こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

いつもの某00氏宅で寝る。主を除くと、ほかにも3人宿泊者がいたが、事情を説明しひとり先に寝る。余部鉄橋に行くためだ。それにしても、偶然にも兵庫県北部出身者がこの部屋に2名いるというのがなんとも。で、起きて、雑魚寝状態だった、兵庫県北部出身者のひとり、長髪好きの単発氏に布団をゆずり、00氏宅をあとにし、なんば経由で伊丹行きのバスに乗車。なんばで買ったパンを食べる。

で、今日搭乗する予定の便は、以下3つ。

便名 出発地 出発時刻 到着地 到着時刻 クラス
JN2321 ITM 0905 TJH 0945 Y
JN2324 TJH 1805 ITM 1840 Y
JL134 ITM 1930 HND 2035 J

これらのチェックインをし、荷物も最後まで不要なので預かってもらいたいのだが、小生としては疑問がある。JMBクリスタル会員は、国内線搭乗時はクラスJで出発するときに限って、JGCカウンターという上客向けのすいているところでチェックインをし荷物を預けることができ、荷物の受けとりも優先的に(ファーストクラスの次、一般客の前に)できる。一方、普通席の場合は一般の方法でしかチェックインできない。となると、旅程に一般席とクラスJ席が混じっている場合、どう扱われるかが疑問になってくる。

というわけで、まず一般のチェックインカウンターに行き、搭乗手続き。そして、そこで、荷物は最後まで預かってほしいと相談。すると窓口の人は、迷って別の係員に聞いたあと、一般の荷物預け所に小生を案内。そして、最初の係員から、預け所の係員に事情説明。結論、但馬に着いた際にいったん荷物を受けとってほしいとのこと。これは驚きの結果。なぜなら、まったく逆の行程では、id:shocknin:20070929#p1に記したとおり、最後まで(伊丹まで)荷物を預かってもらえた実績があるからだ。そのときのタグも、ITM TJH ITMと3段に記されたものだった。でも、ここで、粘るのはやめた。なぜなら、但馬地方の天候が怪しいからだ。この旅行を計画したときは認識がなかったのだが、冬の但馬空港は、天候が不安定であり、欠航や遅れが頻繁に発生する。今日も例に漏れず、雪が降りそうだ。したがって、荷物を最後まで預かってもらうと、例えばJN2324が欠航になった際の扱いが面倒になる。ということで、まずはJN2321に閉じて荷物を預ける。

で、空港内の案内は、特にJN2321便の運航が危ぶまれているかのようなイキフンはなく、普通に搭乗口へ。しかしここで、ある意味予想された案内放送がかかる。「天候調査中」のため、運航するかどうか保留状態となる。そして結局、「条件付き運航」の決定が下る。とりあえず離陸はするけど、目的地の状況次第では、引き返すとのこと。ちゅうわけで、搭乗開始。で、出発時刻は、35分遅れの0940。この時点で、但馬に無事着いたとしても、向こうで予定の旅程をこなすことは厳しくなる。餘部駅までたどり着いても何もできる時間がないだろうし、せいぜい城崎温泉で時間を過ごすことになろう。それに、帰れるかどうかも心配だ。飛行機は伊丹を離陸。やがて、真っ白な空を進む。客室乗務員はいつものようにJACの飴を配り、記念のポストカード配布も実施。機内はまるで、いつもの様相だ。そして、豊岡市の下界が見えてくる。空港のあるであろう山のほうに近づいていく。しかし、下に但馬空港の滑走路を見ながら、飛行機はスルー。反対側から着陸するかと思ったが、飛行機は再び真っ白な世界へ。ここから、どう旋回したかはまったくわからない。そして、最終判断が下った。地上からの連絡で、霧が晴れる見込みがないと判断されたため、この飛行機は大阪国際空港へ引き返すと、客室乗務員から宣告された。

この瞬間機内は、強い溜息に包まれた。カニ目当てのツアー客もいたようで、がっかりした客が多かったようだ。しかし、小生にとっては、仮に但馬に着けたとしても、帰りJN2324便がきちんと運航される保証がないわけで、どうしても向こうに着く必要があった方々には申し訳ないのだが、正直ほっとした。小生が今回計画した但馬旅行は、別に何かの約束があったわけじゃなく、なくなっても困るものではなかったからね。JRのきっぷも買ってなくてよかった。伊丹に戻ってからどうするかは、着いてから指示があるとのこと。というわけで飛行機は引き返すのだが、どのあたりだろうと思っていたら、どう見てもテレビ塔としか思えないところをかすめる。やがて天王寺大阪城が見えてきたので、さっきのはやっぱし生駒山だな。なんでこんな大回りをするのかは正直疑問だったが、思わぬ遊覧飛行になった。

そして、1050ごろに伊丹に着いた。バスの中で、一般客には航空券が返却されるという。また、ツアー客は、ツアーカウンターに行くようと指示があった。搭乗券と引き替えに返却された航空券は、まさに搭乗時に改札機に吸い込まれたもので、「お客様都合以外」などと書かれた赤いはんこが押されていた。係員、頭を下げっぱなし。この航空券と、JN2324便の航空券の2枚を、指示されたカウンターで払い戻し。マイルを引き替えたJAL利用クーポンで買った航空券だったが、現金で払い戻された。

正直、但馬の滑走路が見えたときは、素人目にはいけそうに思えた。しかし、プロはダメと判断した。これは仕方ないことだ。安全第一だ。 怒りの声も聞こえたけど、自分的には冬の但馬を知らなさすぎた自分に責任を感じた。春先になったら、リベンジだ。

で、東京に戻るJL134便については、前倒し交渉はせず、急にできてしまった時間を大阪でつぶすことに決めた。返された荷物の内容と、自分の手荷物の内容を一部トレードし、今度はJGCカウンターに荷物を預ける。

で、時間ができてしまったことを一部のメンバにメールしたところ、某ぁ氏から、大阪厚生年金会館へ!とのことだったので、昼食をとりバスでなんばに向かい、四ツ橋駅へ。今日も、ここでハロプロのコンサートがあるのだが、自分にとってはアウェイの、ワンダフルハーツだ。開場前の公園のトレーディング風景をはじめ、会場周辺が、なんかいかにも、「アイドル」のコンサートがあるんだなという、自分にとっては慣れないイキフン。特攻服も目立つ。正直、特攻服って、ステージ上のアイドルから見ても、自分を応援するものには見えないと思うんだけど、どうなんだろう。

で、昼公演開始のころに、ホール入り口周辺にいる人を、係員が追い払う。ここは「敷地内」だからと。でも、喫茶の客に、その権力は及ばない。でも、そのテーブルは少ない。マックの携帯クーポンで、コーヒーがただで飲めることもあり、昼公演を見ないメンバ数人で、雨降る中、四ツ橋駅のマックに向かい、時間つぶし。そして、マックを出て、別れて、ひとりに戻る。四ツ橋駅の地下を歩き、心斎橋駅へ。そのあとはなんば方面に歩き、偶然見つけた金券屋で、空港行きバスの回数券(販売価格590円、通常運賃は620円)を確保し、そしてOCATからふたたび伊丹空港へ。今日2回目の、伊丹行きのバスだ。ぐっすり寝てる間に、空港へ。

そして、バス降車場の近くのおにぎり屋で時間をつぶし、そして、飛行機の席が通路側であることもあり、ゆっくり搭乗。関東は今夜雪と聞いている。飛行機は途中揺れ、機内サービスがいったん中断。しかし、飛行機は思いのほかスムーズに羽田に到着。天気も悪くはない。肩すかしを食らった気分。

預けた荷物は割合早く受けとれた。そして、タイミングよく乗り継いで帰宅。布団に入るまでが、メロンです。