メロン記念日 2009おつかれライブ〜ネコ!ネコ!ネコ!〜
本日発売のメロン記念日ロック化計画第5弾シングル曲「メロンティー」で始まったこの公演、ロック化計画で今まで生まれた曲も当然やったのですが、その背後に忘れかけられていた曲がほどよく入っていて、終わってみれば、特別な企画もない、たさない引かない、いい意味でただただのライブで終わった2時間でした。こうした久々の曲たちをリハでいきなり歌ったら、振りが衝突したりしたそう。結局先生に言われたとおり、ワンフレーズずつ合わせたそうです。
1年前の東京でのシングルマッチ公演では、デビュー曲からシングル曲を発売順にやったのですが、これに続く持ち歌がもらえるか、不安だったとHito談。それから今年になって、ロック化計画という、バンドとのコラボシングルの話が来たのだそうです。
来年2/24に出るという、ブルーハーツのトリビュートアルバムにメロンが「キスしてほしい」で参加するそうで、元ジュンスカ森純太がサウンドプロデュースとのこと。このステージで初披露されましたが、中ノ森BANDバージョンを何度も生で聴いた筆者としては、もっと振り絞るものがほしいなといった感じもします。
2月の10周年記念ライブ3公演は、すべて別々の内容になるとのこと。特に大阪昼公演は2004年まで、夜は2005年以降の曲を中心に据えるそうです。
オーディエンスのマナーですが、ビークルとのコラボ曲で止まらないサーフとダイブが見られました。大事には至らなかったようですが、いくらかしょっぴかれてたかも。一方、一番荒れそうな「運命」で、特に悪い様相が見受けられなかったことにはほっとしました。部員BBSなどにドカンと書いてた人がいましたが、いくらかは効いたのでしょうか。
あと、メロンは、翌日のカウントダウンに来れない客を気遣ってる感じでした。むしろ、来れない客に挙手させてました。夏のツアーでは、連ちゃん参加するのを当たり前だと思うかのような発言をしたメロンでしたが、変わりましたね。
最後に、残念に思えた点。ロック化計画をやってるのだから、今度こそは生演奏かと期待して毎回入場してるわけですが、ステージにバンドがないのを見て毎回あぁ…とがっかりしてるのが事実です。そして、開場から開演まで1時間は長すぎます。この程度のスタンディングのハコなら20分で十分。そしてメロンは我々オーディエンスに対し、皆さん踊りは上級者ですけど最近のライブでは踊ってないですね、というようなことを言ってましたが、このスタンディングの人口密度では踊れるわけありません。本人らはスタンディングのライブをやるのが好きなのかもしれませんが、オーディエンスにとっては、犠牲にしているものもあることを認識してもらいたいです。
どっちみち、メロンの調子は文句なしですし、飾らない構成もいいし、この1回きり公演にメロンもオーディエンスもみんながひとつになれたかと思っています。
グッズは開場前に購入済でしたが、実に列の進みが遅かったです。終演後はコラボCD最終作のCDを購入。1作目から揃えた客に贈呈されるボックスを入手。