日記

池袋にある、初めてのハコだ。建物自体は新築じゃないかもしれないが、ライブハウスとしては新規開業したばかりらしい。もっとも、Webが随所工事中で、しかもバリバリFlashというのは、ずいぶん勘違いしてると思う。場所の情報もこのハコ自前発信のものとザ☆ボンのメールマガジン発行のものと交錯していたが、ハコ自前発信の情報が正しいことが、到着後すぐ判明。表から見るとガラス張りという、ライブハウスに似つかわしくない外観の、そのガラス越しに、ザ☆ボンの物販スペースがあったからだ。しばらくガラス張りのロビーで涼んでいると、必死系の某氏がやってきた。下手あたりで見始める。

7117

ナナイチミラーと読む。ヴォーカルとサックスの、女性2人組。ほかの楽器は打ち込みだが、逆に言えばサックスの音をとにかく聴かせるんだというコンセプトを持っていることになる。結成されてから月日もたっていないようで、ヴォーカルに荒削り感が見られるが、そのユニークなコンセプトはおもしろそうでないか。

姫パラダイス

過去に1回見たことがあるのだが、いつ見たかという記録が出てこない。たぶん4月に原宿で見たのだと思うが。そのとき単なるお姫様衣装のトーシロ集団という印象しかなかったが、今回は音楽的な安定感が増し、世界観も出てきたように思う。打ち込み音源も使用してるんだけど、サウンドの幅をうまく広げていると思う。見かけだけで判断されてしまいがちな系統に見えるが、アレンジへのこだわりを意識して聴くとおもしろいと思う。目当ての客がいちばん多かったようで、会場の最前部がひとつになる。

ザ☆ボン

今回の目当て。最前に陣取ったところ、見知らぬヲタから声をかけられた。また、近いうちに会うだろう。今回、演奏も選曲も、申し分なかったと思う。「うそっぱちの恋」でしみじみとした気分になるのがいい。ただ、ここで最前を陣取ると、PAとの位置関係上、ヴォーカルが聴きづらくなってしまう。りんごの叩く太鼓の音だけがすこーんと聞こえた感じ。りんごの持ち込み？スネアが、ザ☆ボンらしいサウンドを作ってるね。それに、安心して聴ける。やっぱり、実力は申し分ないな。りえがずんずん迫ってくるので、後ろの人に見えるよう身をすくめるのはいつものパターン。

STONE DAVIS

女性ヴォーカリストと男性楽器メンバの編成。ハードロック系統で、いちばん貫禄があったが、いかにも目当ての客というようながっついたオーディエンスがいなかった。控えめなのか？

終演後は、ザ☆ボンのステッカーを購入。バッジのガチャガチャは、かなりレアだというものを当てる。アンケートはかよっこに渡す。ベースのまいこと握手するが、思ったほど指の皮が厚くない。ピックを使っていないわりには、右手の指もすべすべしている。1度大阪で見てみたいけど平日じゃねぇ…と言ったところ、「有給休暇を取って…」とまいこが言う。うぅぅ、ヲタリーマン的には平日の遠征はつらいのよ。他のバンドの方々にもアンケートを渡したりして、感想を言う。

必死氏とどんぶり屋で打ち上げし、帰宅。