TOUR 『Let's say ハロー』 FINALワンマン

ザ☆ボンの単独ライブ。開場時刻の時点で、集まった客は10人もおらんかったような。チケットには数種類あったが、入場順は、今回のプロモータであるディスクガレージの自社発券分が最優先され、そのあとハコ発行分、プレイガイド分の順で入場。小生はローソン版だが、まったく同番号のイープラス版を持つ人との間には、特にバトルはなく、仲良く最前下手に並ぶことになる。そのあと、たぶん取り置き分と、当日券が続いたんだろうね。その方は千葉で対バンライブで見たとのことで、たぶんユーフォーリア経由かな。

で、開演時刻10分くらい過ぎたあたりで、ホール下手側の壁に、「ザ☆ボン度チェック」なるスライドが上映される。メンバの子供時代の写真から、メンバを当てる趣旨のもの。正解数が
8〜7?：メンバー級
6?〜5?：マネージャー級
4?〜2：常連級
1〜0：幽霊部員級

という感じ。ちなみにおいらは多分常連級。なかなか、難しいぞ。そりゃ、メンバすら他のメンバの子供時代は知らんかったらしいわけで。
で、（写真を）もっと持ってきたのに、と、まいこママ氏のつぶやき。

客入りは、気がつくと、ぎゅうぎゅうではないものの、ホールいっぱいになってた。で、1列目の顔ぶれはほとんど常連だったわけだが、2列目の客のノリがかなりいい。小生をまねしてるかのようなスィングあり、あるいは最前客に負けずとも劣らない盛り上げ。完全に一体化してた。

中盤、かよっこのオヤジギャグコーナーがあったが、なかったことにしよう。（笑）りえから振られて、ブームからマイクを外そうとしているかよっこの、その焦ったような表情。そういう面は垢抜けないでいいと思う。かよっこの、そのマルチキーボーディスト（造語）ぶりと、作曲のセンスは、俺は大好きだ。でも、おやじギャグに関しては…。キーボードは、まぁ、あくまで、楽器のほうのキーボードの人ということで。（謎）

で、肝心の、演奏の内容。新旧の曲について、演奏の粒ぞろいが磨かれてきてるのは言わずもがな、ザ☆ボンがすごく「大きく」なっているように思えた。自分の知らないザ☆ボンがそこにいた感じ。使ってる楽器は何も変わり映えがしないのに、しっかり鮮やかな音を出し、そしてしっかり新鮮な新曲を作り、このステージに立っている。正直、全国（約？）30箇所を回ったこのツアーを、今日までまったく見れんかった自分がとても悔しかった。そりゃ関東での公演がド平日ばっかしじゃ、しゃあないけどさ。でも、今日のこの客入りと、そして、ツアー中に対バン経由で興味を持って、今日ここに来たお客さんがいたということは、ザ☆ボンにとってかけがえのない財産ではないか。どんなことがあってもザ☆ボンを優先するような客を1人増やすのも大事だが、とにかく機会があれば見たいというライトな客を増やすのも大事だ。それが今回の30箇所のツアーで、できたのだと思う。

物販。そういえば買っていなかった「ハロー」のシングルを購入。サインほしいからね。4人全員に、お久しぶりとか、最近来ないなぁどうしたんやろと思ってた云々言われる。そうした言葉に安心したり高まったりしたけど、ツアーに参戦できなかったことが申し訳なく思えた。仕事が恐ろしく忙しかったし、そして、金もなかったし、来れなかったのには、正当な理由があるんだけど、メロン記念日と並ぶくらい、自分にとって大事な存在。今日、これだけ盛り上がったことは、ひとつの記念日だと思う。ファン歴が何年だかたとか、そんなことじゃなくて、とにかく現場に行くことによって、彼女らに応えたいと思った。

今日は「幽霊部員」も、みんなが楽しめたライブだったのではなかろうか。
やっと自分の2008年が始まった気がした。

さて、2月から始まるという、アルバムのレコ発ツアーの日程を早く知りたい。