こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

朝飯〜空港へ

宿をチェックアウトし、鹿児島中央駅に向かう。天文館から空港行きのバスに乗ってもいいのだが、やはり鹿児島市の陸の玄関口である鹿児島中央駅に、ちゃんと行っておきたい。西口方面にレストランというかそば屋のような店があったので、入る。○わさきグループですか。そば、太くて何ともいえない。汁も、まずまず。これが鹿児島のスタイルなのだろうか。現金で払おうとした矢先、出口にクレジットカードのブランドのステッカーが貼られていることに気づく。これではだれも気づかないと思う。現金で払ってしまった。

そして、空港行きバスに。バスが出そうだったが、その次のバスのほうが先に空港に着くと、係員に言われた。ルートが他のバスと違うらしい。事前調査にはなかったバスだ。45分くらいで到着。国際線ターミナル→国内線ANA→国内線JALグループの順に止まる。Webチェックインはしてあったが、カードラウンジに入るため、発券する。少しまったりする。飲んだものは自己申告なのね。で、搭乗。団体客が多く、クラスJはスカスカだった。

沖縄へ

JALは、この鹿児島−沖縄線を廃止にしたがっているようだが、搭乗率からして、納得だ。でも、景色はすごい。昨日の屋久島便と比べて、高度はえらい高いので、雲が下に見える。で、長めの飛行時間。東京人の感覚では、鹿児島と沖縄を同じに思う人がいるかもしれないが、同じ鹿児島県でも鹿児島市とかと奄美や与論のほうはものすごい離れている。後者は沖縄本島に近いが、前者と後者との間は数百kmある。気候が別なのは当たり前だ。鹿児島市の気温は、東京とさほど変わらない。しかし、沖縄は、25度で、暑いという。体調を崩されないようご注意くださいと、機内アナウンス。ベルト着用サインが点灯し、雲が消え海が見えてきた。そして、なんやら島のようなものが。那覇空港に着陸。人生初の、沖縄だ。飛行機を出た時点で、気温も湿度もまるで別世界だ。おとつい寒い中帰宅したのがずいぶん過去のできごとに思える。

那覇中心部へ

沖縄県唯一の鉄道である、ゆいレールに乗車。最前の席にがっつく。乗車率は高い。国際通りの一端に近い、県庁前駅まで、けっこうあるな。撮影スポットとして有名なOTV放送会館が右手に見え、県庁前駅を下車。改札を出ると、RBC / QAB本社も見える。RBCとQABの同居は特殊なケースであるが、沖縄の民放テレビ3局がこんな狭い範囲に集中しているのは、興味深い。国際通り方面に歩くと、ビルの敷地でライブみたいなのが行われてたりで、空気が暑いことも相まって、情緒たっぷり。通りの入り口付近で自分撮り記念撮影に悪戦苦闘してると、医療体制の改善を求める署名を求められる。邪魔すんなよ〜と思いながら応じようとした隙に、強風で帽子が飛ばされ、車道を高速で転がる。対向車線の車に踏まれそうになるが、気づいてくれた。こちらの車線を確認してから飛び出し、救出。ここで、署名の人を憎んだりせず、いつもこんなに風が強いんですか?と、仏の心で小生は聞いてみた。強いですね、とのこと。でも通行人をよく見ると、帽子をかぶってる人が結構多い。かなり、強く締めつけているのだろう。

で、昼食。2つ目に目をつけておいた、家庭料理の店へ。(1つ目の候補店は、夜しかやってないので。)この店は夜は、島唄のライブがあるようで、しかもライブ観覧料が500円とのこと。今回は無理だけど、次回は夜の沖縄を楽しみに行きたいな。ミニ沖縄そばと豆腐チャンプルーの定食を頼む。すると、メニューの写真になかったごはんまでついてきた。想定より腹一杯になりすぎた。確か850円。しつこくなく、素朴な味。ほんとに、長生きできそうだ。

あとは、牧志方面までひたすら通りを歩く。途中、横のアーケード通りにも寄り道。そこにもうまそうな店があった。賑やかで、活気があって、気に入った。牧志駅の横はスルーし、安里駅で、ゆいレールに乗車。

首里城

そして、首里城公園へ。ゆいレールは高いところを走るので、見下ろす景色がおもしろい。古いアパートのような建物も多く、そうした建物の屋上の寂れ具合がまたおもしろい。首里駅から首里城公園までは、10分以上歩いたか。公園への入り口が複数あるが、適当に行った。観光客がとても多かったので、ひとり旅の自分が浮いた気になった。でも、城郭は非常に風格があり、そしてエスニックであった。アップダウンもしたので、いい運動になった。

帰りは、駅までバスで行こうとしたが、バスの時刻表を見て、歩いたほうがいいと判断。実際、首里駅に着く直前にそのバスに追い抜かれた。100円なので、乗ってもよかったのだが。

ふたたび国際通り〜携帯ショップ巡り

かりゆしウェアがほしくなり、ふたたび国際通りへ。県庁前駅に着いた時点で、ゆいレールの全線乗車が完了し、それは小生にとっては、全国47都道府県で最初の、県内鉄道完乗でもある。しかし、国際通りに繰り出しても、めぼしい店は見つけられず。今度は、予習してから行かないと。ブルーシールアイスクリームを買って食べた。首里城公園でもゴーヤ味のを食べたけど、バニラがいちばんうまい。で、気づいたのだが、国際通りには、携帯ショップが見あたらない。何か、条例でもあるのだろうか。国際通りから美栄橋駅に行く通りに入ると、立て続けに3事業者の専売店があった。ドコモはドコモ九州のはずだが、パンフレットはドコモ沖縄という名前で作られている。auの後塵を拝しているがゆえ、au沖縄セルラーを意識してるのだろう。で、そのau沖縄セルラーは、ホントの沖縄だけの独立法人。auショップの看板の右脇に、青地の沖縄セルラー電話の字。のぼりも、いちばん下に沖縄セルラーの字。au自体の色はオレンジなので、結構目立つ。ソフトバンクは、MNPで獲得した沖縄のユーザがいちばん多かったようだ。でも、お店の中が賑わってたのは、シェアのまんまで、auだった。ソフトバンクのパンフは全国共通っぽいので、それ以外の2社のものをもらった。美栄橋駅から、ゆいレールに乗車。

日本最南端

那覇空港駅が日本最西端の駅だが、日本最南端の駅もゆいレールに存在し、その赤嶺駅へ向かう。もう、1日乗車券の元は取れた。改札を出る直前に、手作りの記念立て看板を見ることができたが、正式なモニュメントは駅前ロータリーにあるそうで、改札を出る。モニュメントの近くに、7、8人くらいのアジア系外国人っぽい観光客が。こりゃ撮影は難しそうだなと思ったが、その中の1人が、親切に、駅をバックにした写真を撮ってくれた。心温まる。あとは、駅とモニュメントの両方が写るような写真を自分で撮影。

沖縄をあとに

で、ゆいレールで空港へ。まだ、おなかいっぱい。空港を散策する。搭乗手続きは3階、搭乗は2階というのがこの空港の面倒なところだ。ま、Webチェックインを使えば問題なし。某氏から頼まれてた、島のら〜油を購入。小生は、JTA系の売店で安く買えた。同じ空港内の売店でも、某百貨店系の店は、高くつく。自分が持っているカードに応じて、安く買える店は各自変わるわけだが。あとは、ソーキそばとかを買う。飛行機は、2階建てだ。機内で、ぐっすり。羽田では売れ残ってるっぽい寿司を買い、帰宅。あっという間の2日間、なかなか、非日常な旅ができた。