日記
昼前に会場に行ってみたが、列が長い。しかし、その列が進む早さも微妙にいいくらいなので、10分か20分くらいで会場に入れた気がする。普段見ることのない鉄道模型が会場じゅうに。今日最初の「ビジュアルステージ」、鉄道模型に関する30分間の上映だったが、お目当てのSUPER BELL"Z(スーパーベルズ)は登場せず。しかし、昼食のため撤収しようとしたところ、どのあたりに登場するかが判明。某メーカー(といってもわかる人にはわかるでしょうが。)のレイアウトの一端に、運転席が。音楽用ハードディスクレコーダとエレキギターが置かれている。ギターのネックのステッカーより、裏も取れる。
JR桜木町駅近くの某餃子専門店が混んでいたので、ガード下のスパゲティ屋に。某ゲームメーカーが運営しているらしい。しかし、どうしたことか、禁煙席は狭苦しい「禁煙室」なる部屋に隔離されており、座り心地もよくない。だいたい、鉄道の指定席だって、数の多い禁煙席のほうが先に満席になるわけで、なのにあえて喫煙者を優遇するのはなぜか。実際、こちらは満席、喫煙可能な席はいくらか余裕がある。頼んだ品も、グラタンパスタなどという時間がかかりそうなメニューであり、実際20分くらい待たされたので、存在が忘れられていないか心配になった。で、シーメーイークー後は、横浜駅界隈を散策。金券屋でパスネットや図書カードなどを確保し、家電量販店巡りをし、ふたたび桜木町へ。
で、今度は並ばずすんなり入場。そして、夕方の「スーパービジュアルステージ」より前に、なんと2回ベルズを見ることができた。「ビジュアルステージ」を避けるように16時、そして「ビジュアルステージ」と重なるように17時より、車掌DJ野月貴弘氏の運転と、保線DJ土屋基氏の保線パフォーマンス(本人らは「運転実演」とブログで称している。)があった。Nゲージのキハ187形を、本物の運転台を模したコントローラで運転するのだが、場所が場所だけに東横線とかみなとみらい線の電車の運転という設定で実演が行われる。土屋氏は今までのベルズでおなじみの黄ジャージに夜光ベストだが、野月氏はモノホン?の制服。東急マークのワッペンが張られているが、腕にはSUPER BELL"Zの腕章。鉄道模型を本物の車両のように運転できるコントローラが存在するという、いい宣伝だと思う。
で、「スーパービジュアルステージ」の後半15分で、運転しながらのライブ(本人らは「運転演奏」とブログで称している。)が行われる。人が多いので、「駆け込み乗車はおやめください」とか、(この場を動かないようにという意味で)みなさんが今いる場所が「指定席」ですとか、ネタをかます野月氏。そして、東横線とみなとみらい線をテーマにした、書き下ろし作品を披露。基本的な音はハードディスクレコーダから出てたのだと思うが、土屋氏は「スコップをギターに持ちかえ」、生演奏。が、土屋氏は最後「中華街」に関するあるパフォーマンスをし、会場がわく。野月氏は、警笛をフル活用。野月氏もそういえば今までキーボードを抱えていたのを、マスコンハンドルとブレーキハンドルに持ちかえていたわけで、日本、いや世界のミュージシャンを探しても、こんなことをするのはおそらくほかにいないだろう。SUPER BELL"Zは、詞、曲、調子、ギャグ、衣装、すべて揃ってできる唯一無比の鉄道系楽団なんだなと、実感。今後どういう形で披露されるかわからないので、ネタバレ回避のためこれ以上の詳細は割愛するが、ネタが尽きそうで尽きないところは、彼らを知らない人のみならず、MOT(e)R MANしか知らない人も必見だと思う。
ライブ終了後は、某車両メーカーの定規やシールを購入し、そして昼にあきらめた某餃子専門店で晩飯を食し、家路へ。