こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

鹿島へ

仕事のある日より早起きして、18きっぷを活用した気分転換(言ってしまえば、乗り鉄)に出る。JRで香取方面まで出て、鹿島線に乗車。のどかな田園風景だ。どっかの駅に、マックスコーヒーの空き缶が放置されてたのを見て、自分のいる場所を実感。霞ヶ浦の風光明媚な景色。鹿島神宮駅で改札を出る。西瓜が使えないのは、相当不便だね。1970年ごろの開業だそうで、もっと古い駅とも、もっと新しい駅とも違う、高度経済成長期的などんより感が漂う。JRのみどりの窓口は撤去されており、テレビ電話を通じて好みのきっぷを買えるような券売機があったが、結局駅員がつきっきりなので、だったらみどりの窓口があったほうがいいような気がする。それに加え、指定券券売機と定期券発行機を置けば、その方がよほど効率化になるのではと素人ながらに思った。

なお、これから、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の列車に乗るのだが、鹿島臨海鉄道方面のきっぷとしては、ここではJRと鹿島臨海鉄道の境界駅である鹿島サッカースタジアム駅までのJRの運賃を含んだ切符しか売っていない。かといって、鹿島サッカースタジアム駅は、今日は営業しておらず、通過する。18きっぷなど、鹿島サッカースタジアム駅まで乗車できるJRのきっぷを持っている場合は、そのきっぷで入場しあとで精算することになる。

そして、再び駅に入り、鹿島臨海鉄道の水戸行きの列車、というか単行気動車に乗車。鹿島サッカースタジアム駅は、予定通り通過する。JR方式の駅名票を確認。なんてこたーない通過なのだが、ここからが本当に鹿島臨海鉄道大洗鹿島線である。そして、もう1つ、小生にとっては、茨城県内のJR線(一般人が乗車できる路線としては)完全乗車達成である。岐阜県や埼玉県(順序はあいまい)に続き、46都道府県中3県目を達成。おめでとうございます。大洗鹿島線線内の駅は、ローカル駅の風情が漂う。基本的に無人駅。運賃やきっぷは、運賃箱へ。ただし、小生が下車する新鉾田駅は例外で、有人駅であって、普通に精算。鹿島サッカースタジアム駅から新鉾田駅までは、560円で、サッカー開催日だけ意味がある運賃であるかのように記載されていたが、別途JRのきっぷを持っている人にとっては常時意味がある運賃であり、18きっぷを見せたところすんなり560円ですと言われて、出場。ここは「メロン」が名産地であり、駅にはその手の紹介あり。

開店準備に忙しいペコちゃんのお店などを横に、鹿島鉄道の鉾田駅へと歩く。いかにも逆の旅程を行こうとしてるかのような方々と、ところどころすれ違う。そして、気がつくと、今月31日限りでのかしてつ廃止を惜しむ人で賑わう、鉾田駅に着いた。

かしてつ

駅そばでも食べようかと思ったが、予定より1つ前の列車に乗りたくなったのと、市販の麺を使ってるみたいだったので、あきらめる。鯛焼き買いたかったな。石岡までの普通きっぷの運賃は1080円だが、1日乗車券がわずか20円高い1100円だったので、記念に手元に残るのならと、そちらを購入。小生は別に沿線にゆかりはないので、鹿島鉄道などが作った、ありがちなグッズにはあまり興味がなかった。しかし改札内で、地元有志が作ったらしい「鉾田線」の応援歌のCDを売っているのを見て、思わず買ってしまう。中吊り用ポスターまでいただく。自分がやはり音楽好きなんだなと実感。純粋な鉄道グッズより、そっちのほうが、よそ者の小生としては、地元の人の思いを感じることができるのではと思ったし。駅内には、事務所だったか出札窓口内を撮影するなとかいう、不思議な張り紙。列車は2両編成だが、当然混んでいる。出発。鉄ヲタっぽい2人組のでかい声での会話が気になった。霞ヶ浦筑波山が見える、美しい景色を、目に焼きつける。この車両は平成の車両だが、すれ違う車両が皆レトロ車両であり、みな(小生も含め)恨めしそうに食い入っていた。ただ、ホームの白線をはみ出し、端すれすれで写真撮っちゃ危ないよ。石岡に着く。列車はそのまま折り返さず、いったん車庫に下がる。JRの改札の中にかしてつの改札があり、いろいろ店が出てる。ここだけ、昭和だ。もしSuicaでJRに乗り継ぐ場合、かしてつの改札をくぐり、跨線橋を渡り下りて全体改札を出て、そしてその改札からSuicaで入場し、跨線橋に上って下りて、と、無駄足だ。かしてつの廃止が近いので乗り換え改札機なんて置いてくれないのだろう。

東京へ

石岡駅前に、意図的にレトロに作られている、いい飲食店を発見。ランチは、なかなか丁寧に作られている。食後にはコーヒー。こぢんまりとした店だったが、店員さんの感じがいい。きれいに平らげた。そして土浦行きの常磐線に乗車。土浦で乗り換え、途中寝ながら日暮里駅へ。

TOUR 2007 GO! GO! READY GO!

その足で、渋谷でTHE PINK☆PANDAの単独ライブ。狭いハコに、すんげえ客。やっとこさ買えた糞番だったので、後方支援だったが、なるべく前のほうへ。結論、2時間弱であの値段であの内容、そして、ツアーファイナルというのに新曲ができていてもう次のライブが決まってるというのが、正直すごい。 ピンパンは4人のバンドだが、ドラムのNANA-AとギターのRINAのMCを、初めて聞いた気がする。ヴォーカルMAYUとベースF チョッパー KOGAは、いつも通りお立ち台をうまく使って煽る。ダイブする客もいる。なんというか、参加型のライブだ。小生は、まだ3回目の新人だ。知らない曲が大半なのに、みんなが意識をひとつにできたと思う。粗いところはある。MAYUの声も、枯れ枯れになってきて、調子が戻らない。でも、気力は強く伝わってくる。こういう、皆がすごく振り絞って会場全体をひとつにしていけるようなライブは、いろんな人に見てほしいと思った。曲知らなくても、楽しめるし。そして、同業者にも見てもらって、参考にしてほしいと思った。

打ち上げはサイゼリヤで経済的に。デニーズの半分から3分の2の予算でいけるな。1人ずつの精算でなく、まとめて払わされたが、かえって時間がかかった気もする。