AtoNO Records Presents artist party vol. 4
椅子に座って楽しむライブ。
第一部は、「日本の四季」をテーマに、各アーティストが2曲ずつを歌う。なお、ドリンクコーナーでは、各組・各季節にちなんだカクテルが用意されていた。
春:mimika…「恋のHAPPY★PEACH」と「くっつきんぼ」
夏:R4 switch…虫捕り網とかで、夏を演出
秋:とっと…童謡の「真っ赤な秋」と、オリジナル曲
冬:十夢世
第一部と第二部の間のつなぎとして、ゆかり(表記不明)という人が2曲。バンド活動しながら、AtoNOのスクールでボーカルトレーナーもやってるそう。
第二部は、「意外性」をコンセプトに、人の持つ心の奥底を表現するのだとか。各アーティストが、この日限りの名義で1曲ずつ。最初、聞いたことないアーティスト名が紹介され始めたとき、どんな人だろうと思っていたが、最後「溝ノ口美佳子」ときて、いかにもmimikaの本名をもじった感じに、少し笑いが起こっていた。
ベンジー(十夢世):「丸ノ内サディスティック」(物販時に聞いたところ、昔歌ってた曲らしい。)
TOT(とっと):「私である為に…」*1
つた かずひろ(R4 switch):「恋はコメディ」なお、R4 switchのボーカルの人は「蔦一博」といいます。
溝ノ口美佳子(mimika):なんと着物(テーマは女将さん)で、「いい日旅立ち」
いやー、四季といいながら、各出演者のパワーはもっと拡がってた気がする。結局、
- mimika / 溝ノ口美佳子
- 1部と2部のコントラストがいちばん大きかったね。mimikaのライブは9割方カラオケだけど、やっぱ生だわ!美佳子のほうは、着物がややでかかったかな。歌が少し緊張気味だった。
- R4 switch / つた かずひろ
- このライブはピアノ、ベース、ドラムの3ピースバンドで、原則同じミュージシャンが通しで演奏したのだけど、このユニットにはピアニストto--ruがいるもんで、彼らのときだけはピアニストが交代。せっかく2人なので、ハーモニーがもっとあるとよかったと思う。曲調も、幅があったと思うけど、その2倍くらいの幅があるといいのでは。
- とっと
- ライブ見るのは初めて。忘れてたものを思い出させてくれる系、の歌で、もう少し彼女の世界に入ってみたい気がした。
- 十夢世
- 初めて見る人で、曲を聴くのも初めて。1部でやった曲、すごく詞の世界が深く、歌い方も、まるで未知の世界を見せてくれるかのような洗われる感じ。セクシーな衣装で歌った2部は、今の芸風でないというけど、彼女に対して何の予備知識もないので、それもまた彼女の深さというか幅の広さとして感じられた。
今回、体を動かすことはほとんどなかった一方、本当の意味で「音を楽しむ」ことができた感じがした。しばらくartist partyの企画はお休みとのことだけど、あんまり凝らなくていいから、続けてほしいな。
*1:あとで知ったが、昔やってた曲らしい。