日記
仕事場では、いろいろ、戦う。先輩に教えを請うことは別に恥ずかしいことではないです。小生が新人だったころは、恥ずかしいどころか怖かったわけだが、大きな組織においては、「弟子」が「師匠」を見るだけで技を何もかも盗むような方式には限界がある。よその世界を知るには、話をしやすいイキフンが大事だ。
帰宅後、録画しておいた某月某日のトリビアの泉を見る。失敗続きだったけど(バンドの)ZONEの音楽に元気づけられて念願のプロ棋士になって、それから解散コンサートのために持ち時間を使わずに勝ったことがあるという、すごいゾネヲタ棋士が紹介されてた。小生的には、ヲタ度ももちろんすごいけど、なによりも失敗は成功へのプロローグなのだという勇気をもらった。小生には、この大平四段にとってのZONEのような存在は、正直、ない。メロン記念日はデビュー後しばらく干されたあと今の地位を得たが、小生はただ正直にひかれたのであって、別に失敗続きの自分をどうこう変えたというわけではない。大事なことは、だれでも失敗はするもので、成功できるかどうかは、そこであきらめないかどうかである、ということではなかろうか。