全力投球!! '10夏
- 花団
- DUOのオープニングアクト扱い。作業服姿のドラマーがまず目を引く。が、20分弱くらい、尾崎豊のカバーだの自由奔放でパワフルで楽しいライブは、むしろオープニングアクトだからこそ必要な要素を彼らなりにつぎ込んだんでしょうね。
1時間半ほど、SPACE SHOWER TV THE DINERという場所に離脱して胃袋を満たす。Crafsoulだったかな?とかいうバンドの演奏あり。
- 吉田山田
- 2人組+バックバンドだったんだけど、今回僕が見た出演者の中で、ある意味いちばんバンドらしい結束力が見えた感じ。立ち位置右側の「山田」の衣装含めたパフォーマンスと、対して冷静な「吉田」の絡むトークが楽しいのだけど、歌がそれに負けてないというか、歌は覚えてないけど、その場を楽しめた。
- Bluem of Youth
- 押していたDUOの吉田山田を抜け出して、こっちには遅刻。「雷波少年」でおなじみの「ラストツアー」を歌い終わるところで、残念。曲調は必ずしも好みじゃないけど、サポートミュージシャンなしでこんなに厚みがにじみ出るライブを、久方ぶりに見た。
- タイナカサチ
- 1人でピアノ弾き語りで、そのためかバラードが多め。単独ライブはバンドでやるというので、気が向いたらそっちに行くかも。ピアノでバラード、というスタイルを見て、筆者は正直「柴田あゆみ」がいつかこういうライブをしてくれればなぁと思い続けたりした。
- BLiSTAR
- 曲調は良くも悪くもサビ重視な感じだけど、良い部分の方がずっと多かったと思うし、いい意味でピンパンの持ち味を残してる。うっすら打ち込み音源が聞こえたけど、そこをRINA様のギターで補えるようになってほしいな。
- 久宝留理子
- アンプラグドなバックバンドを従えて。でも、全体的にロック。今日ここに来る意義があったな。
- cossami
- 女性2人のおっとりユニット。
- THE NEUTRALと、セッションライブ
- 20分以上押してた気が。セッションライブ、出演者少ない。
以上、所々見どころがあったものの、2年前の夏と比べると、どこか物足りなさと、窮屈さも。それぞれの出演者が、自分らの「ワンマン」に足を向けさせることがこのイベントの意義なわけだけど、筆者的には逆に、気にしてるけど単独ライブには足が向かない程度のアーティストを楽しめることに意義があったかなという感じ。