日記

中ノ森BAND目当てで渋谷に行く。5組ほどのバンドが出演した中の、トリであったが、トリイブ（という表現をしていいのか？）のCATCH THE TOYなるバンドがちょこっと気になった。ツインギターが奏でる重厚ながらも爽快感のあるサウンドが売りだが、うち上手側の健気な女性ギタリストが、連れの某まめロング氏好みっぽい見てくれであり、多分拾ってるんだろうなぁと思いながら見る。中ノ森BANDの番になり、いつにない高速セッティング。YUCCOが文子に何回か耳打ち。Whateverから演奏が始まるが、曲が始まってるのに目の前の文子がアンプを調整したりカポをつけ直したりで落ち着かず、どうもノれない。TOMOEのギターも、いつもならJCのアンプから直接音が聞こえる気がするのだが、今日はPA経由でしか聞こえず、なんか違和感あり。？曲目のNew Worldから、だんだん脂が乗ってきたような。文子のヴォーカルはもちろん、ギターが炸裂、Marshallがうなる。TOMOEも心なしか落ち着いてきたようだ。ほかの3人も、力が入ってきたように思う。最後、バレンタインということで、パイの実投げ（ドン・キ○ーテの袋から）のセレモニーが敢行され、数個を受け取る。アンコール曲はダツマンネラーでなく、今日2回目のラズベリーパイで、デビューが近いことを思わせた。音が一部打ち込みですね。

終演後は、アンケートを急いで書いて確かYUCCOに渡すが、どうも関係者らしき方々とのサツアイのため、いったんジャーマネっぽいチャンネーかチャンオバのような方に引き離される。すると、近くにCATCH THE TOYの上述の女性ギタリストがなにげに立っているのを発見。アンケートを急いで書き、渡したところ、大いに喜んでくださった。なかなか、アンケートを渡してくれる人がいないのだという。まめロング氏もやっぱりやって来て、話をする。しかし、その間に、中ノ森BANDは、関係者とのサツアイがすんでいたようで、いつもの触れあいの場が繰り広げられている。上述のジャーマネっぽいチャンネーかチャンオバのような方が煙たそうな顔をしていたのに恐怖感があってか、近づきがたいものがあったが、彼女らがなんやら配っている様子。文子とYUCCOが、気付いたように紙袋から、パイの実とはまったく違う、改まったプレゼント（中身は開けていないが、便宜上以後チョコと呼ぶ。）を。これは、正直、うれしい。こういう形で贈りものがあるとは思っていなかったし、こうした真心（あーんどサプライズ企画ができるという心の余裕、たとえ関係者向けに用意されてたものであろうと。）をCDデビューしてからも持ち続けてほしいと思った。が、他の人はメッセージカードのようなものまでもらっていたようで、小生がもらえなかったのは正直悔しい。推しの人からもらえなかったことを悔しがっていた人もいたが、もらえただけ感謝しなさい。もっとも、ステージの進行にしても、チョコ渡しにしても、YUCCOが結構気を配っていることはよくわかった。中ノ森BANDという名前からは、文子を表に出すような思惑が感じられるが、1人のブレインだけでは、組織をうまく運営することは難しいと思う。そこで、YUCCOがよき女房役としてリードしている。事務所主導で結成されたバンドでありながら、バンドとしてよくまとまっており、音楽に対する考え方がしっかりしているゆえんだと思う。極端な言い方をすれば、事務所と対立しようと、このメンバでずっとやっていけるんでないかと。デビューを控えて、これから芸能界の荒波に向かっていこうとしているいま、こういう状態であることはすごい大切なことでないかと。

外に出てからは解散し、まめロング氏と、某ドリヲタ氏とで某安いラーメン店でシーメーイークー。まめロング氏はやっぱり、CATCH THE TOYの女性ギタリストを拾ったらしい。俺って鋭いなぁと関心。（こういう予想が当たってだれかが得をするわけではないが。）今度見に行きましょう。あとは、今後の事業計画を練ったり。