こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

チェックアウトまで

寝汗を結構かいたので、朝風呂。風呂を出たところで、従業員の朝礼らしきことが行われており、そこには男女関係なく従業員がいるので、おもいっきり裸族の小生を見られてしまう。女性スタッフが必要によって男性エリアに入ることは否定しないが、いくらなんでもこれはないだろう。おばさんでよかったと思わねば。女性エリアに対するガードがしっかりしているわりには、男はどうでもいいやという、女尊男卑な宿だ。カプセルホテルは、そのデメリットをよくわかっている限りは「使える」宿だとは思うが、この宿にはそれ以前の問題があるように思える。朝食は500円、悪くはない。で、そそくさとチェックアウト。

現地へ1

福岡市地下鉄の1日乗車券を購入。天神駅では専用の販売機でしか買えず現金専用の販売機なので、ワイワイカードで買えるところはないかと天神南駅まで行くが、現金でしか買えないと券売機に拒否られた。天神南駅との往復1 kmが無駄足。とはいえ、朝の天神地下街は夜と全く違ったイキフンで、それはそれで趣があった。天神地下街の最大の特色は、暗めの色が使われてること。名駅とか栄しか知らない人にとっては相当なカルチャーショックだ。そういうこともあって、朝とは思えない静けさがいっそう増幅されたように思えた。JR東日本のホリデーパスは確か西瓜で買えたのに、福岡市地下鉄の1日乗車券が現金でしか買えないのは、違和感あり。もっとも、けっこうもとがとりやすい1日乗車券なので、文句は言うまい。

で、西新駅から、会場の西南学院大学までは難なく到着。しかし、整理券配布場所がわかりにくい。校門からはいちばん遠い西南会館という建物なのだが、パンフをめくっても、図がなかなか見つからなかった。入り口もわかりにくい。ようやくそれらしき場所に着くと、先客の方々はロビーみたいな椅子に座っていて、並んではいない。やがて並ぶよう指示が出たが、互いにだれが自分より先に来たか、あとに来たかを意識していて、特にトラブルなし。ぎりぎり1桁の番号を確保。それから連れ何人かと合流。

観光

いったん西南大を出て、連れと4人くらいで繰り出す。1日乗車券の活躍だ。赤坂駅から歩き、長浜でラーメン。400円は安い。替え玉50円も安い。替え肉は食べなかったが同じく50円でお得。替え玉1個を頼んだが、汁は全部飲まず。というか、全部汁を飲む人は見あたらないし、それ以前にあまり味が濃くないのだ。とんこつラーメンと聞くと、こってりしたものを想像する人が多いだろうが、本場の長浜とか博多のラーメンは、こういうあっさりとしたものなのだ。汁はあくまで脇役。いや、正直なところ、汁も全部飲んでしまいたかったのだが、いかんせん店内が蒸しているので。替え玉などの数は伝票とかで管理されていなかったようで、そのへんは自己申告で精算。で、そのあとはライブハウスのDRUMシリーズ(そういう名前のハコがあるわけでないが)を参拝し、天神から地下鉄で西新に戻る。当然中ノ森BANDがやる予定の場所だからなわけだが、メロン記念日も以前来てるしね。

現地へ2

で、ふたたび西南大に戻る。整列の時間だった。整理番号ごとに並ぶ場所はグループ化されていたが、そのグループの中では特に順番通りに並ぶわけでない。で、ここでカメラチェックが始まる。そのあと、移動開始。で、入り口でチケットチェックをし入場。で、この前に整理番号順に並び直すべきなのだが、だれもそうした指示をしない。ということで、整理番号を自分でアピールせねばならない。番号通りに入場されることは、カメラチェックより何十倍も大事なことなのに、ここのセーガクさんはなんだか抜けてないか?で、セーガクさん手作りのライブパンフレットが手渡される。中ノ森BANDへのインタビューが書かれてたりする、結構プレミアムな内容だ。なぞなぞっぽいクイズもあったりして、おもろい。しかし、ここで、あるルールに驚愕。なんと、立ち禁止なのだ。ロックのコンサートだよ。何を考えているのだ。確かにここは、体育館でなく、大教室よりちょっと大きい感じの講堂なわけだが、これは大学の規則なのだろうか。西南大OBの某氏(今日は来てないが)に数日前聞いたところでは、それなりの有名どころの人でないとこの大学には呼べないとのことで、大学の「格調」が高いことは想像がついていたが、これはいくらなんでも行儀がよすぎるだろう。ま、こういうこともあるもんです、と、その場では自分を納得させた。ということで、まるでホールみたいな椅子、しかも30年前の日本人の体格に合わせてできているやや残念な椅子なわけだが、514人を収容できる講堂の3分の2弱が埋まっているように見える。小生の席は中央ブロックの下手側で、前から2列目。連れはもう少し後ろなので、周囲は他人だ。周囲の人の話を聞いていると、中ノ森BANDの所属事務所はどこ?とかいう会話があるので、かなりライトなファンだということがわかる。小生くらいのヲタだと、ライブの定番曲を楽しみにするわけだが、これくらいのライトなファンには、某携帯電話のCMの曲がよく浸透しているらしい。テレビの力はすごいと思わされる。

中ノ森BANDライブ

定刻より6分ほど押して、ライブ開始。緊張気味だけど、文子にしてみてはこの編成でやる初凱旋(1週間前に福岡でイベントに出演してるというが、全員ではなかったのだろうか。)だそうで、緊張しつつもしまりのあるステージだった。岡山のライブでは、ゆっこファミリーの大挙でけっこう和気あいあいな感じだったが、今日はけっこう地味だ。でも、それは悪い意味でなく、飾らない中ノ森BANDのステージなのだ。「ダツマンネラー」の前のインスト演奏がかっこよかったのが、かなり印象に残った。うたはもちろんだが、こういうところがバンドとしての魅力の見せどころだと思う。ライトなファンにも、できるだけの訴求ができたのではないだろうか。70分強で、ライブ終了。

で、運営上気になったことを書いておくと、中ノ森BAND当人らは、どうやら立ち禁止であることを聞かされていなかったように思えた。ステージ上の文子やゆっこが「立って」というような合図を2、3回くらいしてたように見えたので。わかっていて、アンチテーゼ的にやったのかもしれないが、どうもそういうようには見えなかった。思わず立った人は係員に制止されていたし。だとすれば、これは実行委員の大いなる怠慢だと思う。学校のルールで座らせられるのは仕方ないだろうが、その学校特有のルールを世間の常識だと思っているのだとすれば、非常に困ったことである。西南大とは、大学としての格調は高いのだろうが、教育機関とは、常に世間の方を向いているべきであって、そのへんの「勉強」をきちんとしてほしい。ハロプロ(というかぁゃゃ)だと、座ってほしいところは演者の口から告げられるわけだし、逆に今年春のメロン記念日のミュージカルの千秋楽の最後の最後では、メロンの合図で無礼講が発令されて総立ちになった(id:shocknin:20060312#p1)わけだし。ライブは、演者と客のものだ。なにげにパンフに書いておくだけじゃなくて、演者本人にそういう方針を伝えておくべきなのだ。

福岡をあとに

他の連れは、昨日小生が行った店に行ったりするのだが、小生はもう空港に行かねばならないので、会えた人には声をかけて会場をあとにする。福岡空港では航空券を発券し、ラウンジへ。よく調べずに入ったが、小生の持っているカードでは、アルコール1杯とソフトドリンクの択一なようで、ビールを選ぶ。かなり混んでいるが、いちばん奥の席でまったり。で、飛行機に搭乗。途中、居眠り。乱気流らしき揺れもあった。羽田に着いたあとに、トイレ目当てでラウンジに入ったあと、連れの1人だった某氏のメールに返信。ゲートを出て、晩飯のカレー。そして、帰宅。おつかれさまでした。