こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

松浦亜弥コンサートツアー2009秋〜想いあふれて〜(札幌編)

当面ツアーをやらないというぁゃゃ、今日が休止前のラストライブ。筆者のようなライトなファンが見て楽しめたんですから、本当にいいライブなんだと思います。昼の部は1階13列で、夜の部は19列。昼の部は18列までしか椅子がなく、後方が封鎖されていて驚き。夜の部は22列まであり、19列から後方は1段高いので、最高の視界。普通にコンビニで買ったチケットなのに、神席でした。入場客数は昼夜それぞれ、400人弱、500人弱くらいかなと思います。

  • セットリストがいい。
  • 生演奏。
  • 専売特許?の歌詞飛ばしも控え気味。(変な表現ですが)
  • オーディエンスへの気遣い。

筆者の中でのアイドルとしての推し序列はメロン記念日のほうがはるかに高いけど、ライブの内容は正直こちらの勝ち。ぁゃゃは、とってもわがままなのだけど、バンドとかスタッフはちゃんと応えてる。昼の部でリクエストされた「そう言えば」(だったかな?)が思い出せなくて、スタッフがノートPCで急遽聴かせたり。曲を作った寺田先生がこの場を見てたら何と思うことか。夜の部のリクエストコーナーでは、本人が歌うのを嫌がっていた最新シングル曲「チョコレート魂」を、出番でなかったダンス&振りつけのYOSHIKO先生がいきなり現れてリクエストして歌わせてしまう(当然、オーディエンスも先生に味方)演出あり。結局、大盛り上がり。これまでの公演でもそうしてたけど、ベースのかじやんが、メンバ紹介でぁゃゃをいじる替え歌を歌ってたのも、何か胸がすく感じ。まさに、顧客満足優先。

夜の部ではバックバンドのメンバが場面転換のシルエットで踊るやら、アンコール1曲目の「笑顔に涙〜THANK YOU! DEAR MY FRIENDS〜」で、バンドメンバが本来と違うパートについてたり、もう何でもありで、本人らも楽しんでるけど、オーディエンスも大盛り上がり。(この手の演奏家って、複数の楽器ができるのが普通みたいですね。)

今までもそうだったのですが、時間が押しそうになったとき、必ず、オーディエンスを気遣って「電車とか飛行機に乗り遅れないか、大丈夫ですか」、最悪「乗り遅れても知りませんよ」という趣旨のことを言ってましたね。特に今回は、遠征客はそもそも日帰りできないような時間に設定されていたので、個人的には冗長に思えるくらいの気遣い。当日中に帰れるかどうか判断がつかないようなぎりぎりの時間設定で開催して、そして何の断りもなく押していくメロン記念日やその周辺スタッフには、ぁゃゃの爪の垢を煎じて飲ませたいところですわ。

夜の部は、ダブルアンコールあり。バンマスきくちゃんのギターだけを従え、初めての持ち歌「100回のKISS」を歌う。まさに、想いあふれて。8割か9割は道外の客だったみたいですが、この歌をリクエストされないようにすべく、おまいつでなさそうな道内の客のリクエストを聞くようにしてた感じです。

今後当面、ツアーという形ではライブをやらず、作品創出に専念とのこと、だけど、TV出演や、ツアーでない形で人目につくようなことはどんどんやっていきたいとのこと。振付師のYOSHIKO先生をわざわざダンサーとして引っ張り出したのは、ぁゃゃの集大成ということと、そしてこの楽日が先生の30代最後の日だということで、拝み倒して出ていただいたそう。もう1人のダンサーのMIHOさんも、仙台でダンススクールを切り盛りしてるらしく、毎週遠征していただいた形。いい意味でみんなが刺激しながら、妥協せず、そして、信頼関係があるからこそのドッキリも織り交ぜ、最高のツアーを最高の形で終えられたと思っています。

ちなみに、夜の部は有志企画でサイリューム祭り、それも本編とアンコールで別の色で執り行われました。昼の部終了〜夜の部開始までは雨で、入場客の手がふさがっていて、必ずしもすべての客にサイリュームや説明書きが行き渡らなかったくらいに(筆者はサイリュームだけもらえた)企画者にとってはハードだったと思います。しかも、1人各色2本ずつですし、すごいことです。ぁゃゃが拾ってくれてよかったですね。

いろいろ書きましたが、打ち上げの場で、このライブの余韻だけで2時間持ったことが、すべてを象徴してるかなと思います。筆者がぁゃゃのFC会員でい続けるかどうかはわかりませんが、ヲタでない層にも訴えるものを創りあげてくれると期待しています。