日記
直近に追加された、中ノ森BANDの千葉工大津田沼キャンパスでの学園祭ライブに参戦。10時に整理券配布開始のところ、9時50分ごろに現地に着くと、校門から歩道上に整理券配布の列ができていた。
先着50人には、整理番号のあるもの、それ以降は何も番号がない自由席のチケット。小生のは後者だ。
なお、整理番号がないということは、現地前に張りついていないといけないということである。とはいえ、そのへんはあんまり必死にならず、多少ぶらつく。リハも見学。パーカー姿は結構貴重だ。かなりでかい音を出している。文子は最小限の登場。ローディーの畠中氏も、ときにはステージを降りて音を確認するなど、フル稼働。
本当の本当に、学園祭ツアーのファイナル。かなりの客が集まった。スタンディングのライブに慣れていないのか、ちょっと触れただけでいやそうにする客もいたが、それはそれでいいことなのかもしれない。本番開始。リハほどの音量はないが、いつも通りだ。文子のヴォーカルは時折途切れ途切れになるが、音がなまめかしい。打ち込みの音がほとんど聞こえない。これまでマニピュレータ操作をしてきた(と思われる)ステージ上手袖の畠中氏も、今まで曲の開始時には必ず何か操作していたのに、今回はギターのチューニングをやったりしていた。となると、電子的な音は、すべてしなもんのキーボードに託されることとなる。音は決して目立たないんだけど、すごくいい味を出しているように聞こえた。アンコール含め、約70分のステージが終了。
そのあと、音源やグッズの即売会開始。新作アルバムは通常盤のみなのだが、初回盤の3Dジャケットそれと同じようなカードがもらえ、それにサインをしてくれるシステムだ。握手もその場で。小生も1枚購入。売り場から奥に行くと、文子、しなもん、ゆっこ、ちいたの順で座っている。文子はこのツアー中、気管支を悪くしてたらしい。確かに、100パーセントの歌唱をしたとは思わないが、ラジオ番組によればドクターストップ寸前だったようで、それを思わせないステージをやってくれたのには敬服。音合わせも畠中氏への依存度が高くなるのは致し方ないだろう。握手とサイン会を終えて、すごく「おつかれさま」と言いたい気持ち(言ったんだけどね)が高まってしまった。こういう仕事は、体との戦いなのだから、こういう犠牲はつきものなのだが、何より多くのオーディエンスがアルバムを購入した事実を、当人らはとても喜んでいるだろう。ライブ自体は無料だった。なのに、自分らのためにお金を出してくれた、これはすごい進歩なのだ。
中ノ森BANDのみなさん、本当におつかれさまでした。来年の全国ツアーでは、さらなる感動を待っています。