日記
日頃の喧噪から逃れ、18きっぷで乗り鉄。ターゲットは身延線と御殿場線。いつもより早めに家を出て、中央線を乗り継ぎ甲府へ。身延線のホームは、甲府駅の片隅に追いやられた感じで、JR会社の違いという大人の事情を象徴した感じ。あいにく、どんよりとしたお天気だけど、まぁほとんど車内だしね。
身延線はスピードを控えめに、けだるく走る。山に雲がかかり、そして富士川。自然のまんま、ではないが、世界が違う。身延で無駄に長時間停車したので、思わず駅そばを食べる。羽田空港のBLUE SKYのそばに似てて、平べったくて、歯ごたえがある。これで250円は、まぁまぁかな。
富士宮では、この旅の目当てである、富士宮やきそば。店は「さの食堂」。ご飯つきの定食(700円)を食べたが、焼きそばは思ったよりあっさり。身延のそばもそうだったけど、歯ごたえがいいね。
身延線って単線区間の行き違いが多いけど、行き違いの際待ったのはすべて自分の列車。特急を待つのは当たり前として、普通列車まで。1回くらい待たせる側になってもいいのにね、トホホ。
富士からは素直に東海道線で沼津に移動し、御殿場線に挑戦。国府津まで乗り通す。ボックスシート、整理券発行機つきの身延線と、外見は同じ車両だが、こちらはおもいっきりロングシート。走り出しは軽快だった。途中、小田急のロマンスカーのあさぎり号と行き違う。感想を書くのは難しいが、今まで知ってる静岡県と異なった静岡県を見た感じだ。松田駅では、小田急の駅との位置関係を確認。国府津駅に着いてからは、なんか現実が近づいてくるような感じを受けながら、東海道線を上った。
この旅で、以下のタイトルを獲得した。
まぁ、東京から近くてこんな景色があるなんて、という感じ。それにしてもTOICAも西瓜も使えなくて、みどりの窓口もないような駅から列車を利用しなくてはいけない沿線の住民は、どう思って生活してるんでしょうね。