日記

行きのシータクの中、なんで最近痛ましい事件が多いんだろねと、運転士と会話。どこがどう間違って、今日（こんにち）の日本社会ができあがったのだろうか。ゆうべのしめの会と同じ親分らしき人による、朝会がある。いかにもガテン系現場といった感じだ。で、ここは、某スタジアムの名前にもなっている派遣の会社や、某フットサル番組のスポンサーになっているアルバイト仲介会社からの作業員が主役なわけだが、いろいろな人たちがそれぞれの事情を持ってここに来ていることがわかる。早朝から夜遅くまでの労働。あっという間に終わる休憩時間。同じ県内とはいえ、かなり遠くからの人もいて、派遣の会社がチャーターする車で高速道路で通っていて、睡眠時間もほんと少ないようだ。でも、それは、本来の仕事ができなかったり、あるいはかなえたい夢があったり、ともかくここに来る理由があるからここに来ているのだ。派遣とかフリーターとかニートとかとやかく安易に言う人が多いが、彼らを短絡的に叩くのは間違っている。社会がそうできているのだ。しかし、小生が他拠点であるにせよここの正社員として、それ以上に強く思ったことがある。不本意な事情でこれだけの人を動員することになった原因を作った人に、ここを見てほしい。そして、3日間でいいから、一緒に仕事をしてほしい。また逆に小生が、この原因を作った側を、見てみたいと思った。会社のものごとというのは、どうやって決まるのか。金をつぎ込むという判断は、どうなされるのか。どれだけ重大な決断をしたのか、地方工場での他人のできごとと思わず、自分のこととして考えてほしい。

今日の終了時刻はきのうよりはましだった。テルホでマッサージを頼む。かかとにくる。