こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

メロン記念日 10th ANNIVERSARY LIVE 【生誕3654日感謝祭】

メロン記念日の文字通り10周年記念日。400円のボツタクリロッカー(1人分しか入らない)に荷物を詰めてから入場し、前から2列目で上手側に陣取る。

2階には一般客の他、ムメ父の村田えびす氏やら、長くジャーマネを務めた平野れう子氏、開演直前には顔にマスクを着用したいかにもタレントっぽい人も。1階には収録用のカメラもあり。ほぼ満員だった感じ。ただ、お花があんまし出ていない。THE COLLECTORSや日刊スポーツ以外、どこから出てたっけ?

ライブですが、後半のロックゾーンに入るまでは懐かしい曲が多かった感じで、飽きが来ない。当のメロン記念日曰く、最近は昔の曲をやるとき振りをはしょってきたけど、今回ははしょらずにちゃんとやったとのこと。どうりで今回はしっかり見応えがあったわけだけども、言いかえれば、最近は全力でライブをやってこなかったということ。昔のDVDを見て復習したとのことだけど、過去あんましそうした復習をしてこなかったメンバもいた模様。ここ1年くらいのライブで、どことなく胸がつっかえる思いを感じることが多々あったけれども、その種明かしを聞かされたような感じ。ここ1年の「ロック化計画」が、それだけハードだったということなのでしょうか。そういう問題じゃない気もしますが。

余興として、村田博士のコーナーが7年ぶりの復活。総合的に見れば10周年をほどよく振り返る内容だった感じ。

そして、後半戦に突入したけど、どうも歌がしっくり来ない。まるで「暖機運転」のような感じ。正直、練習不十分。みんなが待ち望んだ10年を振り返るライブを、セットリストが異なる他2公演も控えてるのに、たかが1週間のリハで迎えた結果なのだから、残念だけど納得。

そして、アンコール。10周年のお祝いモードに浸っている1300人(マスコミ発表値)のオーディエンスが、一気に谷底に突き落とされる瞬間。それは、Hitoからの解散宣言。10周年を節目に、自分らで決めたとのこと。筆者は正直、その場では受けとめることができず、それから最後まで、ただ聞いてるしかなく。普段から、いつ発表されてもおかしくないことだと思ってたのに、今回に限って心の準備ができていなかった。でも、その解散宣言はあまりに、さらりとした言い方。4人が自信を持って行った選択なのでしょう。

CDを出させてもらえない時期あり、出せるかと思ったら一般発売なしでジャケ写撮影も自社の会議室(スタジオすら取ってくれない)だったり、浮き沈みがあって、そのことをあまりに赤裸々に話してた今日の公演。最近の手抜き振り付けも、今回の不十分なリハも、きっと彼女らの本意ではないと信じたいし、だからこそ、解散を決めたんだと、信じたい。いろいろ詮索しても、どうせ本当のことはわからなく、ただただ、発表されてることを信じるしかないのが、僕らファンのThis is 運命

終演後、ロビーの一角にテーブルが用意されてて、パソコンを打ってる人たちが2、3人いて、ただのスタッフかと思ってたのだけど、どうやらプレス席だった模様。(日刊スポーツをはじめとする各メディアから解散の記事がどどーっと発信。)女性客の数人に1人くらいは、すすり泣き。CD売場でさくっと、今回出たアルバムを買ったけれども、ほどなくCD売場、グッズ売場の双方に、長蛇の列。

何はともあれ、まずメロン記念日当人に、残り少ないステージを、納得のいく内容にしていってほしい。メロン記念日が本気出さないと、僕らは応援できんのですから。