日記
現場へ
平日のライブが多く、なかなか行く機会のなかったメンズショップランジェリーの現場に参戦。どうにか仕事が片付いたものの、どことなく後ろ髪引かれる思いもあり渋谷に向かい、パンで腹ごしらえし、ハコへ。
シーラカンス
結構若そうな4人組。ヴォーカルの人のMCによれば、まだ上京してきて、1年もたっていないという。マイナー調のハードな曲といえばいいのだろうか。ここに来る途中(たぶん渋谷駅からのちょっとした道のりで)キャッチ(セールス)に引っかかったのか引っかかりそうになったそうだ。でも、若いのはいいことだ。今後もっと大きな荒波が来ても、負けないでほしい。
メンズショップランジェリー
8月のかき氷企画(id:shocknin:20060805#p1)以来の参戦で、タイコのおっさん脱退後初参戦となる。太鼓の人はサポートなわけだが、表向きはサポートとは呼んでいなかった。聴いた覚えのない曲もやってくれた一方、好きな曲もやってくれた。いえることは、どんな曲でも「自分のもの」として聴かせられること。そして、ヴォーカルや演奏に、すごく人間味があること。テクニックはあるのだがシーケンサが演奏してるのかどうか聞き分けがつかないような生演奏、も世の中には多いのだが、メンランはテクニックがちゃんとあって人間性もある。だららといって、すごく小難しい音楽をやっているのではない。ただ、素直に楽しめればいいと思う。ただ、このライブを通じてそうだったことだが、平日の開催ということで、オーディエンスの数も「それなり」だった。なかなか、踊りたくても、遠慮してしまった。
ZIG
仙台からやってきたというバンド。メンランのときに遠慮してたとはいえ、それでも小生が目についていたのか、演奏前、スタッフの人がものすごく期待してるような感じでアンケートのお願いをされた。アンケート用紙はご丁寧に演奏終了後に渡された。曲も演奏も悪くないのだが、1回見ただけでは何かが足りない気もした。どこか見せ場とか、あるいは「コードを弾いているんだけどどこかメロディが聞こえてくる」ような個性的な音を出していってほしいなと思った。
コンゴード号
本日の主役。歌詞がびっしり書かれたフライヤーが入場時に渡されていた。路上ライブをよくやっているのか、すごく距離感が近い感じのステージだった。途中、ベースとギターの弦が相次いで切れるというハプニングが起こり、それぞれ、対バンのバンド(どっちもシーラカンスだったと思う)がさっと救いの手をさしのべていた。なんか、こういう音楽家同士の横のつながりを見てると、心が洗われる。この空間には、何百人という人がいたわけではない。でも、ステキな時間を共有できたと思う。
ほか
現場は、だれが関係者でだれが客なのか、ぱっと見ではわからなくなりそうだったが、メンランのヴォーカルのばんこ(あだ名)が、ただの客である小生のところに新年のごあいさつに来てくれた。礼儀正しい人だよ〜ぉ。久々にもかかわらず小生を覚えててくれた模様。小生が行けなかった事情とか、メンランがストリートライブができなかった事情とか、近況とかを話した。終演後、グッズ売り場で、シーラカンスとZIGのシングルを1枚ずつ買ってしまった。500円ずつなら、おみやげとしてはちょうどいい。メンランご本人らはいなかったが、顔見知りばっかしで、みんな円盤を持ってるってわかってたからかな?
撤収後、回転寿司を食し、家路へ。