読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

芸劇eyes番外編「20年安泰。」

東京芸術劇場が管理する稽古場的な施設「水天宮ピット」で開催する演劇5団体のショウケース的な公演。各団体が25分の尺で未発表作品を上演。三方の客席と背面の壁(兼、搬入搬出口)からステージを囲むタイプのレイアウトで、正面ブロックの上手側に着席。翌日も観劇し、その際は遅刻したためロロを見ることができず、下手側最後列に着席。ロロさん、すみません。以降、特記がない限り本日ソワレと翌日マチネの分をひっくるめて書きます。

ロロ/ロロvol.5.6『夏が!』
人魚的な女子への恋物語。ブルーシートなどの道具や、光を使ったシンプルかつ美しい表現が印象的。物語の切なさをぐっと引き立てていました。
範宙遊泳/うさ子のいえ
人間と動物、どっちが「飼われる」のか?そんな、普段人間が封印している問題に切り込んだ感じの内容に、一種の風通しのようなものを感じました。背面の扉の向こうの世界を爽快に利用するこの遊び心がナイス。
ジエン社/私たちの考えた移動のできなさ
役者が一部を除き、確かにあんまり移動してなかったのでした。台詞は多いけど、言うだけ言って動かない、そんな日本の政治への風刺のように感じられました。
バナナ学園純情乙女組/【バナ学eyes★芸劇大大大大大作戦】
あらかじめ客席に置かれていた使い捨てレインコートは、もちろんバナナ学園のためのもの。演劇でなくて、大人数による演劇的な見せどころの集合体で構成される「ライブ」です。筆者の位置的に、あんまり砂かぶり的なものはなかったように記憶していますが、ステージ上や通路はとにかく激しかったですね。水だの血糊?だのもそうですが、なんといってもパフォーマーの足音がこの大きな空間ではっきり聞こえたことに尽きます。広い通路を水の入ったドラム缶的なものが下手から上手に駆け抜けていく場面が、まさに会場の大きさを味方にしたような感じで、やられましたね。先月の王子での公演で使われた自衛隊の横断幕ですが、オトナの事情か、消すべきみたいなところを墨塗りしてありました。やっぱ、青春!本日は激しい水かけに興奮。翌日は最後列ですが、それでもパフォーマーからの熱気は十分伝わってきました。ただ、座りのためか、客でヲタ芸を打ってたのはほぼ筆者だけでした。本日は、「菊池」こと浅川千絵から、期待に違わぬ不衛生な絡みを受けました。(褒め言葉)そして最後、ステージや通路などの掃除も含めて、ショウタイム。
マームとジプシー/帰りの合図、
台詞の切り方や、傘の取り回しが印象的。キャストの絡み方が高度で、あうんの呼吸を追求。リュックをしょって富士山に上ったという役どころのキャストがいましたが、その人の素直にしだるまっぽい感情表現は、許されるものなら自分のものにしたいと思いました。ただし、ストーリーは飲み込めなかった…。

アフタートークショーが、公演ごとに出演者を変えて行われました。本日は、各団体の主宰者がいろいろ話したり。他団体のゲネや公演を見るところ、見ないところに別れてたのが興味深いところ。ジエン社は王子小劇場の審査に落ちたそうですが、今回を機にチャンスを掴んでほしいですね。「他団体を見ない」派のバナナ学園二階堂氏は、その分を自分の稽古に充てるとのこと。100点主義みたいな感じ。個人的には、手を抜いていいとこは抜いてもいいと思うけど、1ステだけ見る人も何ステも見る人も同じお客様。1ステだけの客がもし粗相を見れば、それは取り戻せない粗相。バナナ哲学です。大きな会場であることと、官営?であるがゆえの制約は、彼らにとって壁の要素も大きかったと思いますが、怒られない程度に最高の破壊をやらかしてこそ、なんぼ。
バナナ学園が自前で主催する公演だと、写真も動画も撮影自由なんですが、今回はその上の事情か、撮影禁止と聞いていたので、筆者が撮った舞台写真はありません。そんなだけに、翌日そこそこちゃんとしたシステムで撮影されていた記録映像が日の目を見るようにしてほしいのですが、どうにかなりませんかね芸劇さん!?
バナナ学園の物販で、円盤を補給。