日本海側鉄道の旅、2日目
敦賀へ
福井から敦賀まで、電車で向かう。北陸地方のJRはレトロ、いやオンボロ車両の宝庫だ。ただ古いだけではなく、うす汚い。今庄で新型電車とすれ違ったけどね。自分はその路線から旧型が絶滅するまで、旧型ばかりに当たるジンクスがある。福井駅内で見た越美北線のキハ120型気動車も、古くないはずなのに、塗装が褪せていた。同じJR西日本でも、広島支社管内の車両は、古くても手入れが行き届いているように見えるが、北陸のはどうも、単なるオンボロでしかない。そんなに金がないんだろうか。
小浜線
で、全面的に新型電車の小浜線で東舞鶴を目指す。この10時ちょうどのスジは、臨時便らしいけど、さすがのおいらにも、旧型は寄ってこない。車内は満席。クロスシートはあったけど、そこには、なぜか窓がない。ロングシートに着席。小浜までは、海があんまし見えない。多くの客は、小浜で下車。電車は粛々と東舞鶴まで走る。
東舞鶴から
駅北側の通りを歩く。いくつか食堂のような居酒屋のような店あり。夜はバー営業に切り替わるっぽい「レストラン ほりえ」で和風牛丼セット680円。制服のセーガクの客も、昼から飲むおっさんも。結構静かな街だね。
で、食事をすませ、乗った綾部行きは 113系湘南電車。シートは昔ながらの硬いボックスシートだが、手入れは行き届いてる。先日行った広島でも、古くてもきれいなJRの車両が気持ちよかったりしたんだが、今回は金沢支社と福知山支社の落差を見せつけられた形だね。
で、綾部で乗り換えた福知山行き電車は、色が違ってたけど、まぁ悪い印象はなし。で、福知山に着く。
福知山
待っていた豊岡行きは、まさかの223系。旧型車両吸引機のおいらに当たったということは、旧型全廃ってことなのか?ちょうど当日、某氏から、223がこの界隈に進出したことを知ったばかりだったが。以前乗ったような、うす汚くて汗臭い113系を覚悟してたので、得した感じ。
福知山支社管内では、1977年のキハ47型気動車以来31年ぶりの新車とのこと。大都会では考えられない話だけど、何がそうさせてきたのだろうか。どのみち、キレイな車両に乗れるのは大歓迎。大事に使ってほしい。有識者によれば、223系の5500番台と呼ばれてて、初期の京阪神地区の223系とは違うのらしい。そいえば、こっちにはワンマン設備あるしね。