tip of the times

どこか尖ったバンドが5組、三軒茶屋に集結。

TAKESI

2人でベースだったりドラムだったり、あ、ベースは生かと思ったら打ち込みのそれも聞こえたり、「あと何小節」を間違えそうな感じな曲ばかりで、曲の切れ目がない30分。出番が終わって転換中、ヴォーカル＆ベースの人がチョコを配りに来ました。なるほど、アンケートを書いてもらうより、生の声が集めやすいとの考えでしょうか。

桜梅桃李

去年12月19日の新宿での参戦以来。新曲ありーの、以前の曲にも、細かい楽器が細かいスパイスのようにが追加されてーの、どん欲なアートの世界でした。言葉にするのは難しいですが、1人1人の巧さだけでは成立しなさそうで、彼らには何か共通の合言葉みたいなものがあるのでしょうね。多分くじ引きで今日の担当楽器を決めたとしても、彼らなら演奏してしまいそうな気がしました。どっかのぁゃゃバンドみたいに。

高速スパム

ブラスがあると何かが違う。高速すぎてついていけない…ことはありませんでしたよ。

HATENA TAXI

旅客輸送業？とはほど遠い前衛的なパンク。映画に出演したというボーカルの人が、その監督のことを歌ったという曲には絶句。女性なのに1人称が「僕」なのに、どっかのミドリのどっかの後藤さんを思い浮かべたりしました。

打首獄門同好会

その前時代的な名前とは逆に、どこか日常的なテーマでオーディエンスの心を導く3人の野蛮人たち。モッシュもあり。セッティング中上映されてたPVも秀逸で、次に見たら音源を確保するかも？

桜梅桃李のばんばんいわく、ここHEAVEN'S DOORはテクノ系の出演が多いハコなんだそうです。季節の変わり目にふと感じた人間味を持って帰りました。地下に潜るとの話ですが、窒息しない程度にたまには地上に…。どっちみち、これからもここで何かが起こる気がする！