こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

津山さくらまつり

宿でおにぎりと豚汁を食べる。豚汁は、具をすくうようにおかわりする。で、チェックアウトし津山城へ…向かうのだが、津山城の城郭の中は、入場料がかかる。でも、桜は無銭エリアでも十分楽しめる。正直、やや葉桜気味であるが、まぁ、熟している状態なのだ。公共放送の11年前のドラマ「あぐり」のロケ地でもある。そして、同ロケ地である、津山高校にも。こちらは、人気がない。岡山市内の学校という目的で使われたんだろうけど、津山に目をつけたのはいいね。で、津山駅方向に向かうのだが、川べり、イズミという、営業してるかどうかわからない寂れた建物の屋上に、中波放送の送信所*1が建っている。イズミは営業してるようだ。なんで塗装しないんだろう。

姫路へ

で、姫新線を姫路方面へ進む。旧式の気動車だが、キハ40なのか47なのか、細かいことは覚えていない。確実に言えることは、ボックスシートがたいそうに固いことである。昨日書きそびれたが、備後落合から津山まではずっとボックスシート搭載キハ120型だったのに。佐用と播磨新宮で乗り換える。佐用と播磨新宮の間のピストン運転は、必要なんだろうか。距離が短い。で、姫路駅に着いて、駅ビル地下のフードコートへ。姫路に来たら、必ず寄る担々麺の店だ。フードコート自体が混んでおり、担々麺のカウンタも混んでいるが、なんとか着席。荷物を置くスペースに乏しく、旅人にはやや厳しい。でも、素晴らしい店だ。焼豚入りたんたん麺が370円、ジャンボギョーザが280円。あわせて650円、安い!しばらくすると、担々麺以外の飲食スペースは空席ができてきたんだけどね。

播磨から但馬へ

姫路からは、播但線を北上する。そういえば昨日出雲に降り立って以来、初めて乗る電車だ。座れたけど、混んでいる。しかし、それも福崎まで。あとは、まったりしたイキフンだ。寺前で、気動車に乗り換える。途中、遅れているはまかぜと行き違った関係か、そのあと飛ばす飛ばす。左手の高いところに高速道路みたいなのが見えたりする。和田山からは山陰線なのだが、車両が色あせてて、椅子が固い。しかも、汗臭い!東海道山陽線のピッカピッカの新快速と同じJR西日本とは思えない。なんで、こんな地域格差を作るのか。古い車両でもいいから、車両自体は衛生的にしてもらいたい。豊岡市に入ると、おなじみ但馬空港からの空港バスのルートを左手に見る。角度を変えてみると、こんな景色なのねと実感。豊岡で下車。関東在住で、この土地にはもともと縁もゆかりもない小生。1週間ぶりに来てしまったことが不思議でならない。で、駅の待合室で時間をつぶして、17時20分の空港行きバスに乗る。なんと、新車だ。乗って守ろう、全但バス但馬空港に着く。今まで何度かここに来たことがあるが、その際は必ずITMからTJHの空路に搭乗している。今回は、IZOまでは空路だったにせよ、純粋に陸路で初めてここに来た形だ。

搭乗の勝手が違う

チェックインする。1人がけのA列の座席がなくなっていたらしく、非常口座席の某C列がアサインされる。そうなのだ、ここTJHから乗る人はたいがい、同じ日にITM-TJHに往路として搭乗しており、往路出発前にITMで復路の座席も確定してしまうわけであり、純粋にTJHで座席を決めてもらう今回の小生のケースは、遅い部類なのだ。でも、いいのだ。ここ、豊岡という土地、このコウノトリ但馬空港の存在がなければ、滅多に来る土地ではなかったはずだ。そこよりはいくらか行きやすい観光地たる播磨の姫路も、はるか北側に位置する但馬の豊岡も、同じ兵庫県であることを、今回の陸路での移動により実感することができたのだから。何県がどこにあるかわかっていないセーガクが増えているらしいこのご時世、いい大人として、地理を体で感じることの意義は大きいと思うのだ。で、座席が決まっていなかったばかりに、急いでチェックインした関係で、みやげも買えず。次は、出石そばとかでも買いたいものだ。

日没と家路

で、座った席、結局隣のB列には客が来なかったので、1人掛けと同じ。しかも、A列にはない素晴らしい景色を拝めた。エンジンがすぐ横で、その向こうに日没。飛行機は北側に離陸し、豊岡駅上空あたりまで飛んで旋回し、空港上空から再び豊岡駅上空あたりまで飛び、京都府方面に飛んでいった感じがするが、その京都府京丹後市なのか宮津市なのかよくわからないあたりで拝めた景色がこれなのであった。もしA列だと、東側になるので、日没なんて見えなかったわけで。なんか得した気分。ほぼ順調に伊丹に着いたので、ちゃんと食事できた。伊丹から乗る飛行機の席は、通路側だしね。ぎりぎりの時間まで客が乗ってきて、離陸も遅れたが、キャンセル待ちの関係だったようだ。なので、ぎりぎりの時間に乗ってくる客に殺意を抱くのは、必ずしも正しくないのです。で、羽田からバスに飛び乗ろうとする。きっぷ売り場では、間に合わなかったら戻ってきてくださいと言われたが、なるほどそういうシステムなのね。無事乗れたので、そのまま家路へ。

この旅の乗りつぶし成果

JRの木次線姫新線、そして播但線を初乗車にして完乗。

*1:あとで調査したところ、公共放送の模様。