こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

SIMロック外しは罪なのか?

警視庁、SIMロック解除のボーダフォン端末販売業者を逮捕

これが「商標法違反」であれば、自分でカーステを交換したりしたトヨタカローラを転売するときはトヨタとかカローラのバッジを外さないと商標法違反なんでしょうか。これだけだとこじつけ逮捕としか思えません。

不正競争防止法、これこそ、オペレータ(今回だとボーダフォン)のご都合を通すための重要な鍵なのでしょうか。IMEI書き換えならともかくSIMロック外しは電波法や電気通信事業法には触れないはずです。でも、オペレータから見れば目の上のたんこぶです。でも、これを取り締まるための適当な法律はほかにありません。だったら見逃せばいいものを、「犯罪」と見なしてしまったのは非常に意外です。それだけ、「不正競争防止法」とはすごい法律なのでしょうか。

もし、SIMロックが外された移動機が他のオペレータで使われれば、ボーダフォン的には痛いですが、ボーダフォン網で使われれば、痛くもかゆくもないことになります。絶対にボーダフォン網でしか使わないつもりの人はわざわざSIMロック解除を求めないはずですが、今後の可能性を考えて求める人はいると思います。なのに、これからどうやって「被害」を立件しようとしてるのでしょうか。なんか、大企業のご都合を通すための、「圧力」をかけるための逮捕としか思えないんですが。

だれもが、身の回りの法律をああにもこうにも解釈されて、ある日突然警察につかまってしまうような、怖い国になってしまいそうです。だったら、警察は、変なエレベータとかプールとか湯沸かし器を作るような業者をいっそのこと殺人罪でばんばん取り締まるべきでしょう。