こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

みちのく(?)へ〜上菅

村田めぐみさん、お誕生日おめでとうございます。メロン記念日の最年長にして、その独自の世界観と芸術観で、いつまでも僕らを楽しませてください。

で、別にムメの誕生日だからというわけではないが、みちのく方面に18きっぷの旅に。とはいえ、東京から郡山まで7000円近くかけて新幹線で行ったということは、何か間違いな気もする。

寝過ごさないように郡山駅に到着し、下車。在来線との乗り換え改札で、18きっぷに1つ目のはんこをもらう。水郡線の乗り場は、○番線とかいう普通のホームでなく、端のほうに別に作られた水郡線ホームというところにある。大垣駅美濃赤坂線専用乗り場と似たようなしくみだ。その間、黒磯行きのE721系電車が来たので、思わずシャッターを切る。

水郡線水戸行きの列車に、ゆっくり目に乗る。110系気動車だ。E130型を期待してたので、正直萎えたが、まぁ、仕方がない。ロングシートしか残ってなかった。9時18分、出発。

そして、安積永盛駅を出て、東北本線を外れ本当の水郡線に入る。田園風景。東京では普通見んような風景。こういう風景を見たくて来たのだ。福島空港もこの近辺にあるようだが、路線が少なくなれば、ただの田舎の空港になってしまうわけで、行く末が心配になる。途中、確か磐城石川駅だったと思うが、10分ほど停車してる間にE130系気動車とすれ違う。うぅ、あっちに乗りてぇよぉ。それにしても、この列車の乗客は、時刻表を持参していて、停車時間などをしっかり把握してる方が多い。小生のように、携帯でちょこっと調べて気が済んでいる客は、少数派に見える。磐城石川駅で、クロスシートに移動。

で、ある筋では有名な磐城棚倉駅に到着。駅名表示板が、地面から生えているローカル線風のタイプでなく、天井からぶら下がってる都会的タイプで、重要視されている駅であることを実感。すると、ここから乗ってこられたと思われる、通りすがりのおっさんが前の席に座り、話しかけてくる。小生の持ってたデジカメについて聞いてきた。メーカーはどこ?とか、何枚撮れるのかとか。撮れる枚数はSDカード次第なのだが、300枚以上撮れる状態であることを説明すると、非常に驚かれた。そのあとは、この周辺の土地の話。小生が東京から来ていることを言うと、そのおっさんも昔東京におられたとのことで、こっちは空気がいいとのこと。そういえば郡山駅に降り立ったときも、ひんやりしたのだが、気持ちのいいひんやりだった。でも、仕事はないし、こっちは田んぼばっかしだけど、かといって農業で利益を得るのも難しいのだという。リタイアしたあとに住むのはいいけど、仕事しても金はできないなぁと。水戸の手前まで、こんな風景が続くのだそうだ。この水郡線も、廃止が取りざたされたそうだが、通学路線がなくなると困るということで、残ってるのだそうだ。線路をはがして敷設し直すには金がかかりすぎるということで、新型車両を導入したとのこと。この時点で、郡山を出てから90分くらいたってるが、車でも同じような時間がかかるし、車だと1本道で福島までも同じような時間で行けるとのこと。でも、年寄りには鉄道が必要だね、と。そのあと、会津地方の話を聞かせてくれた。まず城を見なさい。そして、会津をちゃんと観光するなら最低2泊はしなさいと。で、このあと矢祭山というところを通るのだそうだが、とてもきれいなとこだよと、念を押された。そして、その矢祭山駅の1つ前の駅である、東館駅でおっさんは下車された。なんか、「旅」って感じ。

SDカードが動画でいっぱいになってしまい、矢祭山から県境越えをするあたりの映像を残せんかったのは残念。空気はうまそうだし、地味に観光地だし、食べものがうまそう。合併しない宣言をしてる矢祭町が、どんなとこか少しわかった気がする。で、常陸大子とか、常陸大宮とか、混同しそうな名前の駅が立て続けに。ワンセグは、磐城石川駅周辺では受信できたような気がするが、県境付近ではダメだね。で、常陸鴻巣駅が近づいてくる。2001年9月2日に、メロン記念日が出演したIBS茨城放送の公録のために来て以来だから、約5年半ぶりだが、駅舎を見ると、当時が蘇る。もう、5年以上になるとは信じられない。その間に、メロン記念日にはいろいろなことがあったし、いろいろな思い出ができたのに、駅周辺の風景はそのまんまだ。水郡線の本線を完乗したばかりということより、そっちのほうに感慨。で、せっかくここまで来たのだから、まっすぐ水戸に行かず、上菅谷から分岐してる支線に乗ろうかと思いつく。携帯で調べた結果、行けそうなので、上菅谷でこの列車を降りる。

常陸太田支線

1番線の列車に乗り換え、無事着席するが、隣の2番線には「常陸大宮」行きの列車が来る。小生は「常陸太田」行きに正しく乗っていたわけだが、一瞬どっちがどっちかわからなくなり、一瞬常陸大宮行きのほうに飛び乗ってしまい、慌てて常陸太田行きに戻る。小生が座っていた座席には、新しい主が。気まぐれとはいえ、勉強不足を実感。常陸太田では、微妙に時間がある。駅前は、正直、コンビニとかなく、ひっそりとした飲食店が点々と。閉まっている店もある。本当なら、お金を落としたいのはやまやまだが、時間が中途半端なので、あきらめるしかない。駅周辺を1周。乗るべき列車は、折り返しの列車。これを見送ると、2時間ほどあいてしまい、今夜のライブに間に合わない。バスターミナルも、人の気配がない。正直、この土地の活性化のためには、鉄道がもっと便利であることが必要だ。駅前の観光案内所も、おそらく今日みたいに、暇しているのだと思う。

水戸〜常磐線

で、上菅谷方面へ。ここから水戸の間は、非常に水郡線が混む。乗り換え客も多いが地元客も多い。で、3番線には、待望のE130型がやってくる。女子高生(?)の「新車!」の歓喜の声。某車掌DJ氏がPodcastingで言っていたとおり、音は気動車にしては静かなほうだろう。印象としては、加減速が、勇ましい。駅間距離が短いので、加速するとすぐ減速するのだが、そういうこの路線ならではの事情が勘案されているようだ。水戸駅に到着し、駅ビルでラーメンのセットにありつく。遅めの昼食。1000円のラーメンセットだが、麺がいい感じ。値が張ったが、今夜に向けていい腹ごしらえになった。

常磐線お試しグリーン車

噂に聞いていたとおり、グリーン車扱いになるのはダイヤ改正になる18日からで、それまでは普通車扱いだ。グリーン車扱いにするには、時刻表にグリーン車のマークをつけないといけないので、こういう形になるのだろう。非常においしい話なので、表向きには宣伝されてないにしろ、駅とか車両には、17日までは普通車扱いということを非常に宣伝していて、客も満杯。発車ぎりぎりでは座れんが、15分待つことにより、着席できた。しかし、おもいっきり爆睡したため、友部から我孫子あたりまでの間の記憶がない。

ライブハウスへ

上野下車後、上野SENSATIONというライブハウスに到着。場所がうろ覚えでも、番地がわかれば到着できたが、不安な人はちゃんとした地図を印刷しておいたほうがいいだろう。

で、いちばん驚いたことが、キャパ100人あるかどうかってこと。公式には250人ってことになってるけど、CHELSEA HOTELとかmorph-tokyo(いずれも中ノ森BANDが以前やったとこ)とかより小さく、ここに今のパワーがある状態の中ノ森BANDが来たら、えらいことになりそう。今度行われる中ノ森BANDのライブについては、どれだけ客を詰め込む気かわからぬが、普段チケ運の悪い小生が当選しているくらいだから、金曜はいえ平日ということを差し置いても、相当濃い空間になるだろう。

AMERIGO VESPUCCI

前座。でも5曲で扱いはいい。演奏は発展途上だが、ヴォーカルの人が元気そうに煽っていたのが印象的。

きらぼし

ヴォーカルは、女性で、夢の国系、というかかわいい感じなのだが、演奏が骨太。これらの融合が、独自の世界を作っている。ヴォーカルに不安定さが感じられたが、なんか懐かしい感じで、心に残る。小生を含めたザ☆ボン目当ての客が、すでに最前に張りついて、でもザ☆ボンのタオルは表に出さないで、応援。

ザ☆ボン

今回の目当て。りえのつなぎ、どこで買った(作った)んだろうという感じ。どこかコテコテしたところを見せるのが、ザ☆ボンらしいな。まいこの黒髪、結構気に入った。で、りえは客席に飛び出して煽るわ、新しい振りつけを見せてくれるわ、まいこが今まで以上によく動いて、小生ともかなりの頻度で接近したりで、ひと皮勢いが増していた感じ。そして、新曲「桜陽」を、初公開!東京のファンはまだまだ大阪ほど多くないけど、初公開というのは、何よりのプレゼントで、非常に感激。聴きこめばもっと味わえる曲なのだろうけど、第1印象はまずまずの曲。メジャーデビュー前とは、やはり、違った感じの曲なのだが、力いっぱいで、かつ、甘い感じがいい。

終演後、カーテンの間からりえが飛び出し、さきほど煽られた客の1人にサイン入りタオルが贈呈される。ファンになってくれるといいな。

ナナマーラ

女性ツインヴォーカルのパワフルなハモりに、パワフルな演奏が印象的。煽りもすごい。客にタオルを出すように求めたので、ザ☆ボンのを出したら、「ザ☆ボンかよ!」と突っ込まれた。3列目くらいに下がり、酒を飲みながら楽しむ。どっかで名前を聞いたことがあるようなバンドだけど、でも、初めて見たような。

UPLIFT SPICE

ザ☆ボンの常連さんの1人がもともと好きなバンドということで最前に張りついたが、小生は3列目くらいで控えめに。でも、ちっちゃめの女性ヴォーカルの方が、バーに乗りまくり、煽る。力が、ある。演奏も安定している。バーに乗ってる状態で小生の真上に来たときは、ついつい応戦してしまった。ああ、これがライブなんだなぁと。どっかで名前を聞いたことがあるようなバンドだけど、でも、初めて見たような。

Nude air

振り付けのある曲がいきなりあったりで、客をのせるのに慣れてる印象。言葉で書くのは難しいが、安定性と、ヴォーカルの人のパワフルなキャラは、なかなかいい。

それから

まだ1つくらい、バンドが残っていたが、22時が近いので、撤収することに。ザ☆ボンは翌日の移動のためか撤収してしまっていたが、きらぼしとUPLIFT SPICE、そしてNude airの人にアンケートを頼まれたりCDを薦められたりしたので、1枚ずつ計3枚のCDを買ってしまう。きらぼしのヴォーカルの人とは世間話しかできんかった(音楽的な話ができず)が。UPLIFT SPICEはCDが2枚あって、件のザ☆ボンの常連さんは最新のほうを薦めたが、迷った挙げ句1枚目のほうを購入。2枚目はまたどこかで。Nude airのCDは、丁寧にすでに袋に入れられていた。客はキャパのわりには多くなっていたけど、これだけ小さい空間だと、まさに山弦がいうところの「関所」って感じだね。 ザ☆ボンヲタの皆さん、次は○○でお会いしましょう。

家路へ

シーメイークーのあと、家路へ。眠ってしまい、気づいたら最寄り駅を発車したとこ。次の駅で折り返したが、終電まで上野にいたらと思うと、背筋が震えた。