こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

出発

1泊2日の岡山の旅に出る。始発で羽田空港第1ターミナルに行くのも慣れてしまった。 到着後すぐにセキュリティチェックを受け、それから6時1分に営業開始したラウンジに入りクロワッサン2個を食べて新聞を読む。ん、冷蔵庫の中に牛乳はあるけど、同じ場所にあったコーヒーが見あたらない。ファミレスにあるような機械からでないとアイスコーヒーが飲めないのか。いまいちぬるくて、萎える。冷たいコーヒーと冷たい牛乳を混ぜて飲むのが楽しみだったのに。オレンジジュースも心なしかしゃびしゃびだ。こういうところは、正直、コストダウンしないでほしい。

空の旅

羽田空港を、これまでになくスムーズに離陸。横浜上空あたりを飛んでいるときに、窓越しに富士山の頭が見えたのだが、まだベルト着用サインがついていたため、デジカメでの撮影はNG。レンズ付きフィルムでもあればいいんだけどね。ベルト着用サインが消えると、すごくきれいな雲の模様に、何とも言えない碧い(あえて「青い」でなくこう書きたい)空。地平線ならぬ、「雲平線」から、碧いグラデーション。やがて、南アルプスの山だ。雲が山にかかった形で、うっすらと集落が見えたりする。小生は右側の窓際なので、奥には北アルプスも見えるという。しかしこれは、逆に富士山はもう見れないということだ。そのうち、だんだん開けてくる。もしかして、長野県から岐阜県に入ったか?川も見えてくる。この形を覚えておけば、あとで地図で照合して場所を特定できるかも、と思っているうちに、「キター!」という感じ。どう見ても、旧川島町(各務原市)としか思えない中州だ。ということはこの飛行機は、江南か一宮あたりの上空か。で、さっき開けたのは、やっぱし中津川あたりか。であれが長良川岐阜市で、ということは…揖斐川根尾川に挟まれた我が育ちのふるさともはっきりと!まさか、こんなに近くを通るなんて!家の近くに飛行場でもあって、路線ができれば、すぐに帰省できるな。で、家から車では1時間以上かかる琵琶湖も、あっという間に見えてくる。琵琶湖とうちが同じ視野に入るのは、飛行機でないとあり得ない景色だ。育った土地は、地形でわかるにせよ、そうでない土地はわからないわけで、ふたたび不思議な空の旅だ。で、ベルト着用サインが再び点灯するまでの間、かなりの写真を撮影した気がする。ふるさとの航空写真は、かなりいいネタとして使えそうだし。ある意味本日最高のクライマックスだったかもしれない。

尾道

で、岡山空港到着後、ほとんどの人は岡山駅方面行きのバスに乗るのだが、小生は福山行きのバスに乗車。乗客は小生を含め3人、がらがらだ。福山の人が、広島県だからという理由で、同じような距離である岡山空港を避けてもっぱら広島空港を使うとは思えない。特に、対東京の場合。需要は絶対はあるはずだ。何かの間違いを見ているようだが、バスは走る。県境越えのあたりで眠ってしまっていたようだが、無事福山駅に着く。駅前の金券屋をチェックするが、とりあえず使えそうなきっぷはない。みどりの券売機尾道行きの乗車券を買う。旧式の電車で、尾道へ。東尾道まではごく平凡な車窓だったが、そこから尾道駅の間、風光明媚な景色が現れた。下車し、景色とか船とかの写真をいっぱい撮る。海沿いを歩く。いい風、いい潮の香りだ。商店街を歩く。商店街は、人は多くないが、すごく明るくて元気があるように見える。一部、シャッターが閉まっている店もあったが、ほとんどの店はいきいきしている。金券屋もあった。岡山行きのJRの回数券が1200円で売っていたので、現金即決。駅前のビルは立派だ。きれいなホール、きれいな商店、きれいな飲食店。造船業や観光業のおかげで、町全体が豊かなんだろうか。このビルにある尾道ラーメンの店で、手作りハンバーグつきの日替わり定食をオーダー。なかなか、安心して食べられる、いい味だ。こういうまじめで素直なラーメン、すごくほっとする。

岡山への車中

尾道にはワンセグの電波はまともに来ていないようだ。かろうじてOHKの電波を捕まえたり、JOKB-DTVの電波を捕まえたり。広島の局の地デジの電波はまだ来ていない。JRで岡山に向かう車中、金光あたりで岡山の局(本放送は12月なので、まだ試験放送中。)がすべて受信できるようになった。まだ、親局しか開局していないのだろう。ちゃんと、2011年7月24日までに、まんべんなく開局するのだろうか。

岡山市

JR岡山駅到着後、明日に備え、バス乗り場とかをチェック。そのあと、岡電岡山駅前駅に移動し、清輝橋行き電車に乗る。PiTaPa対応の改札機が、運賃箱についている。PiTaPaのシステムでは、ICOCAが使えるわけだが、西瓜が使えないのが惜しい。あっという間に清輝橋だ。現金確か140円を払って下車。付近を散策。ゆっこはこのあたりで青春時代を過ごしたのだなぁと思うと、感慨。中学時代はバスケをしてたそうだが、いつから音楽をやるようになったんだろうとか。でも、いちファンである小生が悩んだってしょうがない。宿に行こう。中央郵便局まで歩けば、電車代が100円に節約できるので、ウォーキング開始。近くとは言わないが、現実的に歩ける距離である。しかし、中央郵便局のあたりまで来ると、宿までは電車で行くのがもったいないくらいに歩いていける距離なので、そのまま歩く。15時半過ぎ、チェックインする。なかなか居心地のいい部屋だ。液晶テレビもあるな。BSデジタルは受信できるけど、地デジ対応は12月とのこと。いや、本放送が12月だってことは知ってるよ。試験放送でもいいから見たいんだよと思いつつ、テレビをいじるが、地デジの電波は受信できず。どうやら、共聴システムが、直接地上波のUHFアンテナの電波を通していない模様。眠いな、ここで仮眠しよう、ということで、16時半過ぎに横になる。起きてから、街に繰り出そう。

大失敗!

で、起きたら22時半!6時間も仮眠してしまったのか。今朝起きたのが未明の3時50分とはいえ、いかに普段ストレスがたまってるかということか。外に出るが、路面電車は21時台までしかなく、歩いて繰り出す。しかし、ひとりで入れそうな店はなかなか見つからず、結局九州ラーメンの某風堂へ。岡山に行って九州ラーメン某風堂なんてせつなすぎ。うまいビールが飲めたけどね。替え玉なんて食べてしまうから、腹にたまる。結局、夜の岡山は、思ったより賑わってるね。地場の店が多い。連れがいれば困らないだろう。団体客が目立ったし。 ある意味、夜が早い名古屋より楽しい街かもしれない。結局、初日の最大の収穫はやっぱり航空写真だったのかも。明朝からが正念場だ。