猫目倶楽部2 -夏だ！海だ！バカンスだ！-

三好絵梨香主演の舞台。15時と18時半の部を観劇。

安直なタイトル（キャッツアイのパクリ？）の割には、いい意味で笑えるポイントがあって、いい意味でいろいろ考えさせるポイントがありました。難しいこと考えなくても、見れる内容でした。同じ制作陣（劇団「空間ゼリー」）によるメロン記念日主演のUNO:Rでは不満もいくらか残ったけど、筆者にとっては、空間ゼリーの名誉挽回になったかなと思ってます。約100分間ずつ、楽しませていただけました。

フライヤーなどでは一見、ありふれた戦隊もの？に見えるのですが、実際は「心」で何かを気付かせるストーリーで、だれも死なずにじーんとした締めくくり方という、だれでも安心して見れる芝居に仕上がってました。もしかしたら続編もあり？UNO:Rでは演出に徹していた深寅芥は、今回役者としても登場。メロン記念日との共演も多いつつみかよこは、まるで歌ってるような声。パンフに、2009年CDデビュー予定と書かれていたので、その点も気になりました。主演の三好さんは、いかにも現代っ子って感じの役が板についてきたように思います。

コテコテのテーマ曲も、猫目倶楽部を演じてる3人にそういう素養があるからこそ、かな。

ハロプロの研修生、ハロプロエッグから出演した2名も、うまく求められてるものを演じてたと思います。特に「あさひ」役の吉川友が、ありえない役を素直に演じてた面に、見入ってしまいました。好奇心旺盛、あまり人の話を聞かない、でも純粋。言葉で書くと何のことやらという役を、自分のものにしていましたね。

物販は、空間ゼリー、椎名法子、主催のアップフロント勢の3つに別れてて、まずアップフロントのところで、パンフや写真を購入。UNO:R同様FCカードとか使用不可でしたが、三好さんなどのFCが存在しない以上当然かも。椎名さんはCDだけ売ってたみたいですが売り切れ。

そして、外では空間ゼリーの物販…。なんか祭りのようなイキフン。思わずTシャツ買ってしもた。空間ゼリー俳優陣と、主宰で脚本を書いた「つぼふみ」のサインをパンフにいただいてしまいました。ほんとうに、ありがとうございました。

もし「猫目倶楽部3」があったら…どうしましょうかね。そのときは、そのときで。