こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

能登有沙Arisa Collection 2010 〜ちょっぴり早いバースデーライブ〜」

お花が出ていたのでそれの写真を撮ったところで、色紙への記入の依頼があったので、何を書こうか迷いながら記入。開場のちょっと前、会場前でたかみゆきひさこと野口隆行社長をはじめとするスタッフ陣が、これから入場しようとする客を集める。野口さんと、キーボードのとものかつみが、誕生日祝いサプライズのサイリュームを折るタイミングを説明。半分有志の企画で、半分公式な企画といった感じ。その直後、別のサプライズが発動。スタッフ(ジャーマネ?)の原田奈美さんの31歳のバースデイ祝いで、ここで一部の奈美さん推しの方々がサイリューム祭りを発動!アップフロントグループ広しとも、こんなアットホームな現場は珍しいんじゃないでしょうか。
整理番号でだいたい10人ずつ単位で呼ばれ、地下のフロアに入場。3列の座席が用意されており、筆者はなんとか立ち最前列(座席の方も公演中は立ってましたけどね)を確保。上のバルコニーは関係者席になっており、のっちママなどがお越しだったようです。

のっちが「本格的」ではない作曲をしたという「I-MO-TA-RE☆」と「トマトのうた」以外は、すべてのっちのためのスペシャルバンド「ザ・フレッシュウォーターズ」による生演奏(だったはず)のライブ。ハコのキャパは100人程度だったと思いますが、ハロプロ出身者としては異例の待遇。しかも、すべて自分のソロの持ち歌ばかりで、ハロプロ時代というか音楽ガッタスの曲は一切なし、それでいて、アンコールを含めて2時間。CDでは味わえない曲の良さ、きらびやかな衣装をまといながらの激しいダンスと、持ち味を美しい指向性で発散してたと思います。ポッドキャスティング番組の「のもぴ〜プラスティックラジオ」のテーマ曲ももちろん演奏され、OPテーマの「OK! ゲッチュ! 僕の私の模型ライフ」は特に、生の良さが光ってました。「のもぴ〜」の2人の声は収録済みのものでしたが。「ぴ〜」ことたかみこと野口さんは、バーとステージの間で撮影にいそしんでましたね。「午前2:30の彼」では、あのかけ声をやるのが楽しい!

小生は、夜の部だけ参加した、ただのライトなファンだったわけですが、サプライズ企画のサイリュームがきちんと行き渡るよう、有志やスタッフの皆さんが配慮されてたのが印象的でした。「じれった愛」の、とある部分が発動ポイントでした。とものさんの演奏で、ハッピバースデートゥーユーを歌い、ウルトラオレンジが一斉に発光。いわゆる「大閃光」の類の、高輝度で2、3分しか光らないサイリュームでしたが、本人の受けも最高でした。

アンコールで、「じれった愛」を本来の尺で歌ったりしました。告知で「コ・ミ・ケ」と言うところのみんなのシンクロ率が高すぎ。そんなマジヲタの方々に混じって、なんで自分が楽しめたか不明ですが、4枚出ているソロアルバムの2枚以上を聴いたことがある人なら、十分楽しめたかと思います。そうでない人も、かわいい女の子がかわいく激しく踊って歌う様が、普通によかったです。

アンケートを記入しましたが、いつのライブに行きましたか?あたりの、ライトなファン的には思い出しづらい質問が多かったのがなんとも。それより、なんといっても、この公演を見ながら考えていたのは、彼女の出身母体の「ハロプロエッグ」にあやふやな状態で残された子たちのこと。全員が全員、ハロプロの主流である「モ・ベ・キ」(モーニング娘。Berryz工房℃-ute)に入りたいと思ってるわけではないだろうし、「マ」(真野恵里菜)のようにソロになりチャートの順位を気にしつつ役者をやったり、「ス」(スマイレージ)のような方向性もあるかもしれませんが、のっちはそのどれにも該当しない道を進むべくして進むことを許された、ある意味ホンモノのタレント。ライブの規模としては大谷のまぁしぃと同じくらいだけど、そちらは資金力のない中、まだまだカラオケライブ。

人には「やりたいこと」が絶対あるはず。でも、本当に「やりたいこと」ができる人はほんの一握りだろうし、そのできること、できる場所を見つけることができる人も、ほんの一握りのはず。彼女は最後、「もっとメジャーになりたい」という言葉を発しました。同人リリースから脱却しメジャーを目指すこと自体はいいことだと思いますが、なくしてはいけないものをきちんと知っていてほしいところです。

出口で、某なんとか向上委員会の招待券らしきものが配布されていましたが、日程の関係もありスルーしました。