こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

SingRavureなるジョイントライブに参戦。会場のO-CrestO-Eastと同じ建物の階上にあり、ハコとしてはO-Eastよりだいぶ小さい。キャパは200人くらいか。ドリンク代500円を払い、チケットを切られるときに目当ての出演者名を言い入場。切ったチケットが目当ての出演者別に管理されていたが、すでに入っていた客の目当てが特定の出演者に固まっているようには見えず。120番台の整理番号であり、位置としては前から数列目くらい。いい場所とも悪い場所ともいえないような印象だったが、冷房がスースーする。しかし、この整理番号は、結果としてはほとんど意味がないことになる。最前でない限り、番号がいくつだろうと糞番であり、いや、たとえ最前をとれるような番号だったとしても、まったく安泰でない様相を呈したのであった。各グループの出演順にコメントする。

SAMANTHA

女性4名に見えたが、このほかサポートメンバのドラマーがいた。唯一のバンドであり、唯一の生演奏。演奏開始と同時にヲタが暴れ始める。押したり体当たりしたり。いつものPerfumeライブのつもりでいたため荷物を持っていた小生、そして体調の悪かった連れの某ドリヲタ氏は、後ろに下がることを余儀なくされるが、それでも暴れてる連中が巻き込んでこようとする。たとえて言えば、もしメロンヲタがコントロールが利かなくなるとこうなる、といった感じだ。暴れるメロンヲタは下がっているヲタを無理には巻き込まない。しかし、今回の暴徒はまったくお構いなしなのだ。暴れるメロンヲタには「押す」とか「割って入る」、あるいは「流れに乗って移動する」タイプの者が多いが、こちらは明らかな攻撃的な意図を持った「衝突」をしようとしている者ばかりだ。音楽の中身はいい。キーボードのような音がしたが、キーボードがいなかったので、シーケンサなどがあったはずだ。でも、曲がいいし、歌唱や演奏のレベルも素晴らしい。それだけに、こういうオーディエンスが多かったことは残念だ。

NEXT GENERATION

チケットの券面では出演者名に挙げられておらず、飛び入り出演か。長野出身の6人組。開演前から客席上手側でなんやら音源の即売でもしていたようで、元気なサツアイが聞こえていた。小学生から高校生までにわたる構成だが、同時にマイクを持っているのは3人。メンバそれぞれが踊りに集中するか、歌に集中するかという見せ方。踊りはベタベタだったが、歌は案外(失礼!)ちゃんとしてる。4曲くらい歌ったと思うが、最初の1曲が「愛の種」だった。かおりんのディナーショウでの歌唱と比較するのは間違ってるだろうが、振りってオリジナルだったんだろうか。

Chu!☆Lips

女性6人組、と思いきや、男性リーダの「ハマちゃん!!」が中途で登場。このハマちゃん!!はイリュージョニストらしい。女性メンバを巻き込み超魔術を披露。曲にも参加し台詞を披露。メンバのルックスが微妙で、企画モノ臭がぷんぷんするが、新しい形のグループだ。ヲタもそれなりに暴れる。

Kaori@livedoor PHOENIX

女性3人組で、センタを務めるリーダの名前がKaoriというそうだ。文字通りライブドアのオーディションで結成されたそうだが、企画モノに見せかけておいて実力は結構ありそうだ。取材カメラあり。コスチュームのデザインもメンバがしたそうだし、メンバが振りを考えた曲もあった。登場前にデビュー曲の「ハートのエースが出てこない」(キャンディーズのカバー)のPVが流れたが、歌詞のテロップの「やめられない このままじゃ」の文字が強調されていたあたりが、ホリエモン氏の心情を反映しているようだ。新曲(にするつもりの曲)も披露されたが、いかんせんデビュー曲が売れないと出せないとのことで、協力を求めていた。小生的には、何かひとひねりほしい。グループ名からして、既存のメディアには出にくいだろうから、新しいやり方がないとなかなか厳しいだろうが、そこにはホリエモン氏の奇襲策が隠されてるんだろうか。

Perfume

余計な体力を使った末に、ようやくお目当てのPerfumeとなったが、いつものPerfumeのライブより客のたちが悪い。女性客がいた上手側は安全だったが、下手側が悲惨だ。最前をがっちりキープしている客に、無理やり割り込んでくるのがいる。センタ前から2列目くらいにいた我々に、余波が伝わる。2列目だったのが3列目になってしまったりする。SAMANTHAに匹敵するくらいの惨状だ。後ろで暴れる客がいたことは過去にあったが、今回のこれはないだろう。係員がアナウンスしても効果がなかったので、Perfume本人よりダイブ禁止のお願いがあるが、ダイブじゃなければ何をしてもいいと解釈されたようだ。もっと、強いことを言ってもいいのではないか。ん、メロンのバスケシャツを着た客が泳いだり暴れたりしてる。頼む、メロンの名を身につけてこういう恥さらしはやめてくれ。Perfumeの常連客である、某Bで始まるグループ界隈の名物ヲタである某有名踊りスト氏もPerfumeの出番になるやいなや突然前にやって来て、最前にいた客を引きはがそうとし、バトルとなる。(仲間うち同士かもしれんが。)ひじ打ちを恐れつつ観戦。ひじ打ちでいちばん怖いのは、目の周辺を攻撃されることであり、そこに神経を遣わざるを得ず。しかし、Perfumeの衣装は、今までにないような青系の薄手のつなぎであり、その下には胸もとを露出させた衣装を着ている。なかなかアグレッシブな趣向だ。化粧もなんかセクスィだ。Perfumeは「癒し系テクノポップスユニット」というのが小生の脳内での認識だが、こういう戦地においてさらなる癒しの要素があったことが、素直にうれしい。のっちのそばかすが目立ったが、恥ずかしいことではないので、きちんとケアしてほしい。曲としては「コンピュータドライビング」があったのがうれしいが、いままで必ず連続していた「おいしいレシピ」と「スィートドーナッツ」を切り離したのが新しいところだ。持ち歌が限られている中、毎回のステージでどこか新しいところを見せていってほしい。MCにて、連休中は何をしますかという問いに対し、「勉強!」と返したところ、「私たちはウソでもそんなことは言えません。」と、驚いた感じであーちゃん談。勉強の意味というのは、オトナになってからわかるもんです。そのあと客から「何を勉強するんだ」という声があったが、このブログを見ればわかるでしょう。彼女らは地元で営業らしく、充実した営業をしてほしい。

以上、3時間の公演。ライブ観戦というよりはヲタ観戦になってしまったが、結局今回暴れていた連中はだれ目当てだったんだろうか。トップバッターであるSAMANTHAの客が多いのは明らかだが、いわゆるブロウクンウィンドウ理論なのか、いつもはこんな暴れ方をしないPerfumeの客にも飛び火した気がする。暴れることを目的に参戦した客もいただろう。そのほかのグループの客が普段どんな感じなのかは知る由もないが、今回のライブで初めてそのグループを見た優良な客の多くは、中身はせっかくいいのに二度と生では見たくない、という感想を持ったのではなかろうか。それぞれのグループのヲタにも、暴れたくない客、暴れられない客、そして初めて見る客のことを考えてほしいし、出演者本人ももっと強い態度を持って臨んでいいと思う。背中のようなものがベチペチ叩かれる音を聞いたPerfumeのあーちゃんが「1回叩くと細胞が100個死ぬんですよ。」と突っ込んだのは痛快だったが、理性を失っている暴徒からしてみれば「おいしい」ツッコミでもある。ジョイントライブを企画する側に、暴徒対策を考慮してほしい。