こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

きょうのお勉強

レーダ方程式

絶対利得がGであるレーダの送信アンテナから、電力Pで電波が発射された場合、距離R離れた点における電力密度は
\large \frac{PG}{4 \pi R^2}

有効反射断面積をσとすると、ここで反射される電力密度は
\large \frac{PG \sigma}{4 \pi R^2}

反射された電力は距離Rを隔てて戻ってくるので、戻ってきた電波の反射電力密度Pr
 \large P_r = \frac{PG \sigma}{4 \pi R^2} \cdot \frac{1}{4 \pi R^2}

受信電力Sは、Prに受信アンテナの実効面積を乗じれば求まる。受信アンテナは送信アンテナと同一なので絶対利得はGであり、Sは
 \large S = \frac{PG \sigma}{4 \pi R^2} \cdot \frac{1}{4 \pi R^2} \cdot \frac{\lambda ^2 G}{4 \pi} = \frac{PG^2 \lambda ^2 \sigma}{(4 \pi )^3 R^4}

最大探知距離は上の式から導出可能。早い話、無線工学Bの知識があれば簡単に理解可能。