配布されており、このツアーで初めてアンケートを書く。中ノ森BANDを「育てる」には、公式ブログへの書き込みをしたいところであるが、手書きのアンケートも、本人らに伝わると思う。

寄せ書きを書いたりして、ちょうど中ノ森BANDの出番の前に到着したという京の某氏と3人で、香林坊*1の小料理店(?)で打ち上げ。京の某氏は京まで運転しないといけないので、アルコールはy氏と小生がビール小びんをはんぶんこ。ひれかつが、うまい。加賀野菜っぽい煮物も。夕方の件のTV出演は、MROだったとのこと。「石川さん」はCX垂れ流しだったので違うとは思っていたが、MROなら現場から近いからありえたな。こういうサプライズ出演に、これから備える必要があるな。y氏が画面を撮影した映像によると、ちいたママ(「芳子さん」とテロップ)と5人でのご出演で、時刻出しの時刻は、TVを消しちょうど宿を出た5時20分あたり。まったく、残念すぎる。芳子さんは「中ノ森BAND」とバックにプリントされた特製パーカーを着用されており、けっこう地元でプロモーションをされたのであろう。一方、店では探偵!ナイトスクープを放映してた。おそらく大阪と同じ時間。2人と別れ、宿に着いたとき、時計はほぼてっぺんを指していた。

*1:と思っていたが、あとで地図で確認したら片町だった。