日記

旅立ち

テルホでの朝食は、昨日選んでおいた和食。食堂は静かだ。このテルホにはもっとメロンヲタが泊まっているはずだが、走り屋氏と同様、もっとゆっくりと動くのだろう。そのあと、道内民放TVで唯一ローカル番組を放送していたSTVでお天気情報収集。午前中は札幌ににわか雨が降るのか。JRの琴似駅からエアポート快速に乗るのだが、札幌駅までは普通電車ということになっているようで、エアポート鈍足というべきか。駅への入線もかなりゆっくりだし。札幌までは乗客が多かったが、札幌でがらがらになる。千歳市に入ったあたりで寝落ちしたようで、気がつけば　あなた、でなく、気がつけば空港だ。航空券購入カウンタで、航空券を受け取る。早めの便に空席があるようで、特典航空券の00氏は変更したくなったようだが、小生のバースデイ割引の航空券は、変更できない。4階のラウンジにてまったり。結構広いのね。たまたま読んだ道新の34面に、どっかで見たような人の全面広告が。「安倍なつみ　ミルクランド北海道応援団員　歌手。」と。北海道の牛乳の消費状況が、いかに悲惨かはわかっていたが、なっちがこういうキャンペーンに駆り出されたことは、某有名サイトにもすっぱ抜かれてなかったような。

で、みやげを購入し、搭乗する。メロンヲタたちの姿も、メロン記念日やジャーマネ（ひらの氏）らしき人の姿も、結局見なかった。クラスJの座席、昨日のより小さいな。前の椅子の下に、昨日は荷物が置けたのに、今日は置けない。この便は、00氏がきのう乗った便（の今日のスジ）の折り返しのようで、機内で上映されていた某公共放送のニュースは、大阪で録画されたものだった。りんごジュースやコーヒーを飲む。メロンヲタの姿がないのは、JALやANAのマイル獲得より1000円でも安いADOやSKYの便を選ぶ習性があるからだろうか。機内で弁当。羽田到着は、やや巻いたような気がする。ここで、平日なら京急となるところ、土日は東京モノレール経由山手線内任意のJR駅まで500円で行けるので、ひさびさにモノレールに乗車。渋谷経由で、次の会場へ。

AX前にて・入場

会場のSHIBUYA-AXに着くと、某館長氏（自称：かよっこFC会長）の姿が。氏が最近見に行ったとあるバンドの現場に、小生を知る中ノ森BANDヲタがいたとのこと。だれのことかは、察しがついた。世間は、狭い。グッズとしてTシャツを買うが、リストバンドと写真も強制的についてくる。某ベリヲタ氏もやってくる。さて、コインロッカー。小生の荷物が入りそうなのは400円かかる。しかし、入れようと思った矢先、小銭がないことに気づく。自販機も、釣り銭が切れているものばかりだ。やっとこさ小銭を確保したところで、ベリヲタ氏が、奥の300円のはまだかなり余裕があるので、そっちに入れたほうがいいという。しかし、実際見ると、小生の荷物は入らないように見えた。慌てて400円のロッカーに行ったところ、最後の1つが取られた瞬間であった。そのときは、ベリヲタ氏を恨めしく思った。しかし、だめもとで300円のほうにトライすると、なんとか入ってしまう。みやげの白い恋人達18人が崩壊しないか心配だが…。どのみち、小銭は、早いうちに用意せねば。
500番に限りなく近い400番台の整理番号で入場。本来、00氏が連番者だが、これくらいの番号だと、ゆっくり入ってまったり見ようという割り切りか、もしくはあとから突っ込もうという割り切りがあったのだろう。音源は終演後買おう。下手側前から4列目くらいを確保。カメラが入っている。WOWOWのロゴが見えるのもあるが、別のカメラはその位置を目張ってある。カメラや中継車をWOWOWから借りただけで、別にWOWOWでOAするわけではないかもしれない。200番台の整理番号のベリヲタ氏が、3 mくらい上手側（センター側）にいるが、そこには整理番号相当の壁がある。

ライブ開始

ここから先は、タイトルが微妙に異なる10月の札幌公演のネタバレになる可能性もあるので、行かれる予定の読者はご注意願いたい。アンコール含めて100分くらい。時間的には物足りない気がするが、太陽とシスコムーンだったかT&Cボンバーの1曲を除けば、現行のカントリー娘。のメンバに「全く関係のないハロプロ楽曲のカヴァー」がなかったように記憶している。ハロプロ系のコンサートではこれまで安易なハロプロ内カヴァーがよくあったので、ほっとした。ついたてでオケピットが見切れていたのに、開演前気づいていたが、おいしい生演奏もあった。ギター、キーボード、パーカッションの3人の編成で、ギターの人がアレンジャーとのことだったが、キーボードの人があの澤近泰輔さんというのがかなりの驚き。もしかして、ハロプロ系コンサート史上最高のバックミュージシャンじゃないっすか？5000円で100分は高いとは思うが、きのうのメロンで疲れている体にはむしろありがたかった。もし疲れていなかったとしても、生演奏がもっと多ければ、満足していたと思う。もちろん、カントリー娘。の3人のクォリティも高かった。歌手に対してこう言うのは失礼かもしれないが、歌が安心して聴ける。ダンスも楽しいし、ステージを上手下手に移動し、楽しませてくれる。みうなの天然ぶりも炸裂。客が「鯉」のように見えるなんてあんたにしか言えないよ。まいまいのツッコミもしっかりと。このあたりのステージングに思う。カントリー娘。は、だてにこれまで下積みをしてきたのではないのだなぁと。今まで、ほとんどのコンサート出演が、ほかのハロプロメンバの公演のゲスト。あさみに至っては、メジャーデビュー前から数えると、6年くらい干されていたわけだ。メロン記念日ですら、デビューから3年弱で単独ライブをやっている。今までほとんど単独のステージがなかったことが、不思議なくらいだ。もちろん、メンバの変遷もあったり、特にオリジナルメンバのりんねがいなくなったりして、コンサートが企画しにくかった事情があったのはわかっている。でも、みうなが入って、3年くらいになる。カントリー娘。の中どころか、すべてのアイドルの中でりんねがいち推しだったことがあった小生としては、りんねがいた当時の楽曲がりんね抜きで歌われるのを、つらくて見ていられない時期もあったが、小生を含む多くのファンから、そういった呪縛がちょうど消える時期が、この今だったのかとも思う。アレンジの違いもさることながら、今のカントリー娘。のパフォーマンスをひとつの確立された芸能として、ようやく見れるようになった気がする。しかし、カントリー娘。は、これに満足してはいけない。「半農半芸」にかわってフットサルで活動しているが、現状フットサルは芸能活動の一環になっている面があるわけで、やっぱし半なんとか半芸、といえるのが欲しい。
客席の様相は、メロン記念日と比べると、楽だった。でも、それは、劣っているということではなく、パフォーマンスをしっかりと見ることができるということである。ある意味、メロン記念日よりも、濃いものが見られたとも言える。

終演後

ベリヲタ氏と、タワレコ渋谷店へ。夜の部にも参戦する氏は中ノ森BANDの円盤を購入したところで別れる。小生はおととい購入済みであって、すでに手元にある抽選券で抽選。最下位のステッカーが当たる。00氏なども来るので、フリーペーパーのJUNGLE★LIFEが隠されている場所を教える。で、ここで小生は撤収。TSUTATAでは自社発行のフリーペーパーであるVAより、JUNGLE★LIFEのほうが先に見つかってしまった。摩訶不思議。で、帰宅後、洗濯ものをセンタッキに投入したりで、旅の後始末。
あと、カントリー娘。の音源は買わず。現地での購入特典が終演後品切れになってたので。