日記

福岡上陸

福岡へ。羽田空港で弁当を食べ、ラウンジで時間をつぶしてから、飛行機に搭乗。先日の岡山行きの際とは、窓からの景色に大きな違いが。雲がいっぱいで、下が真っ白なのだ。ただ、雲と空との境目のぼやけた感じがよかった。着陸が近づくと、響灘および玄界灘が下に見える。そして、2001年7月15日に上陸した志賀島と、海の中道が見えてくる。地形でわかる。福岡に来たんだという実感がする。ほどなく、福岡空港に着陸。

前原

で、きょうは何年ぶりかにワイワイカードを使う。福岡空港駅から筑前前原駅まで、いわゆる乗り鉄を行う。姪浜より確か1駅か2駅先までは、5年前に行ったことがあったが、今回は前原市に初上陸したい。で、福岡市を出るまでが結構長い。海の景色が見えたこともあったけど、案外続かず。天気もあまりよくなく、筑前前原駅では、結構どんより。そして何よりも、寒い。車内では、若い人も方言をしゃべっている。「○○ばい〜」ってな感じ。地域のアイデンティティだ。

初のカプセルホテル1

天神に確保した宿、初めてのカプセルホテルなのだが、別に好きで選んだわけでない。ここしかなかったのだ。宿にはまず下駄箱。そして、チェックインのときに下駄場の鍵を差し出す。チェックイン後はどこに行くべきかわかりにくかったが、カプセルには鍵はかからないので荷物をロッカールームに置かねばならないとのこと。
ガウンを着させられるのと、荷物をロッカーに置かされるのが不便。しかし、そのガウンとやらは、見あたらない。タオルしかない。あたりを探った結果、まず裸族になってそのまま目の前のローフーに入りヤガレ！ということに気づく。もっとも今回は、すぐに外出するので、一部の荷物をロッカーにしまうだけですませる。

もつ鍋

天神のもつ鍋屋「楽天地」に、18時ちょっと前くらいに到着。店のWebに書かれてたとおり、珈琲屋を目当てにすること。名前は忘れたが、1.5人前の肉に半丁の豆腐に食べ放題のチャンポン麺のコースが、1900円だったので、これにする。「生中」も。予約はしていなかったが、10分くらい待った結果入れた。だが、18時を過ぎるとものすごい人が並び始めたので、複数人で来るのであれば必ず早めの予約を、1人であっても18時を過ぎるのであれば早めの予約をすべきだ。火がついてから十分煮えるまで時間がかかったが、店員さんが「もういいですよ」と教えてくれた。肉はスーパーで普通に売ってるものよりもはるかにいいもので、臭みがないし、食べやすい。食べ放題のちゃんぽんは2玉を消費した。ちゃんぽんを入れてもらう時点で汁がかなり減っていたが、水とかスープとかも入れてくれるので心配無用。結果、お腹いっぱい。時間としては1時間20分くらい。ごちそうさまでした。

初のカプセルホテル2

折りたたみの傘をさすべきか微妙な雨の中、天神地下街に急いで潜りこみ、宿に戻る。風呂にはサウナがある。ひげそりも歯ブラシも風呂場に用意されている。で、風呂を出たまではよかったが、そのあとトイレで、ガウンのポケットから華麗に携帯が落ち、ポチャン。ポケットのサイズも位置も微妙に中途半端だなぁと思ってはいたが、まさかこうなるとは。画面が光っているうちに電池を外す。そのあと紙で水分を吸ったり振ったりしまくる。10分くらいそんなことをしてから、おそるおそる電源を再投入すると、画面にしみがありつつも待ち受け画面まではいく。でも、どんどん暗くなっていく。やばい。また電池を外す。ああ、データのバックアップとかできるんだろうか。不安に思いつつも、慌ててはいけない。ロッカーの中につり下げておく。こうなるとわかっていたら、ネックストラップを持っていったところなのだが、初めてのスタイルの宿ではあらゆるトラブルに備えた危機管理が必要ということか。それにしても、この個室の微妙なたばこ臭さ、狭さ、ガウンの作り、違和感ありまくり。

で、ガウンを着させられるということは、気軽な外出がしづらいということ。飲食物の持ち込みも禁止とのことで、いわば軟禁状態。とはいえ、宿の中に設置されている飲料水の自販機は市価での販売。とはいえ、まともな水飲み場があるので、それを知らずに涙を飲む人も多そうだ。男女共用の食堂や休憩所も、やたらたばこ臭い。でも、こういう場所だからこそ、早めに寝よう。カプセルの中で、映りの微妙なテレビを見たりして寝る。