アリスタ!TV
1回目と2回目のみ参戦。出演者がゲームとかしたり歌ったり…の70分〜80分程度のイベント。
小倉唯と石原夏織(2人あわせて、ゆいかおり)は、初めて生で見ました。歌も演技もどっちもそこそこやっていく感じ。顔立ちがとてもはっきりしてました。
ゲストは、新人声優の三澤紗千香だったのですが、終わってみれば、彼女がいちばんいいところを見せた気がします。なんと彼女も、他の出演者と同じように歌を披露しました。持ち歌がないどころか、歌手活動自体をしてこなかったところに、今日ここで、人前で初めて歌うというサプライズ企画。自分のデビュー作の主題歌「キミシニタモウコトナカレ」を歌ったのですが、意外にいい感じ。本業の素養を活かして、いいところから声を出してるので、あとは、伸びやかさを鍛えれば歌でもやっていけそうな気がします。ガヤの収録について、オフマイクでやるべきだと(芸能界では先輩だけど声優としては後輩の)のっちにアドバイスしたそうです。また、「ジョジョ立ち」などを事あるごとにしているそうですが、それが演技の勉強につながっているような感じがしました。筆者は声優業界をあまり知りませんが、結構賢くやっていけそうな雰囲気を感じます。
のっちこと能登有沙は、ホストとしてぐいぐい引っ張っていったわけですが、ゲームでかいた絵とか、さまざまな声色の使い分けとか、随所で個性を発揮していました。最後、なんとまさかの新曲を2曲披露。うち1曲は、2次元に恋する女の子視点の歌詞で、まさにのっちそのもの。これら2曲含めた、自作詞曲数曲を収録したミニアルバムを「冬コミ」に向けて制作中なのだと。歌唱力は正直おぼつかない部分がありましたが、ダンスのキレは群を抜いてました。衣装も、「婦警のっち」だったり、歌のときは黒と白でフリルで…という、これまで見せてこなかった感じで、おいしかったです。ハロー!のDNAを見せつけたかのようなダンスに、ハロー!では見せてこなかった芸風やら衣装やらで、今後の可能性を感じさせてくれました。ガンダムだのマクロスだの話題にしましたが、それに詳しくないとついていけないことはなく、理屈抜きで楽しませてくれました。
公演時間、1回目は80分、2回目は70分くらいでした。そのためか、2回目の握手会のほうがゆっくりでした。4人の並び順が、各回で違ってました。のっちは、「ありがとうございます!」とか「頑張ります!」といった、いたって無難で普通の返答で、売りはあくまで、終始笑顔であること。一方握手会も初めてだったという三澤紗千香は、表情はやや硬めでしたが、こちらが言ったことに対してちゃんと考えて返答してる感じで、初めてとは思えない感じでした。特段すごい反応をしたわけではないのですが、非常に素直。勉強熱心で、ものの理解が早い人なのかもしれません。声優業だけでなく、歌もやっていくつもりだそうです。細かく書き出せるほど今日の内容を覚えてるわけではないのですが、いろんな意味で賢い子だと思いました。
アップフロントスタイルのスタッフって、いろんな意味で自由なスタイルでやってる感じがしました。そんな環境の中で、のっちにも何かから解放されたような兆しが見えた気がします。のっちの新曲を聴けたり、三澤さんに多少興味を持てたり、いろいろ楽しめました。
ゲームでかいた絵を争奪するジャンケン大会で、いいところまで行ったのは、惜しかったなぁ。
物販コーナーで、のっちの同人誌(第2号)を買いましたが、バックナンバーを復刻してもらえんもんですかね。うpしないでねって書いてあるけど、買いたいのにもう存在しない創刊号については、なんとかならんもんでしょうか。あと、チケットを1週間前に送ってくるのは、正直困りますね。平日、郵便屋さんが来るような時間に帰宅できない人は、いっぱいいますから。