日記

中ノ森BANDの静岡公演。チケットがだぶついていたら行ってもいいかななんて言っていたところ、本当にだぶついたらしくゆうべ急遽連絡があり、本日急遽静岡へ。着いた場所は、ゆうべ調査したとおりのたたずまいで、静岡駅からほど近いとはいえ、情報がないと絶対たどり着けないようなところだった。表ではグッズを用意するスタッフ。ライブハウスだということをわかっている人が見れば、中からそういうイキフンを感じとることができる感じではあるが、そういう予備知識を忘れれば、どう見ても学習塾にしか見えない。

ファンサイト系の方々と話したりするが、ちゃんと並んで待つ場所もないわけで、隣のオフィスビル（？）の前に並ばされ、やや遅れて入場開始。まじで、間口が狭い。

まず、ピンパンことTHE PINK☆PANDAから。このライブは中ノ森BANDの冠企画であるが、前座扱いでなく、正式出演の扱い。前回初めて見たときも、中ノ森BANDの対バンだった。1曲目から、飛ばす飛ばす、煽る煽る。4列目くらいにいた小生。荷物を脇によけ損ね、かなり窮屈。でも、できるだけ動いた。腕を振り上げるよう煽ってくるものだから、まったりなんてしていられない。まったりしたい人は別にまったりしていてもいいのではあるが、ここは自分に正直に、そしてピンパンに対して正直にならなくてはならない。メンバは、時折、1段高いところに立ち、我々に気合いを注入する。教科書的なロックなのかもしれないが、もともとアイドルだったという過去をとうてい信じがたい、かっこいいステージをやってくれた。ヴォーカルのMAYUは、浜松出身。浜松も静岡も一緒じゃー、と、爆発してた。3月の東京での単独ライブの宣伝も。

そして、中ノ森BAND。狭いステージだが、所狭しと燃えた。いい意味で狭いステージを楽しんでいたし、いい意味で狭さを忘れさせてくれた。文子の声が枯れており、MCのときは、痛々しさを感じたが、歌の最中はそんなことをほとんど忘れて聴くことができた。というか、MCになるまでの曲では、そんなことまったく意識しなかった。しなもんのキーボードであるが、サポートJUNさんのギターといい混じり方で、バックに彩りを添えていた。何度か対バンしてきたピンパンも、このツアーでは最後の対バンということだが、けっこういい関係のようで、文子は「緑PANDA」でも名乗ろうかなとか、ゴキゲン。いい刺激を、しあってほしい。中ノ森BANDでも、もみくちゃ。ある意味、メロン記念日の現場よりきつい。波が強いわ、動きが激しいわで。ひさびさに、ライブで腰が痛くなった。

終演後はアンケートを書き、ドリンク交換。外に出ると、しなもんとゆっこがお出迎え。握手をし、アンケートを提出。そして、中ノ森BANDのグッズで買ってなかったミラーを買い、ピンパンのブースへ。マキシシングルを購入。サイン用のペンが用意されており、ジャケット裏にベースのFチョッパーKOGAとドラムのNANA-Aのサインをいただく。確かチョッパーに、ワンマン来ますか？と念を押され、行くと答えた小生。こういう、どん欲なところが、すごく好感が持てて、今後が楽しみなバンドだと思う。

車で帰る人もいたようだが、小生はちょうどいい新幹線の時間なので、会場をとっととあとにした。駅まで向かう道中にあるコンビニは激混みだったので、駅の売店で酒を仕入れる。中ノ森BANDは今日昼うなぎを食べたようで、文子はのどに骨が引っかかったままライブをしたそうだが、それにあやかって駅弁のうなぎ飯を。