こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

平成最初の年に解散したC-C-Bの再結成ライブ参戦のため、いざ大阪は曾根崎へ。飛行機代が安い便を選び、昼をまたぐようにHND→ITMへの移動。普通この路線は777があてがわれるところだけど、小ぶりの767だった。で、天候などの理由で、しばらく空港内でまったり。で、今回は初めて、伊丹市営バスでJR伊丹駅に出て、そこから大阪駅へ。某国の国家主席が来た関係で、路上の警備がものものしい。JR伊丹駅のバス降り場から駅までは、いくらか雨をかぶるようにできている。阪急の駅はそうでない感じだったけど。大阪駅に着いてから、ラーメンを食べ、なるべく地下道で現場にアプローチ。しかし、現場最寄りの出口を出ると、すごい雨なので、ついに傘をさしてしまう。

だがしかし、お初天神通りのアーケードがほどなく現れる。会場となるハコには、客が列をなしていたので、すぐにわかった。番号順に並んでいたのではなく、番号が呼ばれるたびに入場する方式のため、面識のあるK氏に声をかけたところで話し込む。というか、いろいろ偶然があり、複数名のK氏のお連れさんと話し込む。番号も近いので、ほぼ同時に入場。物販コーナーで先にC-C-Bの円盤とTシャツを購入。Tシャツのデザインは特に気に入ったわけではないが、今夜の着替えに必要なのでね。現金がかなり少なくなったよ。で、ホールの中は結構な人。互いに番をしあいながらトイレに。トイレの場所を聞いた相手が、よく見るとmimikaの事務所の社長だったりした。

で、ライブの内容は、ネタバレ防止の観点から詳細を略させていただく。ダブルアンコールまであって、1時間50分程度だったね。時間的には物足りなかったけど、言い方を変えれば、もっと曲を聴きたかったということ。まず演奏面についてメンバ別にコメント。

渡辺さん
ベース担当でリーダ。C-C-Bといえばまず、シモンズのドラムを叩く笠さんを思い浮かべる人がが多いと思うけど、実は渡辺さんが、ユニークな音づくりにかなり寄与していることに気づかされた。1曲目、あの代表曲のイントロを聴いて、そのようなことをはっと思った。演奏をテレビ越しで見るのと、ライブ会場で見るのは違うね。
笠さん
今回は「普通の」ドラムを使っていたけど、それでもC-C-Bのサウンドを見事に出してた感じ。リズム感がさすがだし、ドラムセットのあらゆる構成要素をフル活用してたのは、普段からそこそこライブに行っている小生の目から見ても、芸術中の芸術だ。しかもボーカルもとるわけで、間違いなくいちばんの重労働をしてたと思う。
関口さん
ギター面では役割分担の関係で、サポートの丸山正剛氏のほうが目立ってしまうのだが、ボーカルではユニークさを出してたね。実は3人ともボーカルがとれる(3人ともやや苦しさが垣間見られたけど。)バンドであることに気づいた。昔テレビで見てた限りでは正直笠さんの印象が強かったけど、実は各メンバのうまいバランス感で音ができていたんだね。往年の名曲のどの音(声)をだれが出してるかわかって、有意義だった。

ボーカルについてもう少し突っ込んで書くと、、関口さんは「渋い」の担当。笠さんのあのハイトーンボイスも、ハイトーンのまま深みが増してた感じ。渡辺さんのボーカルは、パワフル担当。MCは渡辺さん主導。で、あんましろれつが回らない関口さんに突っ込む感じ。笠さんは他の2人よりもMCが控えめ。たぶん重労働の笠さんには休憩が必要なのだろう。関口さんのボケで正直間延びした感じはしたが、それは、心臓を悪くしてたことと関係あるのだろうか。音楽家とは、言葉とかを超えた、感性の仕事なのかな。80年代っぽくゆるくやるというスタンスだったらしいが。ロシア語で素晴らしいを意味するхорощоという語をやたら連呼していた。

で、今回キーボードはおらんのです。キーボードの音がないと成り立たない曲には、打ち込み済みの音源で対応してた。関口さんは、フルメンバを集めたかったと言っていたが、先に脱退した自分がそんな声をかけるのは…という感じ。

で、再結成アルバムの1曲にボーカルで参加しているmimikaが途中で登場した。CDでは数人の女子がボーカルをとってるようだが、mimika以外のことには触れられず。C-C-Bをテレビ越しに見てきて、そしていまmimikaを生でよく見に行っている小生としては、実に不思議な取り合わせなのだが、見事にちゃんとなじんでいた。C-C-Bの休憩という名目でmimikaだけの曲も2曲。でも、まぁ、主役より盛り上がってはいかんので、名刺代わりの位置づけですな。

C-C-Bのライブは今後も予定があるけど、行くかどうか迷ってるなら、行くべしと言っていい内容だ。終演後はmimikaが物販に立っていたが、狭いし、買うものもないので軽くサツアイして撤収。

それから、上述のK氏や、お連れさんの方々と安く打ち上げ。りゅうファン、mimikaファンが、入り交じった4名で。解散後心斎橋で銭湯に入り、23時50分のドリーム号に乗り込む。10分早いプレミアムのほうに乗ればよかったかなぁ。