大人の麦茶十七杯目公演「タイガーブリージング」
1回目、12時開演の部を観劇。最前のおもいっきり上手、主演の石川梨華さんの真ん前の席でした。彼女の役名が「あゆみ」(鮎美)なのが、メヲタ的に皮肉だったり。
舞台は上手と下手がそれぞれ、互いに向かい合ったマンションの部屋という設定になっており、筆者のいた上手側は、石川サイドの部屋。非常に見応えがありました。すぐ前に彼女専用のいすがあったり、男2名が張り合う緊迫感と迫力のあるシーンがあったり、そして、リアルに涙流してました…。それでいて、大人の麦茶ですから、笑いの要素もあって、損のなかった1時間55分でした。自分が好きでないものに助けられることもあって、自分を案じてくれる人は大切にするべきで…。
一方下手側は、吉川友さんや仙石みなみさんの拠点。斜めから見たこの2人のうち、仙石さんは、いろんな意味ではちきれてました。吉川さんは、どこかで見た覚えのあるような踊りをするなどして、淡い光を放ってるかのようでした…なんかタンバリンを持ってるかのよう…。(そこはアドリブだったらしいですが) 「メロン記念日物語」のヤマシゲ役が記憶に新しい並木秀介さん、今回も強面でしたね。 深寅芥さんは、相変わらず、何か謎を匂わせるような役が似合います。
終演後、大人の麦茶として初めてのトークショーあり。司会は、体調の都合で降板したという中神一保さん。「上手側」から石川さん、宮原将護さん、「下手側」から仙石さん、座長の池田稔さんが登場。好きなシーンなどについて軽くトークしました。 メロン記念日を見送ったあとの筆者としましては、特に気負いすることなく、素直に楽しめました。大きく息をして、毎日を過ごしていきたいですね。