日記

今日は、某ベリヲタ氏の誘いで、だいぶ前からこれに行くことに決めていたので、これに行くしかなかった。品川駅で某Y氏含む3人で集まり、駅構内で昼食後ロッカーに荷物を収め、初めての会場に赴いたが、このときもしライスを大盛りにしていなければ…と考えると、背筋が震えるような結果に終わった。開場14時、開演15時、終演22時という、どっかのロックフェスに匹敵するような、長丁場だったのである。

前半は、前座含め確か7組か8組くらいが登場。一応の目当てのPerfumeについては、歌やダンスは申し分ない。新曲の発表もあり、ビッグセールスとまではいかずとも、その唯一無二な路線は、十分期待できる。あと、MCの広島弁がより濃くなってる。ただ、そのPerfumeを別にすると、歌を本業としないアイドルがとりあえず歌ってる、という感じの出演者がほとんどであり、前座のPLIMEがいちばんクォリティが高いってどういうことよ。

で、2時間くらいしたところで、20分程度の休憩。我慢できなくなり、300円のコーラを購入。後半の間に、氷もしゃぶり尽くすこととなる。

後半は、Girl's BOXの定番といえる出演者が登場。一部、破壊的な歌唱力を見せつけた人もいたが、収穫もあった。1回ほど見たことのあった尾関美穂が、ぐっと光っていた。良質の楽曲を歌いこなす歌唱力があるのに加え、ことし成人式とは思えない、姉御肌のトークに、客を引き込む力がある。Girl's BOX以外の現場とか、テレビとかにはあまり露出してないと思うが、正直、もっと大きく展開してくれないかと思った。嘉陽愛子や長澤奈央あたりの、定番の出演者のころは、客がほぼ総立ちになり、盛り上がりが増してくるが、小生は氷すらしゃぶり尽くしており、出演者には申し訳ない表現だが、はよ終わらんかと思った。これらの定番の方々が邪魔だったという意味では決してなく、ライブの出演者とか曲目とか時間が多ければいいもんじゃないということである。このあたりの出演者からは、疲れた客を気遣うような言動が時折あった。（嘉陽、長澤のファンの皆様、意味をご理解ください。）

で、ここで衝撃の事実。残り出演者がSHOW-YAとdreamだけになったとき、なんと30分の休憩が宣告される。をいをい、終わるの10時かよ。こんな狭苦しいところで、一時退出もできない環境で、スタンディング客の我々はどう休憩すればいいのか。「休憩」するほうがよほど疲れる。

で、お待ちかねSHOW-YAのステージ。「私は嵐」とか「限界LOVERS」とか、口ずさまずにはいれなかった。そもそもガールズバンド（今は、おばさんバンド）の先駆者で、いまだに現役であることがすごい。クォリティも非常に高い。ロックバンドというと、ギターあたりが普通目立つのだが、SHOW-YAに関してはキーボードがいい具合に鳴っていたと思う。最後、dreamは、この名前で世に出てから7周年ということで、記念曲などが歌われた。不動のメンバで7年近くやっているメロン記念日とは単純に比較できないが、うまい具合に続いてきたなぁと素直に思う。最後はSHOW-YAの演奏で「学園天国」をみんなで歌った、ように見せかけたが、なにげにPerfumeがこっそり消えていた。（宣言した上で消えた出演者もいたのに。）

で、全体的な感想というか反省点をひとことでまとめると、「長丁場」を想定せよ、ということに尽きる。今までの感覚で参加した人は、みな同じ感想を持ったことだろう。今まではスタンディングが基本だったので、今回も1階立見席を取ってしまったが、結局は、プレミアムシートといういかにも特別な席のように聞こえる1階席（8800円）か、2階席（7800円）を取るのが正解だった。座りたいときは座れるし、「休憩」時間に本当の意味で休憩できるし。あと、入場の順序も、指定席の客のほうが先であり、ロッカーにコートを収めてしまって薄着になっている我々には非常に堪える段取りであった。水分補給のことも考えるべし。会場内で少なくとも300円するソフトドリンクを買うことになるが、ここの建前上のルールである飲食物持ち込み禁止を主催者は積極的にアナウンスしておらず、実際持ち込みのペットボトル飲料の飲用は黙認状態。主催者としては、客が飲みものを我慢して病院送りになってしまうほうが、より責任問題になるわけなので、黙認はある意味当然といえば当然だ。次回以降は、それなりに準備を。あと、問題としては、立見席というか立ち見のスペースが限りなく狭く、「休憩」時間の移動がしづらい。なんか補欠みたいな存在だ。小生らは、立ち見としては最前（全体的には後方）だったが、柵の向こう、つまりすぐ前がプレミアムシートのスペースの、通路であり、無意味に客が立ってたまったり、係員も時折たまって、それで客がそれをよけるように移動してたまって、という悪循環で、非常に気になった。曲中の話である。プレミアムシートの客のマナー向上も、大きな課題である。中ノ森BANDが2公演見れる値段である5800円で、この内容は合格点だし、指定席料金でもちょうどいいくらいだ。指定席なら、コインロッカーを使う必要も基本的にない。この公演の2階席程度の値段で2時間弱で終わってしまうどっかの集団のライブに比べれば、良心的である。まぁ、次回以降は、よほど時間的・体力的に余裕がなければ、参加しないだろう。上述したように、ただ多ければいいってもんじゃない。終演後は、音源販売スペースへまっしぐら。尾関美穂さんの面前で音源購入。実は同郷ですと言いながら握手。

終演後は、品川駅改札内のフードコートで、急ぐように打ち上げ（新年会）。上述の今回歌われたdreamの7周年記念曲で、今回のベストアルバムに入った新曲（メロン記念日でいうところのLEATHER的な入れ方）は、dream01が作詞したとのこと。ふさわしいキャスティングだね。非常に、通路やテーブルが狭い。こういうところをこういう時間に、長時間読書とかで占有してる連中は、いいかげん（自粛）んでください。

そういえば、どっかの集団は今日中野でやってたみたいだけど、その集団の「卵」が時東ぁみのバックで2人踊ってたな。今年初めて見る、そのどっかの集団が、まさかこういう場所でこういう形式になるなんて。