日記 - こちらは職人、ただいま交信中！

会場へ

折りたたみの傘をさそうかさすまいか、迷ったが、結局渋谷に出てからさすことに。腹ごしらえをしたあと原宿まで歩き、そして会場へ。ロビーはかなり人が多い。アーティストなのかスタッフなのか、一般客なのか、区別できない人の群れ。

Hi-KAru

ギャルっぽい見てくれで、ギターを抱えかなーりパワフルな歌。演奏の方々はみんなバックバンド扱いらしい。現役女子高生である本人はもとよりバックの方々もなかなかいい演奏で、かなり恵まれた女子高生だなぁとうらやましく感じた。結構、同年代っぽいファンが多かった模様。

青木らすか

名前を見て、平塚の駅ビルを思い浮かべたのは小生だけではあるまい。で、ご本人は見てくれは裸足であること含めて一青っちそのもの。でも、曲調は癒し系専門。ご本人の動きもユニークだけど、パーカションの人の動きをいちばん観察したかも。

WHiTE

1年2か月ぶり(id:shocknin:20050530#p1)くらいに見た。ベース、ヴォーカル＆ギター、ギターの3人組で、ドラムはサポートだということは今日初めて知った。衝撃の活動休止発表をしたけど、復帰に向けた思いは強いように思えた。演奏ミスが見られたりはしたが、ツインギターの鳴りにとっても味があっていい感じで、それがまさにWHiTEの「顔」に思えた。静かに復帰を待ち望んでみたいと思う。

Super Girl' juice

妖しさ満点のバンド。目当ての客がいちばん多かったように思う。ギターがいろんな鳴り方をしてるところにもレベルの高さを感じたけど、ベースラインもちゃんと聴いてみるとおもろい。小生のツボをおさえたところを弾いていると思う。MCはTVショッピング風グッズ紹介。バンドには、何かくせがあると、何かとおもろい。

I-lulu

ヴォーカルの女性と、ギターの男性の2人組で、あとはサポート。沖縄っぽいサウンドが特徴で、ギターの音の表情もなかなか。ただ、最前にいたせいか、PAから出てくるヴォーカルがどうも耳に入ってこないというか、メロディを追えていないように聞こえた。別のいい場所で聴けば、評価が変わるかも。

はじめになんと、PV上映。このPVが、リアルにPVだ。ちゃんと、ロケした映像なのである。ゲリラ撮影とかじゃなくて、ちゃんとお金をかけたものである。この映像を見て、初めて「メジャーデビュー」を実感した気がする。ただ、メンバが車を運転をする映像は既に見たことがあったわけで、そういう意味では彼女らに似合っていて、しっくり来る映像である。そして、いつもの入場音楽が鳴らずにライブ開始。5人目のメンバ、いやスタッフが、下手の袖から何やらにらみを利かせているのはかなり違和感あり。撮禁徹底などが任務だったようで、まるで、お巡りさんとすれ違うとき悪いことしてないのに緊張してしまうのと同じような感じだ。こういう係はザ☆ボンの現場には似合わないと思う。演奏中、前のほうにいれば、自然に踊ってしまうわけで。一方、公式カメラマンは多い。メジャーデビューが近いことを象徴するようなイキフンだ。メモリアルDVDなるDVDを見て、ひとつひとつのステージ、それぞれが、ほかとは違うユニークな存在であり、それぞれがかけがえのない財産だと思った。メンバが変わったことも、歴史である。しかし、メジャーの音楽業界は、何が起こるかわからないわけで、9月6日を迎えるとそうした歴史がもしかしたら、そういうお巡りさんみたいな感じの人によって「なかったことにされる」んじゃないかとか、いろいろ思い詰めてしまった。しかし、りえはいつものようにどんどん迫ってくる。まいこのベースには、その鮮やかさと濃さを、改めて感じさせられる。りんごは、夏にふさわしい弾（はじ）けた演奏を、笑顔でやってのける。かよっこは、その独特の音色のキーボードで、バンドの持ち味である温かいサウンドを形作っている。演奏を聴いて、踊っているうちに、悩んでいるのは自分だけのように思えてきた。そして、今日はいつもにまして、踊ることより聴くことに集中してしまった。「サニードライブ」、いい曲だ。ラストナンバーの「ガールフレンド」のイントロをかよっこが奏でたそのとき、終演後メンバに言おうとしていた「感想」が消えてなくなってしまった。たかが5回目の参戦なのに、この「最終日」という名のある意味デビュー記念イベントに、胸がいっぱいになってしまったのである。今日は、夏にふさわしいいい演奏だったと思う。対バンの各バンドを含め、1組1組が際だった個性の持ち主で、演奏の傾向が全然違うことがわかって、楽しかった。

終演後

Super Girl' juiceのアンケート回答特典のCDは品切れ。ここは各出演者の出番が終わった時点でその出演者の物販が始まるシステムなのでしゃーない。
ザ☆ボンには、今日の感想としては、胸がいっぱいでいまは普通には感想が言えない、そして、メジャーの道を行くにあたって、自分たちが失いたくないと思ったものは失わないでほしいと、抽象的なことを言うにとどまった。キーホルダーがあることに気づかずアンケートにキーホルダーが欲しいと書いたことがあったので、キーホルダーを購入。あとは、まいこに（まいこ作曲の）「うそっぱちの恋」*1がザ☆ボンのコンセプトにいちばんかなっていて好きな曲だということを伝えようとして、そのタイトルが出てこなくなって、ご当人の前で歌って助けられて。かよっこには、上に記したようなDVDの感想を、やはり緊張して話して、そして連れの必死系の某氏に混じって先日の周南遠征時のエピソードを話した。（かよっこは山口県人。）恒例のガシャポンも。りえとりんごとは今までいくらか話せたので、バランスをとる意味では、今日まいことかよっこと話せてよかったかな。ただ、9月9日、ここでの単独ライブ開催の旨が公表されたのだが、行けるのだろうか…。
WHiTEには、今後に期待する旨伝えた。CDには忌まわしい知恵の輪マークがあったためあえてスルーしたが、バッジは買おうと思って買いそびれてしまった。
会場をあとにし、某ラーメン店で必死氏と打ち上げ。なぜ9月に夏の曲を出すのだろうと話したり。

*1:当日はやってない曲だが。