日記
2階席で、おそらくすぐ前はファミリー席。音響は、ハーモニクスが響かない、スカスカサウンド(「スカ」ではない。)。なんか「横から」というか「漏れてる」音を聞いてた感じがする。視界的には多少おもろいんだけど。
本編のMCコーナー、本日が誕生日である話題から入り、そして「皆さんが私のファンであることが、周囲からどう思われているか知りたい。プライベートについて聞いてみたい。奥さんに逃げられた人、彼氏に逃げられた人、皆さん1人1人と面談をしてみたい。」(一字一句は不正確)と語る。是非、してほしいもんだ。
3枚目のアルバムが出るあたりまでのキャピキャピアイドルソングも、それより後のアーティスト路線の曲も、どっちもバランスよく。下手に過去を否定しない。過去も最近も、自分の持ち歌であり、自分の積み重ね。だから、2006年以降のコンサートが、素晴らしいと思えるのね。
「ダブル レインボウ」みたいな直立不動で聴いてしまうような曲があることは、世間一般にはほとんど知られてないだろう。でも、彼女はにわかにそういう歌を歌ってるんじゃない。「デビューから7年+にわか」で歌っているのであり、いや、「22歳+にわか」だからこそ歌えるんだと思う。
アンコール時のヲタ企画の青サイリューム祭り、ぁゃゃが出てきて吹き出してしまったので、認識はされたんだろう。でも、それが霞んでしまうようなサプライズが、ここで起きた。アンコール1曲目(「LOVE涙色」だったと思う)が終わり、なぜかもう1回演奏が始まる。ん?と思っていると、エアあやや芸人のはるな愛が突如登場。しばらく立ち上がれないでいる本人の驚きぶり。お約束のケーキ顔突っ込みを本人に続けてするわ(クリームは少なめに盛られていた模様)、念願(?)の生歌生演奏でエアあややをするわ、文字通りおいしいところを持っていってしまってたのが正直すごい。エアあややはテレビで見たことあったけど、本来の振りつけと違うので、まねしづらかった。でも、こういうスタッフに恵まれてるのはいいことなのでは。本人、今後の路線に、苦しんでるかもしれないけど。粛々とやりたいことをやっていってくれればいいのでは。