日記

何度か来たことがあるハコだが、単独ライブとなると、趣が違う。1階のロビーには、当たり前だが、ザ☆ボン以外の物販は出店していない。ポスターもいっぱい。あとは、本日の会場内での撮影録音禁止とかいう見慣れないとげとげしい張り紙も。これがメジャーの世界なんだなぁと思うと、正直ちょっとした違和感があった。

で、2時間いっぱい、ザ☆ボンの演奏がたっぷり。やってない曲を思い出すほうが難しいくらいだ。関東での単独公演は初めてとのことで、小生としても初の単独公演だったが、今までにない盛り上がりだった。りえいわく、「盛り上がってるのこのへんだけちゃうか？」（一字一句は不正確）などと、小生のいるあたりを指さすことによって、全体を煽ろうとしてたわけだが、その後ろの列の客も、どんどん盛り上がってきた感じ。金を払って、ここにいるのである。盛り上がらなくては、損なのだ。悔いのないように、楽しむことができた。

ザ☆ボン本人らも、どこか「芸能人」のイキフン。まいこは今まで必ず着用していたつなぎ（？）でなく、普通の服で、しかも髪形がおしゃれ。かよっこもちょっと変わった髪形。で、なぜかまいことかよっこのマイクスタンドに、ピックが。まいこは素手でしかベースを演奏しないし、かよっこは鍵盤の人である。ツッコミどころ満載といった感じだが、最後に2人が客席に投げた。そう、一種の遊びなのである。小生は、まいこのを1つ確保。ESP製ですかね。もったいなくて、実際には使えないっすね。

あとは、りえのとってもアクティブな動きが、全体のイキフンを作ってると思う。りえの「薫り」がするくらいに迫ってきたし。まいこは「あたしの演奏を見て！」と言わんばかりのせり出しで、指を観察させていただいた。りんごは、今までと変わらぬ演奏。時折声も聞かせてくれたが、ドラマーはどっしりしていてなんぼだ。マイペースを続けてほしい。ザ☆ボンの楽曲の大半は、昔のメンバの作品だったりするが、この4人にとっても似合ってるし、メジャーデビューしたからといっても、いい意味で変わっていない。その一方、今回のシングル曲のうち「星の砂」は、今までの楽曲とはやや違う感じ。新しい門出にふさわしい、新鮮な作風だ。バラードアレンジの「うそっぱちの恋」は、なかなか聴かせてくれた。これから、どんどん荒波がやってくると思う。それを乗り越えるのは、今のザ☆ボンである。約6年前に発足したというザ☆ボン、きっとこのメンバで6年以上は突っ走ってくれるものと、期待したい。

結局、すげー汗をかいた。ザ☆ボンの名前を知るきっかけとなった*1関西方面のヲタとの、ザ☆ボンの現場での（メロン記念日の現場では2回以上会っている人もいたが）初合流となった。本日発売開始のタオルと、サニードライブの円盤を購入。円盤はサイン入りポストカード（？）がついてきた。本日ここに来る前に渋谷で偶然会って引き連れてきた某ベリヲタ氏も、すっかりはまった模様。で、みんなで焼肉といきたかったのだが、いろいろあって足並みが揃うのが遅れたので、時間がクリティカルなベリヲタ氏と小生は離脱し、某ファミレスで打ち上げ。個別会計のできないサマトノ商売な、あの角の店っす。

ともかく、本日、万障繰り合わせてここに参戦できてよかった。あ、アンケート書いてねぇや。

*1:でもライブを見たきっかけはメンズショップランジェリーの対バンとして。