檻の中の懲りない女たち
全席自由席なので、蒸し暑い階段上で開場20分くらい前から待機。なんとか最前を確保。名前の通り小劇場。火事になったら閉じ込められそうな間取りです。
あらすじだけの台本しか与えられておらず、出演者がアドリブを入れ込んで作りあげたという芝居。2通りのキャストがあるうちの、本日12時の部、B team公演を観劇。
芝居に慣れてない人もいたのか「噛む」ところも目立ちましたが、そんなに難しいストーリーでなく、全体の流れからすると、枝葉のようなところを楽しめました。半月程度しか稽古してないようですが、よくここまで見事に仕上げたもんです。
所々、ダンスのシーンがありましたが、青山路代さんが、ほかのキャストよりも余裕を見せてましたね。表情も。
本編は10分押しでスタートし、80分の公演時間。そのあとアフタートークショーが10分強くらい。それから、キャストが客席エリアに入ってきて、顔見知り同士がサツアイしたりしゃべったり。出口で、1000円のサントラCDを購入。
もう1つのチームの公演も見たくなりましたが、実際に行くかどうかは別です。
トークショーの最後、各キャストからの告知の機会、座長格だったエジリーナこと江尻奈々さんは「仕事ください」とのひとこと。チケ代3000円で、この立地条件で、これだけのちゃんとした内容、それなりにコストはかかってると思います。大きな会社に所属せずにこういう世界で生きてくことの厳しさを感じさせます。