こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

メロン記念日 FINAL STAGE “MELON'S NOT DEAD”

ついに、惜別の時間が来ました。

先日の地方公演と異なり、DJ ARAKIの前座はなし。開演は定刻の13(ひとみ)分押し。

映像効果がすさまじい。「ステルス」というスクリーン装置(このあとの公式オフ会で名前が判明)をバリバリに活用。2008年夏の「四次元ジャック」ツアーのようなチープ感がなく、映像やスクリーン位置や、上映内容と曲とのシンクロ感が最高でした。ドライアイスを使ったスモークも、近年のメロン的にはご無沙汰だったと思います。

ちなみに「ステルス(STEALTH)」はHIBINOが扱っているLED式スクリーンの商品名で、資料は下記。
http://www.hibino.co.jp/visual/catalog/pdf/data01.pdf

そして、メロン記念日の歌いっぷりが文句ない。ちゃんと集大成をやれたと思います。1曲1曲に、その当時のメロン記念日や、自分自身のことが重なって思い出されました。

1つだけ気になったのが、「ピンチはチャンス バカになろうぜ!」で、メロン記念日がオーディエンスのほうでなく、ビデオカメラのほうばかり向いてたように見えたこと。ステージ上をピエロに扮したカメラマンが、2人歩き回ってました。まぁ、激しいチケット争奪戦の結果、ここに来たくてもこれなかったヲタモダチを含めた、7月発売のDVDの視聴者全員を見てたというとらえ方もできます。でもなぁ、この曲では、タオルぶんぶん振り回してほしかった。

収録用のカメラは、基本的に放送用のグレードのちゃんとしたカメラで、ステージのすぐ下には、レール式ドーリーも。「四次元ジャック」のような、いわゆる「パパママカメラ」による悲惨につぶれた映像は二度と見たくないわけで、DVDには、内容を余すところなく、高画質高音質で収録してほしいところです。

トークコーナーは、いい意味でいつものメロン記念日。気負いがありませんでした。村田さんが「皆さんの人生の一部になれた」という発言をしましたが、実は沖縄ツアーのときに僕が彼女(と、柴田さんにも、斉藤さんにも)に宛てた手紙に「人生の一部」というキーワードを書いてたりするので、それを意識したのかも。斉藤さんには加えて直接そう言ってたりします。村田さんは、先日のFCツアーでもいちばん泣きそうで、今日もフィルムコンサート終演の瞬間からずっと泣きそうだったとのことでしたが、泣き崩れることなく、4人とも最後まで気丈でした。

あと、今後に関する話は以下の通りです。一字一句は正確ではありません。文体も違います。

柴田:

実は、解散発表の日の近辺に兄が倒れた。でもその兄は今日ここに来ている。今後のことについて相談できる相手だ。歌の力がすごいことを感じている。だからこれからも歌を続けたい。

大谷:

何でも飽きる私が、歌だけは10年間飽きなかった。自分が目指していた、人を癒せる歌手の道を1から目指す。アイドルは今日でおしまい。アーティストになる。個人でブログをやっていく。

斉藤:

メロン記念日以外で芸能の仕事をする続けるつもりはないので、引退する。「普通の子」として、ほかの3人を応援する立場になる。違う幸せと記念日を見つけていく。

村田:

表現者として生きていく。いったんリーダーを下りた身なので不安だが、1人リーダーで頑張っていく。

大阪と名古屋は、アンコールが“ALWAYS LOVE YOU”と「スキップ!」だったのですが、今日は“ALWAYS LOVE YOU”で終了。もちろん、これで終わろうという雰囲気なし。そこで来ましたダブルアンコール。有志が企画したサイリューム点灯企画の曲、“ENDLESS YOUTH”がやっときました。大阪と名古屋では本編に入れられてた曲であり、今回はやらないのかと解釈した一部のオーディエンスが“ALWAYS LOVE YOU”で点灯させてしまったくらいなので、やってくれてほっとしました。スクリーンには歌詞が映し出され、改めて内容を噛みしめさせていただきました。田舎から上京し夢を追う内容で、まさにメロン、そして我々のこととして…。確か斉藤さんが「サプライズをありがとう」と、このサイリューム祭りのことを拾ってくれました。

ここで再びメロンがはけたのですが、ここからが、関係者向けセットリストに載っていなかった(このあとの公式オフ会でそう判明)という、真のアンコールでした。スクリーンの表示が切り替わり、トリプルアンコール発動、「This is 運命」を改めて歌唱し、メロン記念日の全歌唱が終了しました。幕は名残惜しさもなくさくっと下り、その瞬間、メロン記念日は歴史的人物となりました。でも、湿っぽい感じはなく、メロン記念日もオーディエンスも達成感みたいなのを共有できたかと思います。解散発表のあった2月19日のライブで、泣き崩れるヲタモダチが多かったのとは、対照的でした。

3時間半の長丁場、ホールコンサートなのに、汗びっしょりでした。

このあと、チーマネ公認オフ会のためさくっと移動。一部のヲタモダチにちゃんとしたご挨拶ができなかったのが心残りなのですが、「一生ヲタモダチ」であってくれることを信じています。