こちらは職人、ただいま交信中!

いきていく物語です。

気が向いたときに、思ってることを書いていきます。
相互に「交信」をする場です。コメントおよびトラックバック歓迎です。
主に鉄道と飛行機を利用する旅人です。
2008年にoneworld Sapphire、2016年にStar Alliance Goldのステイタスを取得。これらを有効に活用した空の旅についても発信していきます。
日本国内の無線従事者資格や、関連資格の多くを取得しており、その受験記も蓄積しています。
内容には誤りがないよう努めますが、誤りがないことの保証はいたしかねます。

日記

今度開催するとある宴会の前哨戦として、数人で飲みに行き、カラオケ。飲んだ店は今の分社に異動してから「飲み」で行くのは初めて(その異動の際の送別会以来か)だったけど、居心地のいい店のまま。だからこそ、大手との競争に敗れずにいれるのだなぁ。

カラオケは、自分も連れもとにかくすごい。普段見せない真実があるのだなぁ。ひさかたぶりなので、高音がつらかったが、いいリハビリにはなった。年齢詐称とか言われまくったが、どうも、今の曲が歌えないのである。知ってるようで知らないのだ。サビは歌えても、その他の部分があやふや。とかいって、ぁゃゃの最新シングル「砂を噛むように…NAMIDA」を歌っても、わかる人間がいない。この曲自体プロの歌手が聴かせるためのものであり、決してカラオケ向けじゃないところはあるかもしれない。が、「国民的アイドル」の部類に属しており、パチンコ台になることとか髪を切ったことが非ヲタな市民に知られているぁゃゃでさえ、最新曲は知られていないのだ。う〜ん、ぁゃゃの曲をやるなら、踊りが発揮できるものにすべきか。もっとも、自分のおはこをブラッシュアップすることが第一だが。

で、帰宅する。2か月くらい遅れてSUGO6から封筒が来ているが、いやな予感は当たった。中身は、もはや会報ではなかった。

Buzyを応援してくださった皆様へ
いつもBuzyをご支援いただきましてありがとうございます。
この度、Buzyを応援してくださった皆様へ大切なお知らせがございます。

奈央、麻由美、真央、ユリサ、侑美、幸子の6人はBuzyとして結成から4年、メジャーデビューから2年、
皆様に支えられ、歌、ダンス、ライブを中心とし、様々な活動をして参りましたが、
この度、メンバーひとりひとりがそれぞれ新たな道を歩むことになりました。
6人がアーティストとして、そしてひとりの人間として次のステップに進む為に、
何度も何度も話し合ってこの答えを出しました。
この4年間、Buzyの活動を通してファンの皆様から頂いたたくさんの宝物を胸に6人は新しい道を歩いて行きます。

それに伴い、ファンクラブ『SUGO6』もこのお知らせを持って終了とさせて頂きます。
これまでBuzyおよび『SUGO6』をいちばんに支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後ともメンバーのそれぞれの活動にご期待ください。

ということで、「2006年6月末日」付けでの、「解散」という言葉のない解散の知らせ(下に続くメッセージでも、「グループが終わる」のような言い方になっている。)である…。その下に、ファンクラブの事務的なことと、各メンバの筆跡によるメッセージが続く。そのメッセージによれば、奈央と麻由美以外の4人は「またお会いしましょう」という趣旨の言葉があるので、芸能活動などを続けていく意志があるように見える。でも、奈央と麻由美の将来は明言されていない。

今のところ、Buzyを知るのが遅すぎたとか、そんな後悔はしていない。が、麻由美が書いているように、ライブ会場でのBuzyとの再会は、かなわなかった。それこそ、いちばんの無念である。何度も何度も、何を話しあったのだろう。せめて、何かイベントはないのか。アルバムは、1月の25日に出た。しかし、公式Webは、2月23日以来更新されていない。仕事が来なかったのか、それとも仕事を入れず「解散」の準備に入ったのかは、知る由もない。そして、ここに至るきっかけが、CDのセールスの数字のせいなのかどうかも、知る由もない。ただ、最後のシングルとなった「パシオン」と、最初で最後のアルバムを出した際のBuzyの活動が、Buzyらしいものだったかと言われると、そうとは言い難い。テレビでは、なんで踊らなかった(id:shocknin:20051111#p1)のか。なんで、横浜のイベント(id:shocknin:20051113#p1)以外、レコ発イベントをせんかったのか。Buzyの醍醐味は歌とダンスをライブで披露することであり、デビュー前の活動拠点だった「亀戸」を巣立った時点で、それを超えることを当然期待されたわけである。なので、本人たちの動きを「封印」したようなPVやジャケ写は、今から考えてみれば、「ギャンブルに負けた」と言わざるを得ない。何がBuzyをこんなにしてしまったのか。「メジャー」の音楽シーンの厳しさもあるだろうが、空回りな施策により、新たなファンを増やせなかったのではなかろうか。

以前も書いた気がするが、現代のメジャーな音楽シーンというのは、一部の「勝ち組」だけで成り立っているところがある。メロン記念日も、特殊なルートでCDを出すようになるくらいだ。その一部の「勝ち組」の曲すら、我々がすらすら歌えるのがどれだけあって、そしてそれをどれだけわかってくれる人がいるだろうか。本当の意味で、「国民的」なヒット曲は、社会的に生まれにくいかもしれない。ファンを増やす努力は大事だが、それをこつこつしつつ、「ファン予備軍」から、ヲタクラスのファンに、もっと報いる施策も必要だと思う。でないと、音楽業界で「埋もれた」まま、終わってしまうだろう。上述の、大手に破れずにいる居酒屋は、個性を持ちつつ居心地のよさときめ細やかな楽しさを持ち合わせている。こういうところから学んではどうだろう。そして、自分の愛するアーティストが、「愛されるアーティスト」になるためには、何をしてあげればいいのだろう。悶々と悩む夜だった。