日記
現場へ
寝ためして、現場に向かう。5階まで続く階段にすごい人が並んでいたが、取り置いてあるチケットを受け取ってから並ぶべきかどうかが不明だったので、5階まで行こうとした。その中途で、受け取らないで並ぶべきであることが判明。
Richter Scale
前座だが、1時間弱のたっぷりのステージがおいしい。ヴォーカルの人が、今日(今着ている)服を買ってきたとかいう、自然体トークをしてたのも印象的。ありきたりの4ピース編成だが、曲の作りが独りよがりでなく、哀愁とか抑揚とか、味を出してたのがよかった。
Ozone Door
1時間くらいのステージ。編成も曲調も、Richter Scaleと似た感じ。彼ら目当てのオーディエンスが多かったが、やってる側も、すごく客を信用してるというか、互いにちゃんと盛り上がろうという意識があったのが、温かくてよかった。
myuuRy
ずいぶん昔の音源を、オムニバスアルバムの1曲という形で持ってはいたが、今回某氏のすすめでこのバンドを見に来た。一言で言うと、すごく「セッション」してるって感じ。それぞれ、自分の楽器で出したい音、出せる音を、自分の世界で気持ちよく演奏し、それがひとつの気持ちいい空気を作っている。どこか「影」のようなものを感じることもあるけど、盛り上げてほしいところでちゃんと盛り上げる曲。すごく大人のわびさびがある。ロックバンドに芸術性を感じてみたい人に、おすすめしたい。今日でドラムの人が脱退なので、次回からどんな音になるかは未知数だが、そもそもオリジナルメンバじゃない(上述の音源も、先代ドラマーのもの)しなぁ。デジカムが至るところにあって、各人の演奏が撮影されていた。これからもっと「高いところ」に行きたいと、ヴォーカルの人がコメントしてたので、それを信じてみたい。
あと、コーラスがなにげに美しい。
終演後、myuuRyの音源を買う。今回作ったデモ音源のほか、ヴォーカルの人の、アルバム残り1枚というセールストークに乗せられ、買ってしまう。丁寧に、ロゴ入り紙袋が用意されていた。しかし、感想が十分言えず、もう1回並んで残りの音源まで買ってしまう。メンバ全員に、言いたいことは言えたかな。
映像商品は、作りたいのはやまやまだが、なかなか出す(のに適した)タイミングがないそうだ。出してほしいな。