こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

久しぶりのとある先輩と、飲み行為。いろいろ話をしてて、企業人と学者とは、求められるものがかなり違うなぁと感じた。大学が、教員として採用する学者に、何を求めているかということ。小生らの母校は、昔でも今でも研究実績である。小生の在学中に「研究者を育成する大学」という方針を打ち立てて以来、変わっていない。しかし最近は、先生としてきちんとわかる授業ができることを求めるところもあるそうだ。セーガクを大事にする私立大学には、こちらの傾向があるとのこと。すごく、いまのセーガクは恵まれているなぁと感じると同時に、逆にいまの我々が自分らに合った仕事にありつくことはとても難しいと感じる。博士の学位を取ってしまうほど、進路が狭められてしまうのが現実である。で、その先輩も、母校で不安定な身分の研究員でいる現状を打破し、「授業」を重んじる大学の講師への道を目指しているとのこと。

その先輩には、小生の考えがすっかりサラリーマン化してることが感じとれたようだが、では自分はこっちの進路に来て正解だったのかどうか、それは、わからない。ただ、大事なことは、自分が今置かれている立場をよく理解し、世間に求められた仕事をしていくことでなかろうか。今乗っているレールを、ただなんとなく歩いていくのでなく、その列車の中の景色がいい席に座り直したり、何かの形で改善意見を言ったり、普通から快速に乗り換えたり、あるいは別の路線に乗り換えたり、なんかをしていかなくてはいけないのだな。主役は自分である。でもそれは、自分勝手にやろうという意味でない。どうすれば自分が世間にベストに貢献できるのか、それは、1人1人違う。人気のある「路線」とか、有名な鉄道会社の「路線」とは限らない。自分の目で、探そう。