こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

公式解答発表

10日に行われた電気通信主任技術者試験の公式解答が発表されました。
筆者が受験した伝送交換主任技術者試験の自己採点結果、合格が判明しました。

どの科目も100点満点で60点が合格点ですが、

法規:70点
失点は問1から問5までそれぞれ16, 6, 0, 0, 8点。
伝送交換設備及び設備管理:71点
失点は問1から問5までそれぞれ13, 3, 5, 0, 8点。

(専門的能力と電気通信システムは1陸技所持のため免除)

というわけで、マークミスさえなければ合格になります。

法規は、「基礎的電気通信役務」に関すること、電柱の安全係数に関することなどの新傾向の問題での失点が大きかった反面、今まで出たような問題や、電波法の問題で確実に点を稼いだことが勝因につながった形です。

設備管理は、LANやATMなどのネットワーク系の問題による失点が大きかった一方、定番の信頼性の問題や、携帯電話や無線の分野の問題で点を稼げたのが勝因となります。個人的には、問題の解釈に迷うような言い回しが所々見受けられ、細かい失点につながりましたが、大きな影響はありませんでした。

受験生に要求されることは以下3点でしょう。

  • 過去問はきちんとやっておく。
  • 自分の専門分野はきちんとものにしておく。
  • 普段の仕事を侮るなかれ。

一方、問題作成者には、解釈に困るような問題を出さないよう、猛省を願いたい。これは、プロの試験です。解釈が分かれるような問題は、プロの技術文書とは言えません。前回のような特例措置には至らなかったとはいえ、反省はなされていないのでしょうか。模範的な技術者を養成する試験だということを今一度念頭に置いた上で出題をお願いしたい。

何はともあれ、皆様、お疲れさまでした。